Firefoxでブラウジングをしているときに、どうしても重い遅いと感じストレスを溜めてしまうときがあります。ここではFirefoxの設定の変更やフリーソフトを使用することにより、重い遅い状態から解放し、快適なブラウジングできる状態にする方法を紹介していきます。
メインブラウザとしてだけでなく、サブブラウザとしても豊富なアドオンがあるFirefoxを使用している方も多いと思います。しかし、Firefoxはアドオンの種類がほかのGoogle ChromeやOperaなどのブラウザと比較するとかなり多いため、必要ないアドオンまでついつい入れてしまいがちになるブラウザです。
Firefoxにアドオンを入れたり、タブをたくさん開いた状態にしたりすることでfirefoxの動作がだんだんと重くなり、読み込みが遅い速度のブラウザに変わってしまうことはよくあることです。ここではFirefoxが重い、遅い時の様々な原因と対処法をこれから紹介していきます。
まずは、Firefoxに何もツールやアドオンを導入することなく、手軽に重い、遅いなど感じ、読み込みを高速化させたいときにできる対処法として、Firefoxブラウザ自体を再起動させることが有効です。
これはもはや説明不要だと思いますが、パソコンでブラウザ以外のソフトなどを起動させ続けていると、動作が重い、遅いと感じることがあることと同じで、再起動させることがもっとも簡単で効果的な対処法となります。そのためFirefoxの使用時にはマメに再起動することをオススメします。
基本的には、読み込みを高速化させるためのFirefoxの再起動は手動で行うものです。しかし、上記画像のように、再起動ボタンをFirefoxブラウザ内に設置する「Restart Browser」という非常に便利で使い勝手のよいアドオンもあるので、ワンタッチ再起動を求める方には良いアドオンだと思います。
この「Restart Browser」アドオン自体はとても軽量なアドオンのため、Firefoxの遅い重い原因にはなりにくいですが、アドオンの入れすぎは重い遅い原因となり、読み込みを高速化させることができにくくなってしまうためその点にだけ注意をしてください。
かつてはブラウザでのタブ作業は、一部のブラウザでしかできなかったのですが、現在ではほとんどのブラウザでタブ作業が可能となり、いまや一般的な機能になりました。Firefoxはもともとタブ機能も優秀なブラウザでしたが、さまざまなwebページを同時に開いてしまうと動作が重い、遅いと感じることでしょう。
そのような場合は、Firefoxで不要なタブを極力減らすのが有効な手段となります。webページによっても動作が軽い場合もあればとても重い場合もあり、なるべく動作が重いwebページからタブを閉じるのが動作を軽くする対処法となります。
現在販売されている最新のパソコンならば、Firefoxを立上げ、上記画像のようなタブの数なら重い遅いと感じることはないかもしれませんが、これの倍や3倍くらいのタブ数になったり、タブをたくさん開いたまま時間が経ったりすることで読み込みが遅くなり、重い遅い状態になります。
Firefoxを常に快適な状態でブラウジングできるように、ブラウザを開いているときのタブの数には常に注意していきたいものです。
最近のパソコンは値段が安価であっても高性能なパソコンが多くありますが、それらの最新のパソコンでも一時データや履歴、cookieなどが溜まってしまうと非常に動作が重い、遅いと感じるため読み込みを高速化させたいと思うことでしょう。
そのため、Firefoxを使用しているときはこれらの一時データや履歴、cookieなどは、定期的に削除するように心掛けることで、Firefoxの動作の高速化が期待できます。
それではFirefoxの一時データを削除する方法を紹介していきます。上記画像のように画面右上の①の三本線のアイコンがメニューとなりますのでクリックし、メニューを開きます。続けて、②「オプション」をクリックするとオプション画面が開きますので、③「プライバシーとセキュリティ」をクリックし選択していきます。
Firefoxの「プライバシーとセキュリティ」画面で、「履歴」項目があるので、上記画像のように①「履歴を消去」をクリックします。クリックすると、中央に「最近の履歴を消去」と表示されるので、ここでブラウザ内の消去したい履歴の期間を選択し、続けて②「今すぐ消去」をクリックします。これで一時データの削除は完了します。
それではFirefoxのcookie削除方法を紹介してきます。上記画像のように①の三本線のようなアイコンがメニューアイコンなので、クリックするとメニューが表示されます。続けて②「オプション」をクリックし、オプション画面がこのように表示されるので③「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
「プライバシーとセキュリティ」欄に、「cookieとサイトデータ」項目があるのでここの①「データを消去」をクリックします。クリックすると、「データを消去」と中央に画面が表示されるので、②「消去」をクリックしますとcookie削除となります。
Firefox内に生成されたcookieなどが原因となり、特定のwebサイトにアクセスできない、読み込みができないことがあります。そういった場合にFirefoxで一時データ・履歴・cookieを削除すると今までアクセスや読み込みができなかった特定のwebサイトにアクセスし、読み込みができるようになることがあります。
もし、これら一時データ・履歴・cookieなどを削除しても特定のwebサイトが読み込みできない場合は、そのwebサイトのサーバー自体が落ちているなどの原因のため、基本的にはFirefoxに問題があるわけではありません。
Firefoxやブラウザ全般では、一時データ・履歴・cookieの削除は重い遅い動作のパソコンを軽くし、読み込みを高速化させ、さらにwebサイトへの読み込み状態が正常であれば、ストレスを溜まることがなくなるため、是非定期的に実践するよう心掛けましょう。
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