iTunesが開かないまたは起動しないケースはWindows10でもMacでも、よくあるトラブルです。場合によってはiTunesのアンインストールや再インストールが必要です。開かない、起動しないときの、Windows10とMacそれぞれの対処法をご紹介します。
iTunesがWindows10で開かないとき、Windows10のパソコン自体にエラーが発生しているケースもありますし、iTunesのアンインストールや再インストールが必要なこともあります。
iTunesが開かないことはよくあることなので、パソコン初心者の方でも正しい対処法をしれば焦ることはありません。
Windows10のパソコンを使っている場合の対処法は、パソコンの再起動、iTunesのアンインストールおよび再インストール、管理者アカウントでのログインなどです。
iTunesが開かないときに、Windows10のパソコンを使っている方が行うべき対処法を、一つずつご紹介していきます。
難しい操作はないので安心してください。
Windows10のパソコンを使っている方で、iTunesが開かないときにまず行うべき対処法はパソコンの再起動です。ひとまずWindows10を再起動させてください。
Windows10に限らず、iTunesが開かないなどのエラーが発生するときには、パソコンを再起動するだけで解消するケースも多いです。
決してWindows10のパソコンが壊れているわけではなく、iTunesなどアプリが開かないという多少の不具合はいつでも起こりえることなのです。
Windows10のパソコンを長時間起動させているときにも起こりますし、電源を入れた直後でも起こります。
いきなりiTunesをアンインストールして再インストールするのは手間ですし、Windows10のパソコンを再起動させることに損はありません。
再起動でもiTunesが開かないときには、iTunesを一度アンインストールしてから再インストールするという方法もあります。
iTunesのアンインストールはWindows10の場合、「スタート」→「コントロールパネル」→プログラムのアンインストール」で行います。
iTunesをアンインストールできたら、iTunesを再インストールします。Appleの公式サイトかMicrosoft StoreからiTunesの再インストールを行います。
iTunesを一度アンインストールしてから再インストールすると、自動的にiTunesが最新バージョンになるので、開かないという不具合が解決するかもしれません。
iTunesが開かない原因に、アプリのアップデート状況とWindows10のバージョンがマッチしていないというケースがあるからです。
iTunesが開かないときの一つの簡単な対処法として、管理者アカウントでログインする方法もあります。管理者アカウントでないとソフトが起動しないことがあるのです。
管理者アカウントでログインする方法は、iTunesアイコンの上で右クリックして、「管理者として実行」を選択するだけです。これで管理者としてiTunesを開けます。
または、「コンピューターの管理」→「ローカルユーザーとグループ」→「ユーザー」とアクセスしていき「administrator」をダブルクリックでウィンドウを開き、「アカウントを無効にする」のチェックマークを外します。
これで管理者としてログインすることが可能になります。管理者アカウントにパスワードを設定することもできるので、複数でパソコンを使う場合は、管理者アカウントにパスワードをつけておきましょう。
管理者ログインなど、ここまで何をやってもiTunesが起動しないなら、iTunesをセーフモードで開くという手もあります。管理者でなくてもこれは可能です。
iTunesをセーフモードで起動させるには、「shift」と「control」キーを同時に押し続けながらiTunesを起動させます。これでセーフモードになります。
また、Windows10自体をセーフモードで開くこともでき、「Windows」+「x」キーを同時押しし、「msconfig」を検索します。
出てきたウィンドウで、「ブート」タブの「セーフブート」にチェックを入れて「OK」をクリック。その後「再起動」をクリックして再起動します。
再起動後にデスクトップに戻ると、左下に「セーフモード」という表示があるはずです。その状態でiTunesを起動してみてください。
それでもiTunesが起動しない場合は、WindowsUpdateを行うことも有効です。
WindowsUpdateを行えば、iTunesなどのソフトが起動しないというトラブルも解決できる可能性が高いです。Windowsのソフトウェアを更新するのです。
iTunesだけでなく、他のアプリが起動しないときにもWindowsUpdateは有効です。
やり方は「スタート」→「設定」→「更新プログラムのチェック」をクリックすることでWindowsUpdateが可能です。
Windows自体の最新バージョンに更新することで、iTunesを始め起動しないアプリを通常通り起動させることができるケースは多いです。
もししばらく更新していなかったという方は、行ってみてください。iTunesが起動しないトラブルを、簡単に解決できるかもしれません。
iTunesが立ち上がらないときの対処法は、Mac独特のやり方もあります。
Macでは、パソコンの再起動やセーフモード、MacOSのソフトウェアアップデートといった対処が基本で、さらにターミナルを使ってiTunesを修復する方法もあります。
MacでもiTunesが立ち上がらないというトラブルはよく起こることです。しかし、決してMacが故障しているわけではないので、冷静に対処してください。
Macの場合もスマートフォンなどと同じで、ソフトウェアアップデートという仕組みがあります。手動で更新する設定の場合は、自分でソフトウェアアップデートを見逃さないようにする必要があります。
MacもiTunesもApple製品なので、通常はMacの方がWindowsよりもiTunesの動作は快適であると言われています。
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