開発元であるAppleでのサポートが終了したWindows版QuickTime(クイックタイム)を利用する方法を解説します。数年前にAppleによる一切の開発が終了したWindows版QuickTime(クイックタイム)の使い方を紹介します。
QuickTime(クイックタイム)をご存知でしょうか。Window版はサポートが終了してしまった、QuickTime(クイックタイム)ですがMacを利用したことのあるユーザーにとっては親しみのあるソフトではないでしょうか?
Windows版QuickTime(クイックタイム)のサポートは2016年に終了してしまいましたが、まだまだWindowsでQuickTime(クイックタイム)を動作させる必要がある方も多いのではないでしょうか?
本記事ではサポートが終わったWindows版QuickTime(クイックタイム)を使う方法を注意点と合わせて解説します。QuickTime(クイックタイム)が必要な方は参考にしてください。
はじめにQuickTimeの概要について紹介します。QuickTimeについて詳しくない方も一度はQuickTimeとはどのようなソフトなのか確認しておきましょう。
QuickTimeと聞いてApple性の動画再生ソフトとイメージする方は多いかと思いますが、QuickTimeは動画プレーヤーだけでなくQuickTimeコーデックを提供したりQuickTimeコーデックを他のアプリで利用できるようにする技術です。
QuickTimeコーデックとはAppleが開発した、メディア系のではデファクトスタンダードなコーデックのことです。QuickTimeコーデックの一つに有名なコーデックではMOV形式があります。ご存じの方も多いのではないでしょうか?
EDUISなど他社の動画編集ソフトなどの動作には、QuickTimeを利用してQuickTimeコーデックファイルを読み込んでいるものもあります。このようなソフトを利用するにはQuickTimeが必要です。
動画再生ソフトであるQuickTimeはQuickTimePlayerです。QuickTimeやQuickTimePlayerはMacでは標準搭載されており、以前はWindows版も無料で配布されていました。
Windows版QuickTimeは2016年にAppleによるサポートが終了しました。しかし、QuickTimeを利用していた他のアプリを利用するために、サポートの終わったQuickTimeが必要な場面が発生しています。
本来サポートが終わったソフトは削除するのが正しい対処です。AppleもWindowsではサポートが終わったQuickTimeを削除することを推奨していますが、削除してしまうと他のアプリも利用できなくなる可能性があります。
もし、QuickTimeに依存しているアプリを利用しなければいけなくなった場合にはサポートが終わったQuickTimeをなるべく安全に利用する必要があります。
QuickTimeに依存しているアプリの多くはQuickTimeのコーデックモジュールのみを利用しているパターンが多いです。動画編集ソフトであるEDIUSもこのパターンです。
その場合はコーデックモジュール以外を削除してインストールすることにより、サポートが終わったQuickTimeをある程度安全に利用することができます。
QuickTimeコーデックモジュールのみをインストールする方法をご紹介します。また、現在フルでQuickTimeがインストールされている方は一度削除することをおすすめします。
QuickTimeのコーデックモジュールのみをインストールして利用する方法をご紹介します。すでにQuickTimeをフルでインストールしている方は、一度QuickTimeを削除してコーデックモジュールのみをインストールすることをおすすめします。
まずはAppleのソフトウェアダウンロードページへアクセスします。Appleソフトウェアダウンロードページへは本項下記のリンクからアクセスできます。
AppleソフトウェアダウンロードページからダウンロードするWindows版QuickTimeはバージョン7.7.9です。これがWindows版最終バージョンのQuickTimeです。7.7.9のQuickTimeをダウンロードします。
バージョン7.7.9のQuickTimeを選択してダウンロードを行うため保存を選択してください。
QuickTimeのダウンロード先を指定します。
QuickTimeのダウンロード先を指定したら、保存ボタンをクリックしてください。
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