動画ファイルサイズを軽くできる無料の(圧縮)オンラインツールがあるのをご存知ですか?ブラウザ上で様々なフォーマットの動画ファイルを圧縮して軽くすることができます。今回は無料の動画圧縮オンラインツールを特徴や使い方の手順などを踏まえてご紹介します。
動画ファイルのサイズを軽くする方法はご存知ですか?動画ファイルの変換には基本的にファイルのサイズの圧縮が必要になります。そして動画ファイルサイズの圧縮には3つの方法があります。
フォーマット変換、動画解像度の変換、ビットレート/フレームレートの変換です。あなたが動画を変換するときには、まずこの中のうちどの方法が一番適しているのかを考える必要があります。
そしてその目的別に動画ファイル圧縮のオンラインツールを選ぶのが正しい手順です。
今回は「ファイルサイズは小さくしたくても、動画は綺麗なままがいいから、このツールにしよう」というように動画ファイルの圧縮に関する基礎知識からオンラインツール選択に至るまでの正しい手順をご紹介します。
動画ファイルを圧縮する方法として動画ファイルのフォーマットを変換する方法があります。フォーマットとは形式のことで、よく目にするものとしてMP4の他にAVI/WMV/FLV/MKVなどが挙げられます。
正直MP4であれば汎用性も高く、ファイルサイズも比較的小さいので変換の必要性はあまり感じられません。ですがAVIはフォーマットの特徴として動画を圧縮しないことがあるので、ファイルサイズは非常に大きいです。WMV逆に動画をかなり圧縮します。
このように動画ファイルのフォーマットには様々な特色があります。動画ファイルを圧縮するなら、もとの動画ファイルがどんなフォーマットか、どのフォーマットに変換したいかを考えてから変換する必要があります。
とはいっても動画ファイルのフォーマットは無数にあるので、自分の圧縮したい動画ファイルのフォーマットを調べて、どのフォーマットに変換するか吟味するようにしましょう。
動画ファイルのフォーマットをより小さいサイズのものに変換できたら動画ファイルの圧縮完了です。圧縮してみて予想通りの動画の質、サイズにならなかったときは色々なフォーマットで試してみるのがおすすめです。
動画ファイルを圧縮して軽くする方法に動画解像度の変換が挙げられます。
動画ファイルにおける解像度とはフルHD(1920×1080)、HD(1280×720)、SD(680×480)が例として見られる動画の質のことです。
動画は画像が連続したものであるので、1枚1枚の画像の解像度を下げることにより、動画ファイルを圧縮することができます。
より小さい解像度に変換すればするほど、動画ファイルも圧縮されます。しかし、当然解像度を下げるというのは画質の劣化に繋がります。画像は鮮明さを失い、輪郭や色は省略されてしまいます。もとの映像次第では劣化があまり気にならないものもあります。
例えばその動画が音声メインであるもの、静止画メインであるもの、アニメのようなもともと色の情報が少ないものでれば、画質の劣化はそこまで気にはなりません。解像度は圧縮効率でいえばかなり高いですが、その分動画の変化も激しいです。
圧縮する動画ファイルの必要な解像度を把握して、解像度の変換をするようにしましょう。
動画ファイルを圧縮してサイズを軽くする方法としてビットレート/フレームレート変換が挙げられます。
ビットレートとは単位としてbps(bits per second)と表示されるものです。1秒ごとの動画の情報量を示した数値となります。ビットレートの大小は解像度の大小と同様に、画質の劣化に繋がります。
あくまでビットレートは1秒ごとの情報量という観点から動画の質を変換するものになります。フレームレートは単位としてfps(frames per second)と表示されるものです。これは1秒ごとの画像の枚数のことです。
例として30fpsでは1秒に30枚の画像、60fpsでは1秒の60枚の画像が使われているということです。これによって動画のファイルサイズが大きくなることは言わずもがなですが、動画自体の変化としては動画の滑らかさに反映されます。
動画ファイルを圧縮する際はビットレート(1秒あたりの情報量)とフレームレート(1秒あたりの画像枚数)をどれだけ必要か考えてみましょう。
とにかく画質が綺麗であればいいのならフレームレートを下げるのが良いですし、汚くてもいいから滑らかな映像が良いのであればビットレートを下げると良いです。
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