Windows10のアップグレードを少しでも失敗しないようになる手順や設定方法をお教えします。Windows10のアップグレードを失敗しないようにするには、所要時間は把握したりCドライブの空き容量、外付けの機器、バックアップについて考えなければならないのです。
マイクロソフト社が2020年1月14日にWindows7のサポートを終了すると発表しました。Windows10以前のWindows7やWindowsXPをご利用の方は、Windows10にアップグレードしなければサポートが切れている状態になりますので、行う必要があります。
また、現在Windows10を利用の方でもWindows10の大型アップデート「Windows 10 April 2018 Update (バージョン 1803)」が来ています。そのため、Windows10をアップグレードしなければならないといった状態にパソコンが必ずなるのです。
そこで、Windows10をアップグレードとは、簡単に説明しますと古いバージョンのWindows10を新しいバージョンのWindows10に書き換えるということをWindows10のアップグレードと言います。更新するやアップデートと言ったようなものです。
このWindows10のアップグレードとは、今まで利用している(古い)Windows10から新しいWindows10にバージョンアップすることです。アップグレードでは今までの(古い)Windowsの環境やソフト、データを新しいWindows10でも引き継げます。
Windows10のアップグレードを行う前に、まず使用しているパソコンがWindows10に対応しているかどうかを確認しなければなりません。Windows10が動作するパソコンに必要な条件がありますので、推奨環境を把握しておくといいでしょう。
推奨環境を超えていないと、Windows10のアップグレードに失敗する可能性がありますので、今から紹介をするWindows10のアップグレードの推奨環境を確認してから行うようにしてみてください。
Windows10のアップグレード推奨環境の表
推奨環境 |
32ビット版 |
64ビット版 |
プロセッサー |
1 GHz 以上のプロセッサーまたはSoC 但し、PAE (物理アドレス拡張)、NX (XD)、SSE2 をサポートしていること *1. |
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メモリー |
2GB以上 |
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グラフィックカード |
WDDM 対応ドライバーが提供されている DirectX 9.0 以上の GPU *3 |
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ストレージ容量 |
16GB 以上の空き容量 |
20GB以上の空きディスプレイ容量 |
ディスプレイ |
画面解像度 1024 x 600以上 *2 |
ここでWindows10のアップグレードするまえに知っておかなければならないことがあります。それは「所要時間」です。この所要時間を知らなければ、Windows10のアップグレードの手順で躓いてしまい、所要時間が長いとイライラしてしまいます。
Windows10のアップグレードの所要時間は長いのです。アップグレードにかかる大体の所要時間は「3時間~」となっています。あくまでもこの所要時間は目安です。所要時間はお使いのパソコンの性能やネット回線の具合に所要時間が左右されます。
ですから所要時間が3時間未満で済むこともありますし、逆に所要時間が丸一日もかかってしまう場合もあります。Windows10のアップグレードの所要時間は、かかるものだと理解しておいてください。所要時間を把握して行っていくとスムーズでしょう。
それでは、Windows10のアップグレードを行う際に失敗しないようにするには「事前準備」をすることが大切になってくるのです。Windows10のアップグレードは説明をした通り大型アップグレードとなり所要時間もかなりのものとなってきます。
それほど、Windows10のアップグレードは重要な手順を踏むということですから、あらかじめアップグレードに失敗しない。失敗した時のために事前準備をすることで、スムーズにアップグレードの手順が進むこと間違いないので、行うことが大切です。
では、Windows10のアップグレードの前にやっておくべきことの事前準備「バックアップ」「外付けHDD/SSD/SDカードを外す」ことについて解説をしていきます。バックアップも外付けHDDを外すこともとても重要な手順になってきます。
Windows10のアップグレードの前に必ずバックアップをすることが重要になってきます。もしWindows10のアップグレードに失敗をしてしまった場合、大切なデータが消えてしまいます。バックアップを取ることで万が一の場合を防ぐことが可能です。
Windows10以前のWindows7などでバックアップを取ってからWindows10のアップグレードするのが一般的ですから、バックアップの手順を行ってからアップグレードすることが必須だと頭に入れておくといいでしょう。
それでは、Windows7でバックアップを取る手順について説明をしていきたいと思います。バックアップの手順は、まずWindows7のスタートボタン上でマウスを右クリックしていきます。そこから、コントロールパネルを開いていきます。
つづいて、コントロールパネルが開いたら「システムとセキュリティ:バックアップと復元(Windows 7)」をクリックして「バックアップの設定」をクリックします。バックアップデータの保存先を指定してバックアップの対象を選択すれば完了です。
Windows10のアップグレードで失敗しないためには「外付けHDD/SSD/SDカードを外す」ことが重要です。なぜ?外付けHDD/SSD/SDカードを外すことが重要なのかと言いますと、アップグレードの進行に邪魔になって進まなくなるからです。
何かしら外付けされていると、外付けデバイスのドライブ文字がアップグレードによって変わってしまうこ都が確認されています。また、外付けデバイスを付けたままですと「このPCをWindows10にアップグレードできません」と表示されてしまいます。
このように、パソコンに何かしら外付けしている状態だとアップグレードの手順で問題が発生しやすいので、必ず外付けデバイスを外してから行ってください。アップグレードする前に外付けデバイスが刺さってないか確認をしてから開始するべきです。
Windows10のアップグレードする前に、バックアップや外付けデバイスを確認するということを紹介しましたが、まだ事前に確認しなければならないことがあります。注意点を知らなければ、Windows10のアップグレードに失敗してしまいます。
ですから、Windows10のアップグレードに失敗しないためにも注意点についてしっかりと把握をしておくことが必要になってきます。それでは、Windows10のアップグレードの注意点を紹介していきますので、確認をしておくといいでしょう。
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