動作が重くなった、挙動がおかしいなどの理由でChromeをアンインストールしようとしても、できない場合がまれにあります。この記事では、Chromeをアンインストールするとどうなるかや、できないときの対処方法ご紹介します。
Google Chrome(以下、Chrome)が重い、エラーが出たなどの原因でアンインストールしたい場合、正しいやり方でアンインストールをしないとPC本体の挙動がおかしくなる可能性があります。
WindowsとMac、またはAndroidとiOSではChromeのアンインストール方法が違い、アンインストールしたはずなのに削除できないという声もちらほら。
今回の記事では、それぞれの機種でChromeのアンインストール方法や、アンインストールできないときの対処方法、Chromeの再インストール方法をご紹介します。まずは、Chromeのアンインストール方法を4つにわけて解説しましょう。
Windowsのシステムは、Macと違って直感的に操作がしにくいですが、階層構造(フォルダ→ファイルのこと)を理解していれば管理しやすいのが特徴です。
Windows10では【設定】→【アプリ】から、Windows8、7、VistaではコントロールパネルからChromeをアンインストールすることになりますが、やり方は基本的には同じ操作です。
今回はWindows7を使ってChromeのアンインストールのやり方を解説します。
まずはChromeを終了しておき(画面右上の×ボタンを押す)、次にホーム画面右下の4色の旗のアイコン、【Windowsボタン】をクリックします。
表示されたメニューから画面右上の【コントロールパネル】をクリックします。
【コントロールパネル】が表示されたら、画面左下の【プログラムのアンインストール】をクリックします。
【コントロールパネルのホーム】画面が表示されました。Windowsにインストールされているプログラムの一覧が表示されているので、【Google Chrome】を右側のスクロールバーをドラッグして探します。基本的にはアルファベット順に並んでいます。
Chromeが見つかったら、ダブルクリック、または右クリックを押してメニューを表示し、その中から【アンインストール】クリックしてChromeの削除を実行します。
【Google Chromeをアンインストール】の画面が表示されました。①の【閲覧データを削除しますか?】の左側の□をクリックすると、ブックマークや履歴がすべて削除されます。
Googleアカウントを持っていてスマホなどが紐づいている、またはChromeを再インストールする予定がある場合はチェックを外したままにしておきましょう。
IEやFirefoxなど、別のブラウザをインストールしている方は【既定のブラウザを変更】で設定することができます。その後、画面下部の②【アンインストール】をクリックすればChromeの削除が始まり、自動的に完了します。
Macの場合は、Windowsよりも直感的な操作でChromeをアンインストールすることができます。Chromeが起動している場合画面下部(または左側)の【Dock】からChromeを選択し、右クリックから【終了】を選択しておきます。
次に、【Finder】を選択しアプリケーションの管理画面を開きます。管理画面が開いたら、画面左側中段の【アプリケーション】を選択して一覧を表示させ、【Google Chrome】を探します。Windowsと同じくアルファベット順で並んでいます。
Chromeが見つかったら、ゴミ箱までドラッグ→ドロップすることでChromeのアンインストールが完了します。
iPhone、iPadでは、Chromeのアンインストールが最も簡単です。Chromeのアイコンをしばらくタップしたままにしておき、左上に【×ボタン】が表示されたらそこをタップします。
閲覧履歴も削除する場合は続けて【削除】をタップすればChromeのアンインストールが完了します。
ほとんどのAndroid OS搭載スマホでは、初期出荷時にChromeがインストールされていて、端末から完全にアンインストールできなくなっています。この場合、アプリを無効に設定しておけば、一覧には表示されなくなります。
機種によっては若干の設定方法の違いがありますが基本的には同じです。
まずはアプリ一覧かホーム画面から【設定】をタップし、スクロールして【アプリ】を探します。【アプリ】が見つかったらタップしてメニューを開きます。
【全てのアプリケーション】の一覧が表示されたら、Chromeを探してタップします。アプリはアルファベット順に並んでいます。見つからなければ画面上部の検索ウインドウにChromeと入力すると見つけやすいでしょう。
【アプリ情報】の画面から、左上の【無効にする】をタップするとChromeの全ての機能が無効化され、アプリとして表示されなくなります。
しばらくChromeを使う予定のない方は、【アップデートのアンインストール】を選択することで、Chromeのデータサイズが軽くなります。スマホの動作を軽くしたい方は検討の余地があります。
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