皆さんのLINEのトークに鍵マークは付いていますか?この鍵マークが付いていない(設定していない)とどうなるか知っていますか?LINEの鍵マークの意味や付け方・設定方法とは何なでしょうか?今回はこの意味や表示設定方法、疑問を解説していきます。
皆さんは誰かと連絡をとる時どうしていますか?最近はSNSなどのメッセージアプリが流行っているので、それらを使う人が多いと思います。
その中でもLINEを使っている人が多いのではないでしょうか?LINEは今やほとんどの人が使っている連絡ツールです。LINEの機能は連絡をとる時にとても便利です。LINE通話を使ってLINEで電話も出来ますし、LINEスタンプやLINEPayなど、LINEには独自の機能がたくさんあります。なので、LINEのユーザー数はかなり多いと思います。
そんなLINEのトーク画面に、鍵マークがついているのを知っていますか?LINEトーク相手の名前の横に鍵マークがありますよね?中にはLINEのトークに鍵マークが無い人もいるかもしれません。
このLINEの鍵マークですが、一体どんな意味とは何なのか知っていますか?LINEの鍵マークの表示方法なども知っていますか?普段からLINEを使っていても意外と知らない人が多いのでは?
今回はこのLINEのトーク画面にある鍵マークについて解説していこうと思います。
そもそもこのLINEの鍵マークの意味とは何なのでしょうか?鍵マークなので何だか重要そうですよね?このLINEの鍵マークは『Letter Sealing』という機能でやりとりの内容が暗号化されているLINEトーク、ということを表しています。
『Letter Sealing』とは?と思う人もいると思うので解説します。『Letter Sealing』とは、「送信から受信までずっと暗号化されたままでメッセージを送受信でき、暗号を解く『鍵』は送信者と受信者しか持っていない暗号化通信の方式」のことです。
つまり、メッセージ送受信を仲介するLINEサーバーであっても、暗号を事実上解けない(メッセージ内容を確認できない)仕組みだということです。だからLINEの『Letter Sealing』有効表示は鍵マークなんですね。
LINE鍵マークの意味とは?というところがわかったと思いますが、この記事を読んでくださっている人の中には、LINEのトークにこの鍵マーク『Letter Sealing』が付いていない(表示されていない)人もいるかもしれません。
では、このLINEの鍵マーク『Letter Sealing』が付いていないとどうなるのでしょうか?危険なのでしょうか?LINEのトークに鍵マーク『Letter Sealing』が無いと何だかどうなるのか不安になってきますよね?
このLINEトークには鍵マーク『Letter Sealing』が付いていない(表示されていない)とどうなるのでしょうか?LINEの鍵マークが付いていないトークだと、もしかしたら誰かがこのLINEのトークや情報を抜き取っているのでは?と。では、LINE内では実際どうなるのでしょうか?
確かに、LINEの鍵マークが付いていない(表示されていない)と、『Letter Sealing』が有効化されていないということになります。そのため、LINEの鍵マークが無いトークは、LINEの鍵マーク付きのトークに比べれば危険だと言えます。
しかし、だからと言って「LINEの鍵マークが付いていないと危険。メッセージが漏洩してしまう!」ということにはなりません。LINEの鍵マークが付いていないとしても、これまでのLINEトークと同じセキュリティレベルで保護されているためです。
これまで普通にLINEを使っていたユーザーにとっては、LINEの鍵マークが無くても何ら変わらない安全性の下でメッセージを送受信できるのです。LINEに鍵マークが付いていないとどうなるかわかりましたか?
では、どうしてLINEの鍵マークが付いている(表示されている)人と、付いていない(表示されていない)人がいるのでしょうか?みんな同じLINEを使っているんですがね…。
LINEのトークが、画面に鍵マークが付いていない(表示されていない)とどうなるのかは説明しましたが、なぜLINEに鍵マークが付かない人がいるのでしょうか?
ここからはLINEの鍵マークの付け方などを解説していきます。
まず、LINEの鍵マークの付け方(設定方法)から説明していきます。LINEに鍵マークを浸かる方法を知らないと、そもそも何も出来ませんからね。
まず、LINEに鍵マークが付いていない人は以下の条件をクリアしていないからだと考えられます。
さて、LINEの鍵マークの意味や設定方法、LINEの鍵マークが付いていないとどうなるかがわかったところで、『Letter Sealing』に付いてもう少し詳しく説明していこうと思います。
Letter Sealingの仕組みですが、郵便屋さんに例えるとわかりやすいと思います。
まず、AさんがBさんに封書を郵送する事例を想像してみてください。封書は当然、Aさん→郵便屋さん→Bさんという経路で運ばれます。
このとき、郵送の途中で「郵便局が封書をどうやっても開封できないシステム」と「郵便局がいったん開封して別の封筒に中身を入れ替えるシステム」、どちらが安全でしょうか?どう考えても前者の方が安全です。
この「郵便局が封書をどうやっても開封できないシステム」が、『Letter Sealing』機能です。
封書(メッセージ)を開けるために必要不可欠な道具(鍵)をAさんとBさん(LINEユーザー)だけが持っているため、郵便局(LINEサーバー)は開封することができないのです。
これがLINEの鍵マーク『Letter Sealing』の仕組みです。
一方、「郵便局がいったん開封して別の封筒に中身を入れ替えるシステム」が、LINEにおける従来の暗号化方式でした。
その方法では、封書(メッセージ)を開けるための「鍵」を郵便屋さん(LINEサーバー)が持っていることになります。そうなると、Bさんに配送する過程でAさんから預かった封書を一度開封する必要がある仕組みになっています。
そのため、仕組みが悪用される可能性が残されてしまうのです。言ってしまえば、LINE社員が個々のメッセージの中身を覗き見たり改変したりしようと思えば出来てしまう、ということです。
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