MacがUSBデバイスを認識しないケースを経験した方は少ないと思いますので、今回はその問題を払拭させるためにいくつかMacでUSBデバイスを認識しない場合における対処法を紹介していきます。記事の初めにはどんな時にそうなるのかという点についても言及しています。
今回の記事の本題(MacでUSBデバイスを認識しない原因・対処法)に入る前にここでは、どのような場合や状況の時に、MacにおいてUSBデバイスが認識しないのかということについて順番に紹介していきます。
以下ではSDカードではなく「MacでUSBデバイスを認識しない」という状況について紹介します。なおそれは「USBメモリー、デバイス等を挿しても認識しない」という状況です。
以下の小見出しに書いているように、ランプが点灯しない場合を例に説明していきます。
ここでは、SDカードはランプがないので、USBメモリについて紹介します。
本題のUSBメモリのランプが点灯しない場合について紹介します。結論としては、USBメモリに十分に電力が供給されていない可能性があります。
また、USBメモリはパソコンのUSBポートから電力が供給されているのですが、パソコンのUSBポートに複数のデバイスが接続されることにより、各デバイスに供給される電力が分散されてしまうのです。
したがって、接続したUSBメモリに十分な電力が供給されず認識されないということです。USBメモリに十分な電力が行き届いているかを確認する際は、USBメモリのランプが点灯しているかどうかを見てください。
初めに、接続されているUSB製品を一旦すべて取り外してからUSBメモリだけを接続し、ランプが点灯するかどうかを確認してください。
それでもランプが点灯しない場合には、USBを頻繁に抜き差ししていることが原因によるUSBポートの劣化や破損の可能性が高いです。
なお、複数のUSBポートを備えたPCを使用している場合は、別のUSBポートに接続して認識するかどうかも確認する必要があります。
上記で示した方法を試してもランプが点灯しない場合には、USBメモリ本体が故障している可能性があります。
最終的には、USB端子やコントローラチップやフラッシュメモリチップなどの故障が考えられるので、無理に自分で直そうとせずに専門業者にお問い合わせください。
上記では、ランプが点灯しない場合でしたが、ここでは、USBメモリのランプが点灯しているというのに、デスクトップにアイコンが表示されない場合について紹介します。
その場合には、まず設定に問題がないかどうか確認してください。メニューバーの「Finder」をクリックして、左側の「アプリケーション」をクリックして、「環境設定」をクリックし、「一般」をクリックです。
そして、外部ディスクにチェックが入っていない場合には、チェックを入れてから改めてUSBメモリを差し直してしばらく様子をみてください。
上記で示したやり方でも表示されない場合にはMacを再起動させて、USBメモリを差してみてください。
それでもダメでアイコンが表示されない場合は、Mac OS XでUSBメモリが認識できているかどうかを確認してください。
ちなみに、USBメモリが認識されているかどうかを確認する方法は、まず、デスクトップの左上にあるりんごのマークをクリックして、「このMacについて」を選択します。
次に、「システムレポート」をクリックして、ハードウェアの情報を表示させます。続いて、USBの項目を確認して、接続したUSBメモリが表示されているか確認してください。
そして、確認としては、表示されている場合にはUSBメモリは認識されているということです。
また、USBメモリを接続した時に、稀に「セットしたディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした」とエラーが表示されることによって読み込めないことがあります。
このような場合、保存データが不要であるようならば、メッセージ内の「初期化」をクリックしてください。
そうすることで、データと設定が初期化され、読み込めるようになる可能性があり、その前に取り外しに失敗した場合には「ディスクが正しく取り出せませんでした」と表示されることがあります。
そのような場合には、Mac OS Xを再起動した後にUSBメモリを接続し直すことによって、USBが認識できるようになる可能性があるのです。
MacでPRAM をリセットすることが、MacでUSBデバイスを認識しない場合の対処法となる可能性があります。
PRAMはNVRAMと同様の対処法なので、ここでは、NVRAMの対処法を例に出して説明していきます。
また、PRAMに記録されている設定情報に関してMacで問題が起きている場合に、リセットすることで解決できる可能性があります。
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