Jw_cadの図面をPDFに変換する方法やPDFファイルの取り込み・編集方法を解説

Jw_cadでは図面の作成ができますが、PDFファイルに変換して専用ソフトがなくても閲覧できるようにしたいと考えることもあるでしょう。この記事ではJw_cadの図面をPDFに変換する他、そのPDF図面をJw_cadに取り込み・編集する方法も解説していきます。

目次

  1. 1Jw_cadの図面をPDFに変換する方法
  2. Jw_cadとは
  3. Jw_cadの図面をPDFに変換する方法
  4. CubePDFを使ってJw_cadの図面をPDFに変換する方法
  5. 手動でJw_cadの図面をPDFに変換する方法
  6. 最後に

Jw_cadの図面をPDFに変換する方法

建物の図面を作成するCADのソフトとして皆さんは何を使っているでしょうか? 有料のもの、無料のもの様々ありますが、CADソフトで作成した図面をPDFに出力したい、ということも少なくないかと思います。

Jw_cadとは

無料で利用できるCADソフトの1つにJw_cadというものがあり、ココではそれで作成した図面をPDFとして保存する方法を説明します。まずはJw_cadとは何かという点から簡単に確認しておきましょう。

Windows 7, 8, 10 上で動作する2次元汎用CAD

Jw_cadとは、Windows7、Windows8(8.1)、Windows10で動作する2次元汎用CADです。2次元の図面を作成することができるCADソフトで、無料で利用できるためJw_cadを使っているという人も少なくないかと思います。

無料とは思えない程には多機能で、図面に必要な一般的な部材データなどもあるため、初めて利用する人も使い方さえ分かれば比較的簡単に図面作成が可能なソフトです。

Jw_cad

PDF書き出し/変換機能がない

このJw_cadですが、JWC、JWW、DXF、SFC、P21の保存・読み込みができます。見て分かる通り、PDFファイルには対応していません。

PDFへの書き出し/変換機能が存在していないため、Jw_cad自体の機能でPDFとして書き出すことができないわけですね。とはいえ、Jw_cadからは絶対にPDF形式で保存する使い方ができない、というわけでもありません。

Jw_cad以外のソフトウェアなどを利用することでJw_cadから図面のPDF家をおこなうことができるためです。大きく分けてPDFとして変換する方法と、アナログ的な方法でPDF化する方法の2つに分かれます。

Jw_cadの図面をPDFに変換する方法

Jw_cadの図面をPDFのファイル形式に変換する場合、PDFとして仮想印刷する方法を取るのが最も簡単です。仮想印刷というのは、印刷する工程を利用するものの、実際に印刷するのではなくPDF形式に変換するというものです。

あくまで「仮想」ですので、PDFとして印刷する形をとっているというだけのもので、プリンタが必要というわけではありません。

CubePDFやPDF24 クリエイターなどのプリンタドライバをインストールして変換

利用しているWindowsパソコンがWindows10より前のOSの場合、CubePDFやPDF24 クリエイターなどのプリンタドライバソフトをインストールしてPDF形式への変換をおこなう必要があります。

CubePDFはPDF形式に変換することができる仮想プリンター形式のPDF変換・作成ソフトです。PDF24 クリエイターはPDFファイルへの変換の他、PDFファイルの編集などもおこなうことができます。

Windows10ならjw_cadの印刷オプションから仮想プリンターを利用して変換可能

なお、Windows10の場合はPDFの仮想プリンターがデフォルトで備わっています。Jw_cadの印刷オプションでプリンター名「Microsoft Print to PDF」を選択することで、PDFのファイル形式に変換してCADの保存をおこなうことが可能です。

CubePDFを使ってJw_cadの図面をPDFに変換する方法

Windows10を利用していない場合、サードパーティ製のPDF変換ソフトを利用して、Jw_cadのCAD図面をPDF形式に変換します。ここではCubePDFを利用してJw_cadの図面をPDFに変換する方法を説明します。

ダウンロード/インストール

まずはJw_cadでPDF変換ができるよう、CubePDFのダウンロード/インストールをおこないます。下記リンク先へアクセスしてください。

PDF 変換・作成ソフト CubePDF

「無料ダウンロード」をクリックして、CubePDFのインストーラーをダウンロードします。

ダウンロードしたCubePDFのインストーラーを起動しましょう。

使用許諾同意書の画面になるため「同意する」を選択しましょう。

「次へ」をクリックします。

関連するまとめ

関連するキーワード

この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

人気の記事

新着まとめ