イラストや漫画を描くソフトとして愛用者が多いCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオ)の便利な使い方の一部を解説いたします。便利な機能満載のCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオ)は、使えば使うほどツールの使い方をマスターできます。
「CLIP STUDIO PAINT」とは、クリスタ(クリップスタジオの略)で多くのイラストレーターなどから親しまれているイラストや漫画が描ける便利な機能が満載のお絵描きソフトです。
自分で実際にアイコンメニューをクリックしながら直感的に使うことにより機能を覚えていくこともできますが、効率的なやり方や、もっと早くから知っておけば良かったと思う機能も沢山あります。
CLIP STUDIO PAINTの機能の便利な使い方の本や電子書籍、また線画やサンプルなどを多数収録した動画なども沢山ありますし、Twitterでも愛用者のコメントが沢山発信されていますので、それも参考にすることができます。
快適な操作環境によって絵を描く効率化やモチベーションが上がりますが、CLIP STUDIO PAINTの機能はそんなアプリを探している方におすすめです。
多彩な素材や豊富な定規ツール、ポーズ人形や3Dモデル、グラデーションマップや画面の回転反転など魅力的で便利な機能満載です。
他にも、投げなわ塗りや透明の枠の選択、ペンカーソルや線幅の種類の変更など使いこなすほどに便利さが実感できます。
イラストや漫画が描けるソフトの中で使いやすいと評判なCLIP STUDIO PAINTには、イラストや漫画を描くために必要で便利な機能が豊富に備わっています。
例えば、CLIP STUDIO PAINTの起動画面の左側にツールプロパティがあります。その右下にある小さな工具アイコンをクリックすると、「サブツール詳細」画面がポップアップで表示されます。
スピード感が出る集中線などを描くのに便利なブラシ形状を選択できるなど、絵を繊細に描くのに役立つツールの詳細な設定をすることができます。3D素材も豊富で拡大縮小もできるので、体形の変更や複雑な手の形なども思い通りに描くことができます。
クリッピングやメッシュ変形という機能もクオリティの高いイラストを描くのに役立ちます。また、透明の枠の選択や線幅を変更できる機能は、繊細な絵を描くのにとても便利です。
デジタルで絵を描く人にとっては基本的なことですが、線や色ごとに「レイヤー」を分けて描く必要があります。絵を細かく分けて描いておくことで、髪や服の色だけを変えたい場合や後から直したい部分だけを調整したい場合に自由に行うことができます。
CLIP STUDIO PAINTを起動させたら、「キャンバス」画面が表示され、同時にレイヤーパレットが作成されます。最下段は「用紙」レイヤーで、これはキャンバスを白く表示させるものです。
そのうえに「レイヤー1」が配置されます。新たにレイヤーを増やしていきたい場合は、レイヤーパレット上のアイコンを確認します。白い用紙のアイコンの一番左が「新規ラスターレイヤー」です。
左から2番目が「新規ベクターレイヤー」です。どちらかを選択しクリックします。クリックと同時に「レイヤー2」が増えます。
レイヤーは絵を描いているうちにどんどん数が増えていきます。それで、レイヤーを作成するたびに名前を変えていくと、効率的に作業を進めていくことができます。レイヤーの名前を変更するには、「レイヤー1」という文字の部分をダブルクリックします。
名前を入力できるボックスが表示されますので、そこに自分の好きな名前を入力します。
作成したレイヤーは、自分の使い勝手の良いように自由に移動して順番を入れ替えることが可能です。ドラッグすると入れ替え可能な場所に赤い線が出ますので、その中の希望の場所にドロップすることにより入れ替えが完了します。
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