VTuberの配信背景・サムネにおすすめのフリー素材サイトと作り方のコツを紹介

バーチャルYouTuber、略してVTuberでの活動をする場合、シンプルなものがいいと言っても、背景があまりに殺風景だと寂しいですし、やはり見ている人もがっかりすることも少なくありません。

VTuberの配信背景などは、自分で作れるのであればそれに越したことはないですが、なかなか自身で1から作るというのは難しいものです。

しかし、インターネット上で配布されているフリー素材などを組み合わせることで、自分なりの配信背景やサムネを作成することは可能です。

そんなVTuberの配信背景/サムネに利用する素材としてはどういったものがおすすめかというと、これが絶対におすすめというものはありませんので、次の点を意識しながら探してみてください。

そもそもVTuberはそれぞれに個性があります。そのキャラクターの設定に合ったものでないと違和感を禁じえません。画面からキャラクターが浮く、画面から背景が浮くなど、デザインによってはちぐはぐになってしまいます。

かっこいいものや可愛いものなど、使ってみたいものはあると思いますが、自身が気に入る素材の中で、自身のキャラクターに合っている素材を利用することで馴染みます。

うまく自分のキャラが引き立てば配信している側も配信していて安心しますし、応援してくれている人も違和感なく視聴することができます。

配信する内容も重要ですが、少し工夫すればそれだけ見てくれる人が増える可能性はないわけではありませんので、いろいろなフリー素材を探して、キャラクターなどと合わせながらどういった感じが良いかを模索していきましょう。

お金を払うことで自分だけの特別なバーチャル背景を作成してくれるサービスも有るため、お金を払っても、という場合はそういうものを利用してもいいでしょう。

しかしできるだけお金をかけたくない、という人も多く、可能であれば商用利用も可能なフリー素材を利用したいと考える人も多いです。

ここからはVTuberの配信背景/サムネに利用する際のおすすめ素材を配布しているフリー素材サイトの中で主だったものを紹介していくため、利用しやすいと感じたサイトを活用してください。

多くのVTuberが配信背景として利用しているのがOKUMONOというサイトです。OKUMONOというサイトはフリー素材の配布をしており、商用利用もOK、クレジット表記も必要なく、編集や加工もOKです。

用途別、色別、雰囲気別などタグ付けで分類されているため、素材の検索もしやすいのもこのサイトの魅力です。

背景素材以外にも飾りパーツの素材やフレーム素材、その他の配信素材などもフリー配布しているため、VTuberだけでなくその他の配信者にとっても嬉しい素材がたくさんあります。

サムネイルを加工するために利用することも可能なので、YouTubeの配信者でも活用している人が多いサイトです。

可愛いものやかっこいいもの、和風、ポップなど素材のデザインや雰囲気も色々ありますので、気に入った素材がきっと見つかります。

Pixivのサービスの1つであるBOOTH(ブース)でも、VTuberの背景用のフリー素材を配布している人がいます。デザインの雰囲気は作る人によって異なるため、BOOTH内で探してみることで自分のテーマに合うものが見つかることもあります。

なお、BOOTHにある素材はすべてがフリー素材というわけではありません。中には「支援」という形でお金を払うことで利用できる素材もあります。

前述したOKUMONOもBOOTHで有料素材を配布・販売していて、その中にもいろいろな背景セットなどが販売されています。有料のものは無料のものより手が込んでいることも多いです。

そのため、フリー素材でなくても利用したい、この人の素材はいつも利用しているから応援したい、など「支援」という形でお金を払っている人もいます。

無料ではないですので利用に関しては自由ですが、フリー素材の方と合わせて検討してみるのもよいでしょう。

その他にも、VTuberの背景用フリー素材などを配っているサイトを持っている人もいますし、Twitterで配布している人もいます。

背景などの素材を自身で作成している人はTwitterでVTuber向けフリー素材をまとめていることも多く、BOOTHで販売しているものやサイトで作成しているものをPRしてることも多いですので、Google検索で調べるより見つかるということも少なくありません。

前述したOKUMONOには思うようなものがなかった、BOOTHで検索してみてもいろいろあって探しにくいという場合はTwitterでも検索してみましょう。

自分でVTuberの配信背景/サムネを作りたい、という場合もあるでしょう。フリー配布されている背景では、かっこいい・可愛いと思われるものほど多くの人が利用しているということも少なくありません。

自分だけのデザインのVTuber用背景を作成するのであれば、次に紹介する作り方のコツを参考にしながら作成してみましょう。

VTuberでの背景というよりもサムネ(サムネイル)の作り方になりますが、その動画内で盛り上がったポイントやインパクトのあるシーンを選択して設定すると、多くの人の目を引きます。

シンプルすぎてもいけませんしごちゃつき過ぎてもいけませんので、その塩梅が難しいところですが、興味を引く内容にするためにも一度配信している内容の確認もしてみましょう。

動画内で利用している素材(配信内容に利用しているアイテムやVTuberのキャラクターなど)を切り抜いて組み合わせることで、YouTubeの動画のサムネイルとして活用できます。

表情や動作も少し大げさなくらいがサムネイルとしてはインパクトが強いため、サムネイルだけでも強調したい内容を伝える手段としても利用できます。

OKUMONOには合成できる飾りパーツの素材が様々ありますので、アイコン素材などを動画のサムネイルに利用してより目を引く内容にしてみましょう。

また、サムネイルに関しては背景も考えて配置することをおすすめします。文字を表示させていても、背景とどうかしていたり、下手に馴染みすぎていたりすると目を引きません。

テキストや合成する素材など、画面の色とのコントラストや色の濃淡などは意識して動画のサムネイルを作成してみましょう。

サムネイルだけでなく、動画配信中の背景も、VTuberのキャラクターが引き立つ背景にする必要があります。OKUMONOには背景素材にも様々なデザインや色があり、奥行きこそ無いものの素材としては使いやすいデザインのものが多いです。

シンプルなものもあるため、ごちゃついた画面になる背景は使いたくないような人も、シンプルなものにすることでVTuberのキャラクターが引き立つようにもなります。キャラクターと合わせて引き立つかどうかを画面で確認しながら選んでみましょう。