皆さんはCydia Impactorというのはご存知ですか?アプリをパソコンからiOSのデバイスにサイドロードする際に必要になります。また、アプリを転送するのに必要なツールです。今回はCydia Impactorでアプリをサイドロールする方法をご紹介します。
Cydia Impactorとはそもそもどんな意味でどういったことをしてくれるのか皆さんはご存知ですか?そこでまずはCydia Impactorとはどんなものかを見ていきたいと思います。
Cydia Impactor は、もともとはiOSを脱獄(Jailbreak、AndroidではRoot化とも言う)するためのツールをiPhone、iPadなどのiOSのデバイスに送るためのPCツールとして有名になりました。
iOSデバイスに公式で入れられるアプリは全てAppleの審査を受け、Appleの証明書で署名され、AppStoreで公開されている物のみとなっています。そこで登場したのがこの、Cydia Impactorです。
Cydia Impactorでは、デベロッパーが開発したアプリを実機で確認するために使用するために用意された、Sideload(サイドロード)と呼ばれる自身のApple IDを使って署名してインストールする方法を応用して作られたアプリケーションです。
ただし、証明書の有効期限が短い(7日間)ので、7日過ぎたらPCとつないでまた入れ直す…という作業が必要になります。iOSデバイスでApp Storeでインストールすることのできるアプリは証明書が必要になりますがこれは脱獄の際に必要です。
サイドローディング、もしくはサイドロードとは、アプリケーションストアを通じてアプリの配布や管理を行っているシステムにおいて、正規のアプリケーションストアを経由せずにアプリを入手し、インストールすることをいいます。
Cydia Impactorを使ってPCのアプリをiOSのデバイスにサイドロードするにはまず、Cydia Impactorの導入をしなくてはなりません。アプリなどをiOSのデバイスに導入App Storeからアプリをインストールするだけで簡単に行うことができます。
しかしCydia Impactorの導入の場合はダウンロードサイトより行う必要があります。そこでここではCydia Impactorの導入方法についてご説明します。
下記サイトの『Download Cydia Impactor for』からお使いの環境に合わせてダウンロードして、Windowsの場合は解凍、Macの場合はマウントしてアプリケーションフォルダへコピーしてください。入れたいアプリのipaファイルも準備しておいてください。
今回、私がこの説明で使用するのは、Kodiのipaファイルです。他のipaファイルでも作業内容には差は無いです。
Cydia Impactorのダウンロードが完了したら、今度はCydia Impactorの操作説明・使い方を見ていきたいと思います。まずはPCとサイドロードするiOSもデバイスを用意しましょう。それではダウンロード後の操作説明を行います。
Cydia ImpactorでiOSのデバイスにサイドロードする場合には実はiTunesが必要になります。まずはお持ちのPCにiTunesを起動します。もし、お使いのPCにiTunesがダウンロードされていない場合にはiTunesをダウンロードしましょう。
Cydia Impactorはその特性上、自分のApple IDを使います。おそらく安全なアプリケーションですが、万が一の時のために、App用パスワードを使用するのを強くお勧めします。
2段階認証(2FA)を登録している方は、App用パスワードで無いとインストールできないのでApp用パスワードを必ず作成してください。
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