2019年05月28日更新
SlackとLINEとの違いは?ビジネスチャット機能を比較!
世界中で広く使われているビジネスチャット、それが「Slack」です。日本で主流なチャットアプリといえばLINEですが、SlackとLINEではどう機能が違うのでしょうか?この記事ではSlackとLINEの機能を比較して解説します。
目次
- 1Slackとは
- ・ビジネスを中心としたチャットツール
- 2Slackの特徴
- ・Slackはグループチャットが基本
- ・スレッドでやりとりを整理
- ・アカウントではなくワークスペースで管理
- ・ログインすればどこからでも使える
- 3Slackのメリット
- ・Slackでは個人のトークルームも監視できる
- ・Slackは送った情報を訂正できる
- ・Slackはメッセージ入力中に相手の動きが見える
- ・SlackはSNSとの連携にメリットがある
- 4Slackの機能
- ・2種類のグループチャット
- ・いつでもどこでも確認できる通知機能
- ・さまざまな端末からアクセスできる柔軟性
- ・一覧表示もできるファイル共有
- ・チャンネルをまたいで検索できる一括検索
- 5SlackとLINEどっちがおすすめ?
- ・ビジネスチャットの選び方
- ・ビジネスで使うならSlackとLINEどっちがおすすめ?
- 6SlackとLINEのビジネスチャット機能を比較
- ・機能を比較
- ・無料版を比較
- ・月額利用料を比較
- 7SlackやLINEのようなチャットツールは他にある?
- ・Chatworkやビジネスチャットに特化したLINE WORKSがある
- ・Yammer
- ・Talknote
- ・合わせて読みたい!Slackに関する記事一覧
Slackとは
Slackとは2013年8月にアメリカでリリースされたビジネスチャットツールです。2018年6月には、世界100カ国以上でDAU800万を突破し、日本でもなんと50万人以上が毎日利用しているビジネス向けのコラボーレーションツールです。
多くのIT企業では、ほぼ必須のコミュニケーションツールになっていると言えます。
ビジネスを中心としたチャットツール
取引先へ送るメールのような堅苦しい挨拶文がいらないSNSは、短い文章のやりとりを何回も頻繁に繰り返すのに適していますが、ビジネスシーンでもそんなSNSの便利さが周知されはじめています。
その為、現在ではビジネス向けのSNSが多数登場しています。「チャットワーク」や「LINE WORKS」、「Microsoft Teams」などの、名前だけなら聞いたことがあるという人もいるかと思います。
そんなビジネス向けSNSの激戦時代に、一目置かれているのが、この「Slack(スラック)」です。
ビジネス向けとしてはとても使いやすくて便利な機能が多く備わっているのですが、日本人が普段利用しているLINEと違うので、混乱してしまうかもしれませんね。
この記事では、そんなLINEを使っている人でもわかりやすくSlackについて解説します。LINEとの違いがわかれば簡単ですよ!
Slackの特徴
Slackについてまだよくわからないかと思いますので、ここでSlackの主な特徴について解説しましょう。
LINEとはどうしても違いがあるので比較しながら読んでみると想像しやすいかと思います。メリット、デメリットは後述しています。
Slackはグループチャットが基本
LINEとは違う点になりますが、LINEは基本的に個人同士の一対一のやりとりがメインになります。複数名での会話は「グループ」を作成してそこで行いますよね。それと比較して、Slackは、複数名でのやりとりが活発に行われる傾向にあります。
Slackはビジネスチャットという側面から、会社でタスクを進める際にプロジェクトに参加しているメンバーでグループを作って会話をします。仕組みとしてはLINEのグループと似ているのですが、LINEとは違い、Slackではこれを「チャンネル」と呼びます。
一対一のやりとりも勿論出来ますが、その際にはチャットではなくダイレクトメッセージ機能を利用してやりとりします。LINEとは違い、Slackは、チームでのメッセージのやりとりが主な使い方になります。
スレッドでやりとりを整理
LINEのグループトークとの大きなの違いは、Slackではチャンネルの中で「スレッド」が利用することができる点です。
LINEのグループトークは、参加者が全員でいろんな話題でトークします。その為、話題がころころ変わってしまうこともしばしば。
それとは違い、Slackは「チャンネル」の中でスレッドを作成することによって、特定の話題を延長していくことが可能。それによって話の内容がしっかり整理される為、ビジネスに向いていると言えます。
ただし、やり方によってはSlackでもチャンネルの中でスレッドが乱立してしまう可能性が出てきてしまうので、「@名前」で会話相手を指定してのやりとりが多くなります。
アカウントではなくワークスペースで管理
SlackはLINEと違い、アカウントではなく「ワークスペース」という概念で管理しています。
LINEでグループを作成しようとして、招待相手のリストがずらっと並んだ画面から招待するメンバーにチェックをつけるのが面倒に感じたことはありませんか?
Slackでも前述のように「@名前」で相手を指定しての会話が多くなった際に、そもそもプロジェクトには不参加の人がユーザーリストに入っていると選ぶ際に大変ですよね。
そのため、Slackでは、会話の大きなくくりを「ワークスペース」として作成でき、そのワークスペースの中には、前述したチャンネルを作成して話題ごとにグループで会話ができます。
また、ダイレクトメッセージも送れて、「ワークスペース」単位で参加する人の管理が可能です。要するに、「ワークスペース」には、プロジェクトに参加している人しか参加しないようにできるというメリットがあります。
この「ワークスペース」は顧客ごとに複数作成しても構いませんし、プロジェクトが完了して顧客とのやりとりがなくなったら、そのワークスペースを削除してしまえばOK。
LINEとは違い、わざわざ相手をブロックしたりしなくて済む為、Slackは参加者の管理が非常に楽です。
ログインすればどこからでも使える
Slackはログインすればどこからでも使うことが可能なのがメリットのひとつ。LINEとは違い、電話番号と連携されていないので、パソコン数台とスマホ数台など複数端末でも同じアカウントで利用可能なんです。
自分のアカウントでログインすれば、全てのワークスペースを使えます。
Slackのアカウントはメールアドレスと連携しているので、新しい端末にインストールしたり、スマホを買い換える際には「マジックリンクメール」を自分宛に送れば、すべてのワークスペースにログインが可能になります。
LINEは端末を買い換えた際のデータの引き継ぎが面倒ですが、比較するとSlackはその心配がないというメリットがありますね。また、電話番号との連携が不要な点も複数端末で使いたい人にはメリットに感じると思います。
Slackのメリット
Slackの特徴を解説しましたが、それではSlackを利用することのメリットとはいったいどんなものがあるのでしょうか?LINEとの違いと合わせて解説したいと思います。
Slackでは個人のトークルームも監視できる
LINEのグループトークの中に個別で繋がっていない人がいた場合、参加したメンバーのアカウントが表示されているメンバーリストにあるアカウントにアクセスして友達申請することで一対一のやりとりが可能になりますよね。
そうやって一対一でのやりとりを始めた場合は、グループトークとは別のトーク部屋が作成される為、グループトークの部屋を作成した管理者はそれ以上関与することはできません。
ですが、Slackではアカウントが「管理者」権限を持っていれば、個別でトークしているプライベートメッセージをダウンロードすることが出来ます。また、誰がダウンロードしたのかも記録に残ります。
ただし、Slackの標準プランにはプライベートメッセージの取得は含まれていません。標準プランではチャットをプライベートチャットとして限定公開することが可能ですが、メッセージをダウンロードしたい場合はPlusプラン以上を契約していなければいけません。
こうすると一見プライベートの会話を盗み見られるように感じてしまいますが、このシステムこそがビジネスシーンで使うメリットとも言えます。
例えば、打ち合わせの段階で行き違いが発覚した場合、個人アカウント同士でやりとりしていた情報までは管理が出来ませんが、このシステムがあればどこで行き違いが起こったのかの究明が可能です。
また、メッセージのダウンロードを行う際にはデジタル署名をして、Slackに承認される必要があります。
Slackは送った情報を訂正できる
Slackのメリットとして、送った情報を訂正できる機能があります。Slackでは送信したメッセージの修正・削除が後から可能です。
例えば、誤ったメッセージを送ってしまったとしても、すぐに気付いて、メッセージを正しく修正したとします。すると、その修正の直後に全ての端末上で、メッセージが修正したものに変更されます。
これは、相手が仮にメッセージを読み始めていたとしても、メッセージの修正直後、すぐに最新版に更新されますので、どのタイミングで、どのデバイスで見ても、最新の情報に修正されるということになります。
LINEでもメッセージを削除することは可能ですが、既読がついてしまった場合は削除できませんし、さらに内容の編集はできません。
LINEのように、送ったミーティング日時を間違えた!と気付いて「さっき送ったのは誤りなのでこちらが正しいです…」とメッセージを送るも、似たような内容が二つも届いている為に結局誤った情報が相手に伝わってしまった…
そんなビジネス上では致命的なミスを防ぐことが出来るのがSlackのこの機能の最大のメリットと言えるでしょう。
Slackはメッセージ入力中に相手の動きが見える
SlackではSkypeのように、リアルタイムで相手がメッセージを書いているかどうかがわかります。会話のキャッチボールを相手が投げようとしているかどうかが一目でわかるのです。
中途半端なメッセージが送られてきて、「ん?これはまだ続きがあるのか?」と待ってみたものの特になかった、もしくはもう終わりだと思って話を続けたらメッセージの続きが送られてきてトークルームがごちゃごちゃになってしまったりすることがなくなります。
相手の動きを待ってこちらもメッセージを送れるというのはビジネスツールとしてのSlackを使うメリットと言えますね。
SlackはSNSとの連携にメリットがある
Slackは連携機能に優れていて、Twitterなど各種SNSと連携することでチャンネルに各SNSを設定することが可能です。
Slackの人気のひとつにこの連携機能があると言えるでしょう。SNSやメールなどの通知をSlackにまとめることが出来るのです。
主なチャットツールとしてSkypeを使用している人も多くいますが、なんとSlackはSkypeとも連携が可能。データに関するツールとしてはDropboxとの連携ができるのもSlackを利用するメリットですね。
Slackの機能
Slackをビジネスツールとして利用するメリットについて解説しましたが、ここでSlackの機能について解説したいと思います。
LINEを利用しているとSlackのGUIに戸惑うかもしれませんが、使ってみると意外とすんなり使えることがわかって頂けると思います。
2種類のグループチャット
Slackではグループチャットのことを「チャンネル」と呼びます。
この「チャンネル」には、「パブリックチャンネル」という自由にメンバーが参加と退出を選択できるチャンネルと、「プライベートチャンネル」という完全招待制のチャンネルの2種類があります。
例えば課の社員全員で使いたいならパブリックチャンネル、プロジェクトチームの人だけで使いたいならプライベートチャンネル、と使い分けすることが出来ます。
いつでもどこでも確認できる通知機能
Slackでは緊急であったり優先度が高いメッセージを、パソコンやスマホなどにプッシュ通知を出せる機能があります。
メッセージの重要度や緊急度に応じて通知可能な為、仕事中の情報伝達やコミュニケーションに大いに役立つでしょう。
さまざまな端末からアクセスできる柔軟性
Slackは、MacやWindowsなどのパソコンだけではなく、iOSやAndroidといったスマートフォンにも対応しています。
ダウンロードしたSlackアプリを利用すれば各種ブラウザから簡単にサインイン可能で、しかもどの端末からアクセスしたとしてもほぼ同じ画面構造になっているので、機能の場所を見失うことなく普段通りに使うことが出来ます。
一覧表示もできるファイル共有
ビジネスチャットにおいてファイルの共有機能は必須ですが、Slackではチャンネル毎に、共有したファイルを一覧表示することが可能です。そのため、いつでもすぐに必要なファイルにアクセスできます。
チャンネルをまたいで検索できる一括検索
複数のチャンネルに同時に参加していると、送られてきたデータや必要なメッセージがどのチャンネル上にあったのかわからなくなってしまうこともあるかもしれません。
でも、Slackにはチャンネルをまたいで検索できる一括検索機能があります。これでSlack上にある全てのチャンネルを一括検索可能です。
絞り込み検索やチャンネル別の検索結果表示も可能。メッセージとファイルを別々に表示させたり、検索結果から必要な情報を探せる機能もあるので、検索の為の時間のロスを減らすことができます。
SlackとLINEどっちがおすすめ?
連携機能や検索機能など、さまざまなSlackの機能を解説しましたが、ではビジネスチャットを導入するのであればLINEとSlackのどちらが良いのでしょうか?
それではビジネスチャットの選び方と、SlackとLINE(※ここではLINEWORKSを指します)の機能とプランを比較してみましょう。
ビジネスチャットの選び方
業種や職種、他にも規模によって適したビジネスチャットは変わります。連携機能やグループチャットなどを使いたいものの、ビジネスチャット選びに迷ってしまう人の為に、ビジネスチャットの選び方について解説します。
作業は社内or社外?
作業が社内か社外かでも適したビジネスチャットは違います。SEやデザイナーなどが多い職場の場合は外出する必要がない為、顧客と会うのは営業だけというパターンも多いかと思います。
すると、作業は社内がほとんどになりますので、社内だけで使うことに長けたビジネスチャットを選ぶ方ことをオススメします。SEが多いのであれば、カスタマイズ性も重要でしょう。カスタマイズできることにより、さらに効率化を図ることが出来ます。
一方、営業や店舗販売などのスタッフが多い職場の場合、社内のスタッフと社外のクライアント両方に向けて使えるビジネスチャットの方が適しています。
社外に出ることが多い場合、クライアントとの連絡がスピーディーに取れることが第一。で、あれば、誰もが使いやすいビジネスチャットを選びましょう。
利用企人数はどれぐらいか?
ビジネスチャットを導入する際の検討材料として、使用する規模があります。ビジネスチャットの課金システムは、人数規模に左右されることほとんどですし、何よりその規模によって、適したプロジェクト管理の仕方が変わってくるからです。
SlackもLINE WORKSもさまざまな企業が使っていますので、実際に使っているのかを導入事例を確認してみても良いでしょう。
無料トライアルはあるか?
ITリテラシーにスタッフ間でばらつきがある場合など、まずは無料で使ってみて使用感を確かめてみるのが一番良いと言えます。
まずはチーム単位でも構いませんので、無料で導入してみると向き不向きがわかりやすくなります。使い慣れればこれまでの電話やメール、FAXなんかと比較したときに情報共有の速やかさを体験できます。
まずは無料で使えるビジネスチャットで試してみるのがオススメです。
ビジネスで使うならSlackとLINEどっちがおすすめ?
さて、では実際にビジネスで使うのであれば、SlackとLINEのどちらがオススメなのでしょうか?
LINEWORKSには他のツールと連携せずとも、ビジネスチャットを使う上で必要な機能が網羅されているというメリットがありますが、Slackもビジネスチャットとしてはとても優秀です。
それではこれからSlackとLINE WORKSの特徴・機能・料金を比較してみましょう。
SlackとLINEのビジネスチャット機能を比較
それでは、SlackとLINEのビジネスチャット機能を比較してみましょう。実際どちらも無料で試用出来ますので、こちらを見ても決めきれない場合は両方試してしまうのも手です。
機能を比較
SlackとLINEWORKSの機能を比較してみましょう。
Slack | LINE WORKS | |
トーク | ◯ | ◯ |
タスク管理 | × リマインドはあり |
◯ |
LINEユーザーとの会話 | × | ◯ |
既読確認 | × | ◯ 個人単位で確認可能 |
メンション | ◯ | ◯ |
表示・検索制限 | なし | なし |
ビデオ通話 | ◯ | ◯ |
画面共有 | スタンダード〜 | ベータ版 |
利用者数制限 | なし | なし |
チャットBotなどのAPI | ◯ | ◯ |
チャット内ノート | × | ◯ |
掲示板 | × | ◯ |
カレンダー | × | ◯ |
アンケート | × | ◯ |
共有フォルダ | ◯ | ◯ |
管理者機能 | ◯ | ◯ |
初期費用 | 0円 | 0円 |
利用料 | 0円〜 | 0円〜 |
対応OS | Windows、macOS、Android、iOS | Windows、macOS、Android、iOS |
翻訳機能機能 | × | ◯ |
無料プラン | ◯ | ◯ |
無料版を比較
SlackとLINEWORKSの無料版を比較してみましょう。
Slack | LINE WORKS | |
トーク | ◯ | ◯ |
タスク管理 | × リマインドはあり |
× |
LINEユーザーとの会話 | × | ◯ 1対1のみ |
メンション | ◯ | ◯ |
ビデオ通話 | 1対1のみ | 1対1のみ |
画面共有 | × | ○ 1対1のみ |
利用者数制限 | なし | 100名 |
チャットBotなどのAPI | 10個まで | Botのみ 10個まで |
共有ストレージ | 5GB | 5GB |
管理者機能 | ◯ | デフォルトからの変更不可 |
ログ | 直近のメッセージ10,000件へのアクセス | 2週間のみ、ダウンロード不可 |
サポート | スタンダードサポート | なし |
アプリ内広告 | なし | あり |
翻訳機能 | × | ◯ |
月額利用料を比較
SlackとLINEWORKSの月額利用料を比較してみましょう。
Slack | LINE WORKS | ||||
製品プラン | スタンダード | プラス | ライト | ベーシック | プレミアム |
費用(月額) | 850円 | 1600円 | 360円 | 600円 | 1200円 |
メール | – | – | × | 30GB/user | 無制限/user |
ドライブ | – | – | × | 30GB/user | 1TB/user |
アーカイブ | – | – | × | × | ◯ |
音声・ビデオ通話 | 参加者最大15人 | 参加者最大15人 | 参加者最大200名 | 参加者最大200名 | 参加者最大200名 |
ファイルストレージ | 10GB(1user) | 20GB(1user) | 100GB +(user数)1GB |
1TB +(user数)1GB |
10TB +(user数)1GB |
SlackやLINEのようなチャットツールは他にある?
これまでSlackとLINEについて解説してきましたが、このようなチャットツールは他にもあるのでしょうか?特に有名なものをいくつかご紹介しましょう。
Chatworkやビジネスチャットに特化したLINE WORKSがある
「Chatwork」は、Chatwork株式会社の提供するビジネスチャットサービスです。2018年12月時点で20万以上の企業が導入しており、豊富な導入事例があります。
GmailやTwitterといったフリーメールやSNS以外にも、なんと経費精算システムなどの連携にも優れていて、コミュニケーション以外のことも効率化が可能です。
こちらもSlackのようにマルチデバイス対応。なので、会社ではパソコンでChatworkを操作し、外出先ではスマホで確認するといった利便性の高い使い分けが出来ます。
また、Chatworkはタスク管理機能があり、チャットと同画面でタスクの確認が可能です。その為、頻繁に発生するタスクの管理が出来ます。
1ユーザーあたりの月額利用料は500円~(ビジネス)で、 広告が表示されますが無料プランもあります。
「LINEWORKS」は使っている人がかなり多い人気のコミュニケーションツールの「LINE」をビジネス用にしたものです。こちらではLINEの特徴でもあるあのスタンプ機能が利用できます。
チャットや音声通話といったLINEでの基本的な機能のほか、カレンダー機能も利用可能です。メッセージの既読機能があるので、通常のLINEのようにメッセージを読んでいない人の把握が可能になります。
LINE WORKSでは、掲示板やアンケート機能などの他のビジネスチャットにはないような機能がデフォルトで使えます。
LINE WORKSのセキュリティは高度で、たびたび話題になる個人版のLINEの「アカウント乗っ取り」のような心配は不要です。また、データ保護のために365日24時間体制のシステム保守や、ウイルス対策が徹底されています。
1ユーザーあたりの月額利用料:300円~(ライト)で、無料プランもあります。
Yammer
YammerとはMicrosoft社のOffice365に搭載されている社内限定公開SNS機能のことです。
社内限定公開SNSなのでTwitterのようなSNSと違って、社外に情報が公開されることがありません。そのため、会社内の業務連絡や、会議の日程について使いやすいSNS(ビジネスチャット)と言えるでしょう。
Talknote
Talknoteとは、「Talknote」という企業が提供している、企業向けのコミュニケーションツールです。
Talknoteは、社内コミュニケーションツールとして最適化されたビジネスチャットで、相手のプロフィールや、既読・未読の機能のほかに、LINEのようにスタンプやメンション、いいね!ボタンに相当する機能があります。
使い方はシンプルさが追求されていて、Slackのようにマルチプラットフォームに対応しています。
まとめ
現在では電話やメール以外に、すぐに対応できるSlackのようなビジネスチャットを導入している企業が増えています。
もし導入を迷っているのであれば、SlackもLINE WORKSもどちらも無料で使えますので、一度使ってみてはいかがでしょうか?
Slackについて参考になれば幸いです。