2019年05月25日更新
【Slack/Chatwork】機能を比較!どっちを導入するべき?
SlackとChatwork、これからどちらかを導入しようと考えていませんか?そんなSlackとChatworkの機能やできることの強みを比較して行きます。ビジネスにどう強みを生かせるのか?おすすめの人はどんな会社か?すべて比較していきます。
目次
- 1SlackとChatworkの特徴
- ・Slackとは?
- ・Chatworkとは?
- 2SlackとChatworkの機能比較
- ・SlackとChatworkの共通機能
- ・Slackでできること
- ・Chatworkでできること
- 3SlackとChatworkの強み
- ・Slackの強み
- ・Chatworkの強み
- 4SlackとChatworkの料金比較
- ・Slackの料金
- ・Chatworkの料金
- 5SlackとChatworkはどちらを導入すべきか
- ・Slackがおすすめの人
- ・Chatworkがおすすめの人
- 6SlackとChatworkを併用すべき状況
- ・連携用と連絡用を分ける場合
- ・社内と社外でビジネスチャットツールを分ける場合
- ・まとめ
- ・合わせて読みたい!Slackに関する記事一覧
SlackとChatworkの特徴
ビジネスシーンで、SlackとChatworkを導入をしようと考えているひともいるのではないでしょうか?もっとビジネスのコミュニケーションのチャットやメールのやり取りの効率を図るためにSlackとChatworkを導入することでしょう。
しかしSlackとは?Chatworkとは?とあまりよく機能や特徴、それぞれの強みが分かっていないためにSlackとChatwork、どちらのツールを導入しようか迷っているという状態のひとに向けて、本日は説明をさせていただきます。
やはり最近は、SlackとChatworkを導入している会社が多くなってきました。それは何故なのかと言うとビジネスシーンにおいて、SlackやChatworkの機能をもっとも強みを生かすことができるということなのです。
とはいえ、ビジネスにおいてSlackとChatworkがどのような強みがあるのか事前に知っておけないと、そのSlackとChatworkの強みを生かすことができません。では、SlackとChatworkがビジネスシーンにおいてどのように活躍するか簡単に説明をします。
SlackとChatworkとは、ビジネス上のチャット用のツールやサービスです。SlackとChatworkのようなツールは、ビジネスに特化したチャットなどの機能を導入しているので、あらかじめビジネスコミュニケーションのための利用が想定されているのです。
ですから、ありとあらゆるビジネスにおいて役に立つことでしょう。SlackとChatworkを導入すれば、いままで行っていた面倒な連絡等などが、チャットやツールの管理機能で効率よく、そして短時間でスムーズに仕事をこなしていけることでしょう。
Slackとは?
Chatworkを使っていて、Slackを知らないというひともいるかもしれません。逆にChatworkからSlackに乗り換えようとしているひとも多いのです。Slackとは、スチュワート・バターフィールドによって開発されたチームコミュニケーションツールです。
Slackは2013年8月にアメリカでリリースされました。2018年6月には、世界100カ国以上でDAUが800万を突破しました。いまとなっては、日本でも50万人以上が毎日利用する、ビジネス向けコラボーレーションツールとなっています。
もはや多くのIT企業で、ほぼ必須のビジネスコミュニケーションツールになっていると思います。Slackを導入していない企業の方が少ないのではないか?と思う程ビジネスにおいて、できることがたくさんあるんです。
Chatworkとは?
Slackを知っていて、Chatworkを使ったことのないひともいるでしょう。Chatworkとは、Chatwork株式会社が提供するクラウド型ビジネスチャットツールである。ビジネスコミュニケーションに特化したチャットツールとして人気のツールです。
現在160,000社以上の企業が導入しているのが「Chatwork(チャットワーク)」なのです。Chatworkを社内に導入して、チャットなどでスムーズなコミュニケーションを取れるようになったと喜びの声がネット上などで飛び交っています。
Chatworkでしかできない強みがあるので、Chatworkを使ってできることはさまざまあります。Chatworkとは、Slackと同じようにビジネスに役に立つ機能が盛りだくさんありますので、まずはチャットを使って便利さを実感することから始めましょう。
SlackとChatworkの機能比較
このように、SlackとChatworkとは。ビジネスコミュニケーションに特化したチャットツールなのです。ですが、SlackとChatworkとでは、できることやできないことが異なってきます。ですから当然それぞれ機能の強みが違ってきます。
ですから、その強みとは何か?事前に理解する必要があります。ここでSlackとChatworkのできること・できないことを分かりやすくするために、比較をしていきたいと思います。SlackとChatworkを比較する際に、注目すべき項目があります。
それは「できること」「強み」「おすすめの人」です。この3つにフォーカスをあてて比較していきますので、できることはなんなのか?強みは?おすすめの人とは、どういった人なのか?をそれぞれ注目しながら見ていきましょう。
それでは、SlackとChatworkの比較表です。「できること」「強み」「おすすめの人」に注目して参考にしてくださいね。
比較 | Chatwork | Slack |
できること |
・グループチャットの作成 ・ダイレクトメッセージの送信 ・メールとの連携 ・トーク内検索 ・タスク管理 ・音声通話/ビデオ通話 ・外部とのコミュニケーション |
・グループチャットの作成 ・ダイレクトメッセージの送信 ・トーク内検索 ・メールとの連携 ・外部連携ツールによる機能拡張 ・Snippet機能を利用してのコード共有 |
強み | ・タスク管理機能がある ・国内企業での導入実績が豊富 ・日本製ツールなのでサポートが安心 ・誰でも使いやすい ・国内の導入企業数が多い(17万社) |
・連携ツールが豊富 ・画像プレビュー機能がある ・Snippet機能がありエンジニアが使いやすい ・一目でアクティブかどうかわかる |
おすすめの人 | ・ 社内外でのやり取りが多く、頻繁にタスクが発生する方 ・国内の中規模以上の企業様との取引が多い方 |
・業務で使っているツールが多い方 ・エンジニアが多いチームで使いたい方 |
SlackとChatworkの共通機能
では、SlackとChatworkのできることに関してお話をさせていただきます。できることに共通している機能をなんなのか?について解説をしていきたいと思います。共通していることを確認しておけば、最低限の機能を把握することができます。
SlackとChatworkの共通している機能を理解すれば、逆に共通していない機能を把握することが容易になるために、しっかりと共通しているできることを見極めて行くことが大切です。まず、共通していることとしてはチャットでコミュニケーションを取れるです。
これは最低限の機能ですので、チャットでの迅速なやり取りは、SlackとChatworkはできます。つづいて、どちらもどのデバイスでも使えるということです。スマートフォンやパソコンなどいろいろなデバイスで使うことができます。
つぎは、ファイルの添付が簡単なことです。ドラッグアンドドロップでファイル共有がどちらも可能なので、とても便利です。つづいて、複数のメンバーで構成されたグループチャットの作成が可能なのも共通していることです。
さらに、特定のメンバーに対してメンション(通知)が可能です。また、過去のメッセージやファイルの検索が簡単なことも共通している便利な機能です。過去のやり取りを探すこともあると思いますので、すぐに探せるのはいいですよね。
最後に、共通している部分はメール連携が可能(メールに通知がくる)ということです。紹介をした共通しているものは、SlackとChatworkでインターフェースなどに細かな違いはあるものの、両サービスともに共通している機能です。
Slackでできること
では、Slackでできることはどういったものがあるのかについて紹介していきます。Slackでしかできないことを知っておけば、Slackの特徴をよくつかむことができるため、どっちを導入しようか?と迷うことがなくなることでしょう。
それでは、Slackでしか使えない特徴を見ていきましょう。
連携ツールが豊富
Slackの最大の特徴として、外部連携ツールによる機能拡張が豊富なことです。Slackでは、連携できるアプリが1,000点以上揃っており、別アプリにある情報をSlackで手軽に展開することができます。外部アプリをよく使うひとにはありがたい機能です。
詳しく説明をすると、Slackは仕事の効率化やドキュメントの管理など、多くのサービスと連携可能です。たとえば「Google Drive」や「Google Calendar」のように、さまざまな組織で使われているメジャーなサービスとの連携も可能です。
Snippet機能がある
そして次のSlackにしかない特徴として、Snippet(スニペット)機能があります。HTMLや各種プログラミング言語のソースコードを簡単に投稿/共有することが可能です。
スニペットのテキストは、コピーしてそのまま開発環境に貼り付けできるという優れものです。ですから、エンジニア間の会話で重宝されることが予想されます。
画像プレビュー機能があり見やすい
Slackの最後の特徴として、画像を共有した場合にプレビューが表示されるようになっています。そしてChatworkにはない機能として、URLのプレビューも表示することができます。ですからダウンロードしなくてもイメージをつかむことができるのです。
Chatworkでできること
つづきましては、Chatworkを使ってでしかできないことを紹介していきます。Slackと比較して、Chatworkの特徴を知っていきましょう。
タスク管理機能がある
Chatworkにしかない大きな特徴は、タスク管理機能です。自分のタスクだけでなく相手にもタスクを割り振って、「誰が」「どの期限までに」「どのような」タスクを持っているのか管理することが可能です。
チャットツールとタスク管理ツールが統合されているChatworkならではの効率的な操作が期待できるでしょう。
導入事例が豊富!!便利な使い方がすぐに知れる
Chatworkを導入した国内企業の数は18万を超えているのです。数え切れないほどのあらゆる分野の企業が導入しています。導入事例も豊富なので、自社に似た企業規模や業界の事例を参考にでき、より試行錯誤し便利な使い方を導入することができます。
日本語対応が万全!!サポートが安心している
Slackは米国企業のサービスですので、信頼や安心感といものを感じないというひともいるでしょう。しかしChatworkは日本の企業により運営されているサービスです。リリース当初から全ての機能・サポートが日本語対応なので安心して利用できます。
コラボレーションに優れている
Chatworkでは、チャンネルごとにワークスペースを持っているのと同じ仕組みなので、無料プランであっても外部の人と連携しやすいのです。
あまり関わらない外部のひとや契約が短いひとの支払の管理までやることに手間がかかっていやだというひとは、Chatworkがおすすめな人だと思います。
SlackとChatworkの強み
SlackとChatworkの強みは、どういった強みなのか?気になりますよね。実際に利用するのであれば、ビジネスに生かせる強みがあるツールを使いたいですよね。それでは、SlackとChatworkの強みを説明させていただきます。
Slackの強み
LINEという通話アプリをご存知でしょうか?Slackは、LINEのような操作性ができると非常に有名です。LINEを使ったことがあるひとなら分かると思いますが非常に使いやすいのです。こちらもメンバー同士(1対1)で直接、チャットができる機能があります。
ですからLINEのような簡単な操作性ができるというのが強みです。またいつでもオンライン会議室ができることも便利です。リアルタイムコミュニケーションを取れるよう、相手にプッシュ通知を送ることができ、相手に連絡が伝わりやすいとい利点があります。
Slackは、このような通知機能の即時性が非常に優れているため、緊急度、重要度に応じて、適切な相手にすぐ情報を伝えることができます。
Chatworkの強み
Chatworkの強みは、本格的な「タスク管理機能」があることです。自分自身のタスク管理から他のメンバーに対してタスクを依頼することができます。
グループ毎にタスクを視覚化することができますので、完了したタスク/完了していないタスクが一目瞭然になるのでグループ別のタスク管理が簡単にできます。また外部サービスと連携できることやプログラムコードを共有できたり強みはたくさんあります。
また、セキュリティの高い法人プランに加入することも強みの一つです。Chatworkの有料プランを導入することでIP制限や外部SNS制限など、高度なユーザー管理機能を行うことができます。
SlackとChatworkの料金比較
ここで気になるポイントがあります。それはSlackとChatworkの料金です。料金が高いと初期費用がとてもかかってしまいます。そこで、SlackとChatworkの料金はどちらが安いのか?プランはどのようになっているのか?を比較してみたいと思います。
Slackの料金
Slackの料金は、無料版と有料版があります。無料のプランが1つ、有料のプランが2つとなっています。まずはSlackを無料で使えるのがフリープランです。基本的な機能はフリープランで全て使うことができますが、一部機能に制限があります。
つぎは、スタンダードプランです。月額にユーザー1人につき850円で使えるプランとなっています。フリープランで制限されていたものは解放されるようになります。最後にプラスプランです。プラスプランは月額ユーザー1人につき1,600円です。
すべての制限が解除されたり、ファイルストレージを多く使えるという利点があります。
Chatworkの料金
Chatworkの料金プランは4つほどあります。まずは、無料のフリープランです。機能に制限はあるものの基本的な使い方はできます。つぎは、パーソナルプランプランは月額400円となっています。グループチャットの数が増えるので便利になります。
つづいて、ビジネスプランです。ビジネスプランは月額500円です。チーム機能などの機能が追加されます。最後にエンタープライズプランです。エンタープライズプランは月額800円で利用することができます。
エンタープライズプランでは、ユーザー管理の強化やセキュリティ強化に優れた機能を使うことができます。
SlackとChatworkはどちらを導入すべきか
SlackとChatworkの料金や強みを理解したとはいっても、自分に合っているのかまだ判断がつかないというひともいるのではないでしょうか?そういったひとのために、SlackとChatworkのおすすめの人を紹介していきます。
おすすめの人の対象を知っておけば、自分がそれに当てはまるかを簡単に把握することができます。それででは、Slackがおすすめな人、Chatworkがおすすめの人をそれぞれ説明させていただきます。
Slackがおすすめの人
Slackがおすすめの人は、ずばり業務で使っているツールが多いひとほどおすすめです。
多くのツールと連携することで、複数のサービス画面・情報をSlack上で一元的に受け取ることができます。Slackと連携できるサービスを多く活用しているチームなら、さらに業務効率化に役立つことが期待できます。
また社内にエンジニアが多いのなら、Slackを使うべきです。その理由はGitHubとの連携や、Snippet機能などの特徴があることです。
Chatworkがおすすめの人
では、Chatworkがおすすめの人ってどんな人なのでしょうか?ずばりChatworkがおすすめの人は、社内外でのやり取りで、頻繁にタスクが発生する環境を持っている企業です。社内外でのやり取りが多く、頻繁にタスクが発生しているのなら使うべきです。
またChatworkは経歴が長く実績もあります。何より日本語に対応していてサポートも充実しています。ですから安定した実績のあるツールを使いたいひとにおすすめします。
SlackとChatworkを併用すべき状況
SlackとChatworkを併用すべき状況もあるんです。あなたの社内の環境によってSlackとChatworkを併用して使用することも考えなくてはなりません。
連携用と連絡用を分ける場合
連携用と連絡用を分ける場合は、併用した方がいいでしょう。たとえば、自社ではチャットワークを使用して、クライアント(連絡用)とのやり取りにSlackを使用することも考えていきましょう。
社内と社外でビジネスチャットツールを分ける場合
社内では、SlackとChatworkのどちらかを使い、社外ではもう片方を使うという方法もあります。もしクライアントがSlackを利用しており、Slackから連絡してほしいと依頼される場合は、使い分けて使う必要があります。
まとめ
以上が、【Slack/Chatwork】機能を比較!どっちを導入するべき?の記事でした。SlackとChatworkどちらがあなたの社内の環境に合っていましたか?ぜひこの記事を参考にして、どっちを導入するか考えていきましょう。