Twitterの「ふぁぼ」とは?意味ややり方を初心者向けに解説

Twitterを利用していてよく目にする「ふぁぼ」という単語が何かご存知でしょうか。ハートマークで表示されることもあるこれが何か、いまいちわからない、という方も多いでしょう。ここでは、Twitterにおける「ふぁぼ」の意味やそのやり方などを解説していきます。

目次

  1. 1Twitterの「ふぁぼ」とは?~ふぁぼの意味は?~
  2. お気に入り「Favorite」から生まれた用語
  3. 2Twitterの「ふぁぼ」とは?~ふぁぼ関連の用語~
  4. ふぁぼる
  5. ふぁぼられる
  6. いいね
  7. RT
  8. 3Twitterの「ふぁぼ」とは?~ふぁぼのやり方~
  9. 4Twitterの「ふぁぼ」とは?~ふぁぼられた時の通知~
  10. 通知設定を確認しよう
  11. 5Twitterの「ふぁぼ」とは?~誰からふぁぼされたのか確認する方法~

Twitterの「ふぁぼ」とは?~ふぁぼの意味は?~

Twitterでタイムラインを見ていると、「ふぁぼありがとうございます!」だとか「たくさんふぁぼ貰えてうれしい」だとか、そんな文言が流れてくること、ありませんか? 最初に聞くと、「『ふぁぼ』とは何か?」と首を傾げる方も多いと思います。

実際、ふぁぼという単語は国語辞書で調べても載っていません。Twitter用語というやつですね。いったいこの「ふぁぼ」という用語の意味は何なのか、何がどうなってそんな単語が作られたのかをこの項目では説明していきます。

お気に入り「Favorite」から生まれた用語

「ふぁぼ」の意味の前に、「ふぁぼ」が何を示すのかを先に示したほうがわかりやすいと思います。

「ふぁぼ」というのは、Twitterの画面で言うと、ここから登録できるものです。やり方自体は簡単なため、やり方やその意味をご存知の方もいらっしゃるでしょう。

現在、Twitterによる変更で、ボタンがハートマークになっていて「いいね」という呼称になっています。以前はこのボタン、星のマークで、呼称も「お気に入り」でした。

ただ、お気に入りという呼び方そのものだと140文字しか入力できないTwitterでは長かったのでしょうか。それとも、「お気に入り」という表現では硬かったのでしょうか。なんにせよ、この「お気に入り」という単語では思うところがあったのでしょう。

「お気に入り」を英語にすると「favorite」ですよね。学校で習った際、意味はとりあえず横において、この単語をローマ字でそのまま読んでスペルを覚えたことやそんなような話を聞いたことはないでしょうか?

普通に発音すると「ふぇいばりっと」なのですが、ローマ字読みで読んでいくと「ふぁぼりて(正確には「ファヴォリテ」なのでしょうがスルーしましょう)」になります。

ここまで来れば、納得される方も多いと思います。
「favorite」の頭の「favo」をとっているわけですね。そしてそれをそのままローマ字表記で読んで「ふぁぼ」になったのでしょう。「お気に入り」の意味にはなかなかたどり着きづらい略語とも言えますが、「お気に入り」よりはずっと呼びやすい用語になっているような気がしませんか?

誰がこのTwitter用語を考え、どうしてこの用語になったのかは存じません。ただ、年単位での昔にそのTwitter用語が作られ、いつのまにか広く浸透し、今もよく使われているというのが「ふぁぼ」というTwitterの用語になります。

名称が「お気に入り」から「いいね」に変更されても、変わらず愛用されている「ふぁぼ」という用語、それだけ多くの人が利用しているのでしょうね。

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Twitterの「ふぁぼ」とは?~ふぁぼ関連の用語~

「ふぁぼ」という用語の意味は分かっていただけましたでしょうか?

ではここからはそこから派生もしくは近しいいくつかのTwitter用語とその意味の説明をしていきます。

ふぁぼる

「ふぁぼる」という用語です。これまた意味が分からない、と首を傾げる方、多いのではないでしょうか。Twitterをやり始めたばかりの方だと「ふぁぼる」という単語に聞き覚えがない方もいるかもしれませんね。

逆に、「ふぁぼる」の意味をなんとなく察することができる方もいるでしょうか。この用語も先ほど説明した「ふぁぼ」という用語の派生語になります。おのずと意味も「ふぁぼ」関連のものになります。

「ふぁぼ」=「お気に入り」ということから考えると、どうしても「ふぁぼ」というのは名詞な気がしますよね。なぜそこに活用形がついて「ふぁぼる」になっているのか。

最近よく「若者言葉」として「名詞+~る」という言葉があちらこちらに見られることに気づいている方もいるのではないでしょうか。

よく聞く言葉としては「ケチる」「ドジる」「キョドる」などでしょうか。どの言葉も、「名詞(の略称)+~る」という形になっています。「ケチる」という言葉であれば「ケチをする」意味を示しますし、「ドジる」という言葉であれば「ドジをする」ことを意味しますよね。

「キョドる」は「挙動不審になる」という意味になるのですが、この場合は頭三文字の「きょど」と「~る」が合わさってできた言葉です。

いわゆる若者の皆さんには結構耳なじみのあるものばかりではないでしょうか。おじさまおばさま方の中にも聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

この流れで「ふぁぼる」も考えてみましょう。意味を先にお伝えすると、「ふぁぼる」とは「ふぁぼをする」ことです。「ふぁぼる」も「名刺+~る」という形で作られたTwitter用語になります。

Twitterで「お気に入りに登録する」が「ふぁぼをする」に転じ、「ふぁぼる」になったのでしょう。自分がTwitterのタイムラインを見ていて、「あ、これ、ふぁぼしたい(お気に入りに登録したい)」と思った時に「ふぁぼる」わけですね。

「ふぁぼる」ことで相手に迷惑がかかることはそうそうないでしょう。あえて言うならかなり拡散されたTwitterのツイート主なのでしょうが、なので、遠慮なく、気に入ったTwitterのツイートは「ふぁぼる」といいと思います。

ふぁぼられる

逆に「ふぁぼられる」というのは、先ほどの「ふぁぼる」が逆に自分がされる側になることです。「ふぁぼる」が「ふぁぼをする」のであれば、「ふぁぼをされる」ので「ふぁぼられる」になりますね。

自分がTwitterでツイートしたものについて、誰かが「ふぁぼ」してくれた際に利用するものです。「○○のツイートがふぁぼられててめっちゃうれしい!」などという形で利用します。誰からであっても、ふぁぼされると見てくれているのだという指標にもなる分、嬉しくなったりするものもあるのではないでしょうか。

自分の考え、撮影した写真、描いたイラストなど、Twitter利用者はその数だけツイートするものも違います。そのツイートに共感したり、そのツイートが好きだと表現したりということを、文字にしなくても相手に伝えるためにTwitterで利用できるのが「ふぁぼ」です。

「ふぁぼる」のが自分が気に入ったものに対して行うことなのだとすれば、「ふぁぼられる」はその逆ですよね。Twitterでふぁぼられたということは、誰かの琴線に引っかかったものがそのツイートにあったということかもしれませんよ。

いいね

ここまで説明してきた中でもちらほらと記載はしてきましたが、Twitterにおける「いいね」というのは「ふぁぼ」と同義です。なので「ふぁぼる」は「いいねをする」わけで、「ふぁぼられる」は「いいねをされる」になるわけです。

以前は星マークで「お気に入り」というTwitter用語だったものが、今では「いいね」というTwitter用語に変更されています。どちらにせよ、気に入りに入れるということはTwitterを見ているユーザーから「いいね」と思ったからいれるわけですよね。

随分前のTwitterのツイートが偶然スクリーンショットで残っていたので、それと現在のものと並べてみました。ちなみに、どちらもスマホのTwitter公式アプリです。Twitter側が何度も更新を重ねてこんな形になっています。

それはさておき、赤丸で囲った部分が「ふぁぼ」のボタンになります。星の頃は「お気に入り」、今のハートマークは「いいね」と呼称や形が変わっただけで、内容は全く同じものになります。

RT

「RT」と書いて「リツイート」と読みます。「りつ」と省略する場合もありますね。RTといいねを並べて「ふぁぼりつ」などということもあります。

上記からなんとなく察した方もいるかもしれませんが。これは「ふぁぼ」とは少し違います。「ふぁぼ」つまりTwitterでの「いいね」と類似した機能と言えつつも、その内容は異なります。

RTというのは、Twitterで自分やほかの人のツイートを「フォロワーの人に教える」機能だと言えば分かりやすいでしょうか。中にはRTした上で、それにコメントする形で空リプすることもあります。リプライするのは恥ずかしいけどコメントしたい、という時に利用できますね。

「>RT」と表記しているのは「RTに関するコメントですよ」という意思表示です。つけない方ももちろんいますし、つけないからと言ってとがめられることもありません。

表記のやり方も人それぞれ違いますので、Twitterの利用者それぞれが自分なりの表現のやり方で利用されている方がほとんどです。また、これ以外にも「引用RT」というものもあります。

Twitterでツイートを引用して、それについてコメントを直接つける形になるツイートのやり方です。ただのRTと違い、そのツイートに対してのものだと明確に分かるコメント方法ということもあり、リプライではなく引用RTで会話をするという人も見かけますね。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

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