Windows Defenderは、Windows8.1に搭載されたセキュリティをスキャンするソフトです。Windows8.1において、Windows Defender使えば、簡単に手動スキャンすることができますので、その方法を解説します。
Windows DefenderとはWindows8.1に限らず、Windows8以降の機種に標準搭載されたセキュリティソフトです。
スパイウェア(個人情報を、プログラムの提供元に送信することを主な目的としたプログラムの総称)やマルウェア(悪意のあるソフトウェア全般を示す言葉)などからコンピュータを保護してくれます。
ここでは、このWindows8.1に標準搭載されたWindows Defenderで手動スキャンする方法を解説していきます。まずはWindows Defenderの性能や設定について説明していきます。
Windows8.1に無料でついてくるセキュリティソフトなんて大丈夫だろうかと不安になるかもしれませんが、問題ありません。常にアップデートされ、有料のウィルスソフトと比較しても劣りません。
機能としては、ウィルスの脅威の防止デバイスのパフォーマンスと正常性、ファイアウォールとネットワーク保護、アプリとブラウザーコントロール、ファミリのオプションを搭載しています。
2018年3月の第三者機関のウィルスソフトにおける結果では、Windows Defenderで防げなかったウィルスはありません。一部ユーザーの設定に依存して、防げる攻撃が他のソフトと比べると多くあるのです。
ただし、誤検知も多いようで、ダウンロードしたファイルを起動したWindows Defenderが、マルウェアとして画面に表示されることもあるようです。
上記のとおり、Windows8.1のWindows Defenderは、プライバシーの設定など細かい設定があることから使いづらいという面もありますが、ウイルスを防ぐという点だけで見れば十分な性能です。
ここでは、Windows Defenderのスキャンの種類を確認します。場面に応じた方法で、Windows8.1のWindows Defenderのスキャンを実施できるようにします。
スキャンする方法は3つあります。スキャン中は処理能力が低下するため、今すぐスキャンする場合は、スキャンが完了するまで作業を待機することをオススメします。
Windows Defenderのクイックは、ウイルス、スパイウェア、マルウェアなどWindows8.1に悪意のあるソフトウェアおよび感染の疑わしい場所と、現在実行中のアプリのみをスキャンします。
Windows8.1のハードディスク上のすべてのファイルおよび実行中のすべてのプログラムがチェックされます。全てをスキャンするので、完了まで1時間を超えることもあります。
自分自身でスキャンするファイルやフォルダーを指定することができます。不安なところは今すぐスキャンすることができます。
Windows8.1のWindows Defenderで手動スキャンする方法を解説します。コントロールパネルから手動スキャンする手順とアプリ画面から手動スキャンする手順があります。
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