Macを使ってネットに接続している時、「自己割り当てipが設定されているため~」という表示がでて、接続できないということがあります。「自己割り当てipが設定されているため」が理由でWiFiが使えない時は、いくつか原因と対処法があります。確認していきましょう。
Macをお使いの皆さんは、WiFiが繋がらなくなった、インターネットが使えなくなったなどのトラブルを経験したことはありますか?WiFiが繋がらなくなった理由は、「自己割り当てipが設定されているため」かもしれません。
ネットの状況を確認してみると、このように「自己割り当てipが設定されているためインターネットに接続できません」といった表示が出ていることがあります。
今回の記事では、「自己割り当てipが設定されているため~」の意味について、またこの対処法についてを紹介していきます。
まず、「自己割り当てipが設定されているため~」とは一体どういう意味なのでしょうか。また、なぜ自己割り当てipが設定されていると、インターネットに繋がらないのか。
分からないという方も多くいらっしゃるかと思います。まず、パソコンというのはルーターに「IPアドレス」を与えられることで、インターネットへの接続が可能になります。
「自己割り当てipが設定されているため~」という表示がでたということは、「IP」に問題があるから接続ができないという意味になります。
インターネットに接続する際に関わってくるのが、IPアドレス。通常のIPアドレスは、「192.168.XXX.XXX」と表示されます。
しかし、正しく割り当てられていないと「169.254.XXX.XXX」と、別のIPが自動的にパソコン側が設定します。しかし、こうなるとパソコンはインターネットに接続できないのです。
なんらかの不具合で、ルーターがパソコンにIPを正しく与えられることができなかった、またパソコンがIPアドレスを正しく認識することができなかったなどの問題が考えられます。
インターネットに接続するためには、ルーターから与えられるIPアドレスが必須。そのIPアドレスが正しく与えられない原因は、さまざまです。
ルーター・パソコンの不具合、ルーターの初期不良、誤ってネットワークの設定をいじってしまったが故に起きた不具合…この不具合を解消するためには、まずは原因を突き止める必要があります。
次の項目からは、「自己割り当てipが設定されているため~」の表示が出た際の原因を紹介していきます。
「自己割り当てipが設定されているため~」と表示がでてしまう際の原因を確認していきましょう。自分が下記の原因に当てはまっていた場合、どうにか対処する必要があります。
インターネット・WiFiに接続するためには、ルーターが必要にになります。モバイルルーターや固定回線のルーターなど、種類はさまざま。普段WiFiを使用しているという方は、必ず所持しているでしょう。
このルーターに不具合がおきていたりすると、WiFiに接続ができないという時があります。
ルーターに不具合がおきている、あるいは「意図せずルーターが2つ以上になってしまっている」可能性もあります。パソコンとルーター間で正しく認識がおこなわれず、結果としてネットに接続ができないという状況に陥ります。
これは、ルーターで直接ネットへ接続せず、ほかのパソコンなどの媒体と「共有」してネットに接続しようとしている時に起こりえる状態です。
パソコンが「ルーター」として機能することもあるということになります。そのため、複数パソコンを所持していたりすると意図せずルーターが2つ以上になってしまうということがあるのです。
もしルーターが2つある状態になって、パソコン側が正しく認識できていないという場合は「設定の見直し」や、「ルーターに直接接続するように設定」するなどの対処法が必要になります。
ルーターやパソコンに不具合があった場合も、「自己割り当てipが設定されているため~」と表示がでることがあります。ほとんどの場合は、パソコンでなくルーターの不具合であることが多いです。
新しいルーターの場合は、初期不良ということもありえるかもしれませんね。ほかにも、自分でネットワークの設定を変にいじってしまったーということも原因として考えられます。
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