2022年10月25日更新
Operaで無料VPN接続する方法!ダウンロードから設定方法まで解説!
インターネットで第三者による情報の盗み見や改ざんを防ぐために開発された技術がVPNですが、無料でVPNを提供しているサービスはほとんどありません。しかしOperaブラウザを使えば無料でVPN接続できます。Operaで無料VPN接続する方法を紹介します。
Operaで無料VPN接続する方法
空港や駅、レストランやカフェ、また商業施設などで普及が進んでいるのがフリーWi-Fiです。フリーWi-Fiは無料で利用できるので多くの人が利用していますが、公衆サービスであるため通信内容を盗み見されるなどの危険が潜んでいます。
盗み見や情報の改ざんなどの脅威から大切な情報を守るために利用できるのがVPNです。VPNはインターネット上に仮想の暗号化された専用線を設置し、安全なルートで情報をやり取りするために開発された技術です。
VPNを利用するためには通常、サービスを提供している会社にお金を払って登録する必要があります。しかしOperaブラウザを使えば、無料でVPN接続してインターネットを利用できます。
Operaとは
パソコンで利用できるブラウザソフトはたくさんありますが、Operaブラウザはその1つで、ブラウジングが高速なことで有名です。
世界的にはOperaブラウザのシェア率は、デスクトップ版で約0.7%、スマホ版で約2%と少ないですが、無料でVPN接続できるサービスを提供しているのはOperaブラウザだけです。
1990年代にリリースされたWebブラウザソフト
A call for diversity: #iOS 9.3 bug puts the spotlight on Apple’s browser restrictions: https://t.co/US8f3n6JWH pic.twitter.com/MZbvomADbJ
— Opera (@opera) March 30, 2016
Operaブラウザは、1990年代にWindows PC対応のWebブラウザとしてリリースされました。具体的には1997年にOpera 2.1 for Windowsがリリースされたのが最初です。
ライバルブラウザであるInternet Exploreは、1995年にInternet Explorer 1がリリースされ、Google Chromeは2008年に初版がリリースされました。ですからOperaブラウザは、Internet Exploreと同じく歴史あるWebブラウザであるといえます。
中国の奇虎360傘下であるノルウェーの会社が開発
Operaブラウザを開発したのは、ノルウェーに本社を置くオペラ・ソフトウェアASです。しかし2016年7月に、中国のアンチウイルスソフトウェアを制作するIT企業「奇虎360」に6億ドルで売却されたため、現在は中国の「奇虎360」傘下に入っています。
OperaのVPN機能
Operaブラウザは利用者が無料でVPN接続し、フリーWi-Fiに接続しても安心してインターネットを利用できる画期的な機能を搭載していますが、OperaブラウザのVPN機能にどんな特色があるのかを次に紹介します。
Opera以外のWebブラウザーやネットワークを利用するアプリケーションもVPN機能で保護
Operaブラウザに搭載されているVPN機能の特徴は、VPNの適用範囲がOpera以外のWebブラウザや、ネットワークを使っているアプリにまで広げられていることです。
ですからOperaブラウザをインストールしているPCで、Google Chromeブラウザを開いてネット検索しているときや、Opera以外のネットワークを使いアプリを操作しているときも、VPNが保護してくれるので安心できます。
Operaで無料VPN接続する方法
ここからはOperaブラウザの無料VPN接続する方法を説明します。スマホでは行えないのでPCを準備してください。
Operaをダウンロード/インストールする方法
最初に行うのはOperaブラウザをインストールすることです。下記のリンクにアクセスし、Operaブラウザをインストールしましょう。Webページが立ち上がったら、画面右上に表示されている「今すぐダウンロード」をクリックしてください。
Operaブラウザがダウンロードされると、デスクトップ画面の左下にアイコンが表示されるので右クリックします。プルダウンメニューが表示されるので「開く」をクリックしましょう。
Operaブラウザのインストール画面が立ち上がるので、「許可してインストール」をクリックしてください。
Operaブラウザのインストールが始まります。
VPNの設定方法
Operaブラウザのダウンロードとインストールができたら、VPNの設定をしましょう。Operaブラウザを起動させたら、画面の左側に表示されているメニューの中にある「設定」アイコンをクリックします。
「設定」画面が立ち上がったら、左メニューの中にある「プライバシーとセキュリティ」を選択しましょう。画面の右側にメニューが表示されるので「詳細ツール」をクリックします。
VPNがメニューが現れるので、「VPNを有効にする」を「ON」に設定し、表示されている他の関連項目も有効化しましょう。
VPNが有効化されると、ブラウザのURLフィールドの左隅に「VPN」アイコンが表示されるのでクリックします。「最適なロケーション」があるのでクリックしましょう。
無料ロケーションのメニュー画面が表示されるので、希望するものを選択しクリックします。
選択した無料ロケーションのIPアドレスが表示されました。IPアドレスとは、ネットワーク上の機器に割り当てられるインターネット上の住所のことです。
この画面で表示されるIPアドレスは、選択した無料ロケーションのVPN接続した現在のIPアドレス、つまりパソコンに割り当てられた住所ということです。
Operaで無料VPN接続を試してみよう!
OperaブラウザのVPN接続は無料で、Opera以外のブラウザやネットワークを使っているアプリも保護してくれます。Operaは中国の企業が管理するブラウザです。VPN機能の設定は、Operaをダウンロードしブラウザの設定から行います。
ロケーションを選択すると現在のIPアドレスが表示されます。Operaブラウザの無料VPNをぜひ試してください。