今話題のASMRを皆さんはご存知でしょうか?ASMRは今日本でも話題で心地の良い気持ちになれる動画として注目を浴びています。そこでここではASMRって具体的に何?ASMRって誰でも撮れるの?という事についてASMRの動画の撮り方をご紹介します。
ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)には的確な日本語訳がないとされていますが、簡単に言うと「聴覚や視覚への刺激によって、脳がとろけるような快感に浸り、気持ちよくなれる現象」のことです。これだけ聞くとなんかヤバい薬みたいです。
でも録音した音声や撮影した動画を編集して視聴するので直接的に身体に害はないので大丈夫です。
簡単に説明すると、動画を見て人の聴覚や視覚に『特定の刺激』がトリガーになって頭がゾクゾクとなって快感を感じたり、心地よさを感じる現象のことです。見たり、聴いたり、触ったりしたことで起きる刺激に対する生理的反応でもあります。
雨の日にポトポトと鳴る雨音や、カリカリと耳をかいている時に鳴る耳かき音、髪の毛や布などを切ると鳴る軽快なシャキシャキ音などで気分が良くなったり、ウトウトと心地良い眠気が訪れたことはありませんか?そういった現象がASMRですね。
バイノーラル音声とは耳かき音声のみを収録した『ガチ』な動画です。女の人が出てくるようなマニアックな動画などそういった要素は一切ありませんが、ASMR的には十分マニアックの領域です。
ただ、機材があっても撮り方がわからない! という方も多いと思ったので、今回はASMR動画の撮り方はもちろんですが、またASMRを作成するにあたってどのような機材を使っているのか編集するソフトや動画の作成の手順を紹介したいと思います。
まるで耳元で囁かれているような、臨場感のある音声なのがASMR動画の特徴でもあります。立体感を出すために、『バイノーラル録音』という手法を使っています。スピーカーの5.1chサラウンドのように、前後左右から音が聴こえてくる感覚を味わえます。
上記の画面であるように多くのASMR動画で使われているのが、3Dio社のFree Spaceシリーズです。
ASMR動画のキモは何と言っても臨場感。ASMRの動画はバイノーラルマイクという機材で撮影されることがほとんどです。ASMRを作成しているユーザーも使っているTASCAMのDR-05というICレコーダーも、2つのマイクが本体についています。
左右独立して音を録音出来るため、レコーダー単体でASMRを録音されている方もいます。ただ、マイクの距離が近いこともあり、左右の音がどうしても混ざってしまいがちな機材なんですよね。単体だと少し使いづらい印象です。
ASMR動画を作成するにあたってiPhoneなどで撮った映像に、バイノーラルマイクで撮った音を差し替えるだけと考えていいでしょう。まずは好きな音を録音し、動画も撮影をします。撮り終わったら次は編集です。録音したものをパソコンに取り込みます。
映像と音声を取り込んだら、編集ソフトで映像と音を同期させましょう。映像と音は手動で同期させることも出来ますが、映像側の音の波形と外部マイクの音の波形から自動的に同期させる方法もあります。ASMR動画を作成する方法はこれだけです。
ASMR動画を作成するにあたって必要なのは機材ですよね。こんな素晴らしい動画はやっぱり機材もお金をかけているのではないのでしょうか。という疑問をお持ちの方もいるでしょう。この機材を使ってどんな方法で撮影しているのか気になるでしょう。
そこでここではASMRの動画を作成するにあたっての機材をご紹介します。
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