2020年05月29日更新
Facebookアカウント乗っ取りの対処法と6つの対策
Facebook(フェイスブック)アカウントの乗っ取りの原因や目的、対処法や対策などをわかりやすく解説しています。Facebook(フェイスブック)アカウントの乗っ取り被害に合うとどうなるかわかりません。乗っ取り被害にあう前に対処や対策をしましょう。
目次
- 1Facebook/フェイスブック乗っ取りとは
- ・具体的にどうなる?
- 2Facebook/フェイスブック乗っ取りを確認する方法
- ・ログイン履歴を確認する方法
- 3Facebook/フェイスブック乗っ取りの目的と原因
- ・アカウントの使い回し
- ・パスワード攻撃
- ・なりすましアカウントの承認
- ・知人、ストーカーなどの一般人
- 4Facebook/フェイスブック乗っ取られた時の対処方法~ログインできる場合~
- ・パスワードの変更
- ・身に覚えのない投稿の削除
- ・連携アプリの確認、解除
- ・Facebookの「アカウントの安全の確保」へ
- 5Facebook/フェイスブック乗っ取られた時の対処方法~ログインできない場合~
- ・Facebookの「サポートページ」へ
- 6Facebook/フェイスブック乗っ取られない為の対策
- ・メールアドレスを非公開にする
- ・「信頼できる連絡先」をあらかじめ設定しておく
- ・ログイン通知設定をしておく
- ・2段階認証を有効にしておく
- ・全く知らない人からの友達申請を承認しない
- ・診断やアプリ連携を控える
Facebook/フェイスブック乗っ取りとは
Facebook(フェイスブック)は実名登録で使うSNSとして世界中で多くの利用者がいますが、利用者が多いだけにスパムなども頻繁に起こっています。
中でも悪質なもので多いのが"Facebookアカウントの乗っ取り被害"です。Facebookのアカウントの乗っ取り被害は非常に多いため、今ではパスワードの変更や2段階認証を設定している人も多数います。
ですが、それでもFacebookアカウントの乗っ取り被害はなかなか減ることはありません。ネット上でも「Facebookアカウントを乗っ取られた」、「乗っ取られたFacebookアカウントで勝手に投稿された」などを目にします。
このようなFacebookアカウントの乗っ取りには乗っ取られた原因があり、しっかりパスワードの変更や2段階認証などの対処や対策を行っていれば防ぐことも可能です。
Facebookアカウントの乗っ取り被害はそういったことに対して何も対処法や対策をしていないことが原因です。実際にFacebookアカウントを乗っ取られた場合、その後、どうなるかわかりません。
Facebookアカウント乗っ取りの目的がわからないとどうなるか不安にもなります。そのため、Facebookアカウント乗っ取りの対処法や対策をこれからわかりやすく解説していきたいと思います。
具体的にどうなる?
では、Facebook(フェイスブック)アカウントの乗っ取りにあうと具体的のどうなるのでしょうか?どうなるのかがわかるとFacebookアカウントの乗っ取りの目的がわかってきます。
ただ、基本的にこうしたFacebookアカウントの乗っ取りは私利私欲の目的が大半です。ですが、どのような目的であったとしてもFacebookアカウントの乗っ取りはゆるせるものではありません。
まずはFacebookアカウントが乗っ取られた場合、どうなるのかをご紹介したいと思います。
友だちをタグ付けしてスパム投稿をされる
Facebook(フェイスブック)アカウントを乗っ取られた場合、その目的の中でも多いのが友達をタグ付けしてのスパム投稿です。
スパム投稿目的の乗っ取りはとても多く、友達をタグ付けしてスパム投稿を行うことでタグ付けされた人の友達にも投稿が公開されてしまうので、スパム投稿を多くの人に届けることができるわけです。
Facebookは実名登録なだけあってひとつひとつのアカウント自体の信用度は他のSNSよりも高いと言えます。そのため、スパム投稿であってもスパムと思わずに投稿内のリンクなどを開いてしまうこともあります。
また、Facebookアカウントが乗っ取られた状態だということを周りの人も気が付かないことも多いので、スパム投稿をされてもスパムだと気付きにくいという点もあります。
ただし、あまりに変な投稿だと内容を見て「何かおかしいな?」と勘付くこともあるので、自分のFacebookの友達が自分をタグ付けして投稿しているのを見かけたら一度「なんか変な投稿があったけど?」と声をかけてあげたほうがいいかもしれません。
友だちをイベントに勝手に招待される
Facebook(フェイスブック)アカウントの乗っ取りは基本的に私利私欲が目的です。その目的を達成するために他人のアカウントを利用して自分のFacebookイベントに乗っ取られたアカウントの友達を招待したりすることもあります。
イベントに招待された友達もまさかFacebookアカウントが乗っ取られた状態だとは思いもしません。そのため、招待されたイベントに参加してしまうこともあります。
Facebookアカウントの乗っ取りはこのように集客にも使われたりするので非常に悪質です。目的のためなら手段を選ばないような人を許すことはできません。
Facebook メッセンジャーで友だちに勝手にメッセージを送られる
Facebook(フェイスブック)アカウントの乗っ取りがあった場合、なりすましてメッセージを送られることもよくあります。
こうしたことの目的も基本的には私利私欲のためです。自分が知らないところで自分の友達にメッセージを送られるので気付きにくいですが、メッセージを送られた側の友達が違和感を感じて「何か変なメッセージが来たけど」などと言ってもらえれば乗っ取られたことにも気付けます。
乗っ取られた状態だと投稿だけでなくFacebookメッセンジャーまで目的のために使われてしまいます。勝手に投稿やメッセンジャーを使われるとどうなるかわかりません。
Facebookアカウントの乗っ取りはなりすましてその人の友達などをさらに利用することが多いので、非常に悪質です。
乗っ取られた場合、目的は何なのか?どうなるのかわからないのでやはり対処法や対策はとても大切です。
クレジットカードを不正利用される
Facebook(フェイスブック)アカウントを乗っ取られた場合、クレジットカードを不正利用されてしまうこともあります。
クレジットカードの不正利用もFacebookアカウントが乗っ取られた場合に多い被害のひとつです。アカウントだけでなく、お金目的で狙われてしまうとほんとにどうなるかわかりません。
知らないクレジットカード利用の通知などが届いたすぐにカード会社に連絡して経緯を説明して一旦クレジットカードをストップしてもらったほうがいいでしょう。
Facebook/フェイスブック乗っ取りを確認する方法
Facebook(フェイスブック)アカウントの乗っ取りをされるとどうなるかわかりません。乗っ取りに気付けないと安心していつまでも対処法や対策を取ることができません。
そのため、まずは自分がFacebookアカウントの乗っ取りをされたかどうか知る必要があります。Facebookではどこで、いつ、どんなデバイスでそのアカウントにログインしたかという履歴がわかるようになっています。
これを確認すれば自分以外の誰かが自分のアカウントにログインしていた場合、すぐに気付くことができます。
Facebookアカウントを乗っ取りする目的や原因は色々ありますが、対処法や対策も色々とあります。まずは自分のFacebookアカウントが乗っ取りされていないかどうかを確認しましょう。
乗っ取りされたままだとどうなるかわかりません。そのため、たまには自分のログイン履歴を見て自分以外の誰かがログインしていないか確認することが大切です。
ログイン履歴を確認する方法
Facebook(フェイスブック)アカウントで乗っ取りされているかどうか確認するためには、Facebookのログイン履歴を開く必要があります。
ログイン履歴を見るにはまずFacebookの「設定」を開き、「セキュリティとログイン」と書かれた項目を開きます。
すると、「ログインの場所」と書かれた項目の中にログインした日付や時間、場所やデバイスなどが表示され、ログインがあったことを知らせてくれます。
また、こうした操作はスマホでもPCでも同じなので安心してください。
ログインの履歴を見ればFacebookのアカウントが乗っ取りされているかどうかわかります。また、2018年11月現在では不正ログインをしようとした形跡があった場合はFacebookから通知が届いてお知らせしてくれるので安心です。
また、こうした通知がFacebookから届いたことがある方も多いと思います。Facebook側もこうしたアカウントの乗っ取りには目を光らせてくれていますが、乗っ取りされる原因を無くすために対処や対策をしたほうがいいでしょう。
Facebook/フェイスブック乗っ取りの目的と原因
Facebook(フェイスブック)アカウントが乗っ取りされてしまう原因や目的は何なのでしょうか?原因がわかればそれだけでも対処や対策ができるようになります。
Facebookアカウントが乗っ取りされてしまうとどうなるのかわかりません。被害がどうなるのかわからないので怖いものです。
Facebookアカウントが乗っ取りされてしまう原因はやはり"簡単に不正ログインできる"ということです。乗っ取りにあう原因の大半はこれです。
そのため、無警戒でFacebookを利用していてはいつアカウントが乗っ取りに合うかわかりません。
アカウントの使い回し
Facebook(フェイスブック)のアカウントを乗っ取りされる原因のひとつにアカウントの使い回しがあります。
他のウェブサービスを利用するときもFacebookと同じメールアドレスやパスワードを使っている場合、やはり簡単にFacebookアカウントの乗っ取りに合ってしまいます。
こうした人は非常に多いのではないかと思いますが、これではひとつのカギですべてを開けられてしまいます。そのため、一度でも個人情報を盗まれるとすべてのサービスで同じように不正利用などをされる原因になってしまいます。
また、パスワードが生年月日などであった場合も同様に簡単にFacebookアカウントの乗っ取りをされてしまいます。
パスワードはメモ帳などに管理してどのウェブサービスはどんなパスワードなのかを保存しておけば、万が一忘れてしまっても安心です。
メールアドレスやパスワードなどアカウントの使い回しは非常に危険なので、使い回しがあればまずはパスワードだけでもすべてのウェブサービスで変更しておきましょう。
パスワード攻撃
Facebook(フェイスブック)アカウントの乗っ取りをする人はパスワードを解析するようなツールを使って設定されているパスワードを知り、不正にログインしてくることもあります。
こうしたパスワード攻撃をしてくるとどうなるかというと、パスワードの組み合わせをすべて試してきたりするので、いくら複雑なパスワードを設定していても時間をかければ解決してしまいます。
このような場合、メールアドレスを知られていることが原因です。それだけのことでFacebookのアカウントの乗っ取りをされてしまうので、パスワードと同様にメールアドレスも複数使ってすべてのウェブサービスで同じメールアドレスを使わないようにしましょう。
「メールアドレスやパスワードを管理する」というような対処や対策を取ることで、Facebookアカウントが乗っ取りに合う原因を減らすことができます。
逆に原因があるからこそ乗っ取りに合うので、少し面倒だと思っても対処や対策はしっかりしておきましょう。
なりすましアカウントの承認
Facebook(フェイスブック)アカウントが乗っ取りに合うには、友達などになりますして友達申請してくることもあります。
元々友達や知人であればこちらも当然なりすましとは思わないので、友達申請された場合に承認してしまいます。ですが、これがFacebookアカウントの乗っ取りの原因になることがあります。
Facebookでは共通の友達なども表示されるので、なりすました乗っ取りFacebookアカウントでそこから友達申請してきます。これに対しての対処や対策は非常に難しいところです。
対処や対策をしようにも友達や知人になりますしているわけですから大半の場合は承認してしまうと思います。
こうしたなりすましFacebookアカウントの友達申請を3つ以上承認してしまうと、Facebookに登録してあるメールアドレスを知られてしまい、登録してあるメールアドレスやパスワードを変更されて乗っ取られてしまうということがあるようです。
知人、ストーカーなどの一般人
Facebook(フェイスブック)アカウントの乗っ取りは知人やストーカーのような一般人が行うこともあるようです。
嫌がらせ目的やストーカー目的で相手のFacebookアカウントを乗っ取るわけですから何をされるのか、どうなるのかわからないですし非常に怖いものです。
Facebook/フェイスブック乗っ取られた時の対処方法~ログインできる場合~
では、続いてFacebook(フェイスブック)アカウントが乗っ取られたときの対処法をご紹介したいと思います。万が一乗っ取られた場合にどうしたらいいのかわからないのでは、問題の解決になりません。
何か悪事を働かれる前に素早く対処できるように予備知識をつけておきましょう。
パスワードの変更
Facebook(フェイスブック)アカウントの乗っ取りに気付いたらまず最初にパスワードを変更しましょう。また、変更したパスワードはスマホなどのメモ帳に保存して忘れないようにしておくことが大切です。
一旦、パスワードを変更してしまえば再び簡単に不正ログインすることができなくなります。Facebookアカウントの乗っ取りに気付いたらすぐにパスワードを変更してしまいましょう。
スマートフォン
スマホでFacebook(フェイスブック)のパスワードを変更する場合は、まず画面右上のメニューをタップしてから「設定とプライバシー」を開いて、「設定」と書かれた項目をタップします。
続いて設定の中の「セキュリティとログイン」と書かれた項目をタップして開きます。
そこから「パスワードを変更」と書かれた項目があるのでそちらをタップします。
最後にパスワードを設定する画面に切り替わるので「現在のパスワード」を入力したあとに「新しいパスワード」を入力すればOKです。
パスワードはなるべく複雑なものにしておきましょう。予想が付いてしまうような簡単なものであれば、再び不正ログインを許してしまいます。
パソコン
続いてPC版Facebookでのパスワードの変更の仕方ですが、基本的にスマホと操作は変わりません。同じように設定を開いてから「セキュリティとログイン」を開くと「パスワードの変更」と書かれた項目があるのでそちらをクリックすればパスワードの再設定を行うことができます。
Facebookアカウントの乗っ取りに気が付いたらスマホでもPCでもどちらでもいいので、早めにパスワードの変更を行うようにしましょう。そのままでいると何をされるかわかりません。
身に覚えのない投稿の削除
続いて身に覚えのない投稿は削除しましょう。Facebook(フェイスブック)アカウントが乗っ取りされてスパム投稿のようなものがあるとリンクを開かれたりしたら大変です。
また、身に覚えのない投稿がひとつではない場合は、すべて削除するようにしましょう。
スマートフォン
まずはスマホのFacebookで投稿を削除する方法ですが、まず削除したい投稿の右上にある線が3つ並んだマークをタップします。
すると、投稿の編集が開くので「削除」と書かれた項目をタップします。
すると、確認画面が出てきて「投稿を削除しますか?」と表示されるのでそのまま「削除」と書かれた項目をタップして投稿を削除します。
乗っ取りされた自分のFacebookアカウントからスパム投稿があれば被害が拡大してしまう恐れがあります。そのまま放置せずにすぐに削除してしまいましょう。
パソコン
続いてPC版Facebookから投稿削除する方法ですが、これも基本的にスマホと操作は変わりません。削除したい投稿の右上をクリックして投稿の編集を開いたら「削除」をクリックするだけでOKです。
Facebookの投稿はスマホでもPCでも簡単に削除することができます。身に覚えのない投稿でも自分のFacebookアカウントからの投稿ならいつでも削除することができます。
そして、パスワードの変更もして勝手に自分のFacebookアカウントを操作されないようにしましょう。
連携アプリの確認、解除
Facebookには他のアプリと連携させる機能があるのですが、Facebook(フェイスブック)アカウントの乗っ取りをされた場合、わけのわからないアプリと連携させられることで勝手に友達申請したり、投稿したりすることがあります。
こうした場合はお使いのFacebookから連携しているアプリを解除する必要があります。
スマートフォン
まずはスマホのFacebookでアプリの連携を解除する方法をご説明したいと思います。最初にFacebookの設定を開いて「アプリとウェブサイト」と書かれた項目をタップします。
アプリとウェブサイトをタップして開いたら続いて一番上にある「Facebookでログイン」と書かれた項目をタップします。
すると、画面の上側に「アクティブ」、「有効期限切れ」、「削除済み」という3つの項目があります。今すでに連携しているアプリは「アクティブ」の項目に表示されます。
そこからアクティブの中にある連携している怪しいアプリを選んだら画面右下にある「削除」をタップすれば連携していたスパムアプリを解除することができます。
最近は大半のSNSでアプリ連携があるので、他のSNSでも怪しいアプリ連携が無いか確認したほうがいいかもしれません。
他のSNSでも怪しいアプリ連携があった場合は、それがFacebookアカウントの乗っ取りの原因になっていることもあるので注意しましょう。
パソコン
続いてPCでのアプリ連携の解除方法ですが、こちらもスマホと基本的な操作は変わりません。スマホと同じように「設定」を開いたら「アプリとウェブサイト」をクリックします。
そこから削除したいスパムアプリを選択して画面右側にある「削除」をクリックすればOKです。
「有効期限切れ」や「削除済み」の中にあるアプリは現在連携していないので、必ず「アクティブ」の中にあるアプリを削除するようにしましょう。
「アクティブ」の中にあるアプリはすべて現在Facebookと連携している稼働しているアプリです。アカウント乗っ取りで連携してしまったスパムアプリはすべて削除してしまいましょう。
Facebookの「アカウントの安全の確保」へ
Facebookでアカウントの乗っ取りがあった場合はFacebook側にも不正があったことを報告しておきましょう。自分で自分のアカウントを守るのも大切ですが、Facebook側にも伝えておくと今後に役立ちます。
日々色々な面でこうした不正に関することは改善されてきていますが、それでもまだまだ不正は多く存在します。
Facebook側に不正を報告するには「設定」を開いて「サポート受信箱」と書かれた項目を開きます。
サポート受信箱を開いたら「安全に利用するために」と書かれた項目があるのでそちらを開きます。
すると、以下のような画面に切り替わるので「ヘルプセンター」と書かれた項目を開きます。
最後にヘルプセンターの「ポリシーと報告」と書かれた項目にカーソル合わせて、「不正利用の報告」という項目をクリックしてFacebookに報告をします。
不正は何があっても許すことはできません。こちらで対応できることはすべてした上でFacebookに報告をして、あとはFacebookに対応してもらいましょう。
Facebook/フェイスブック乗っ取られた時の対処方法~ログインできない場合~
Facebookでアカウントの乗っ取りをされた場合、すでに登録したメールアドレスやパスワードを変更されてログインできないことがあります。
非常に腹が立つことですがログインできなければ何も対処することができません。では、こういった場合はどうすればいいのでしょうか?
じつはログインできないときでも対処する方法があります。
Facebookの「サポートページ」へ
先ほど紹介したFacebookのヘルプセンターですが、じつはこのヘルプセンターはブラウザ検索からでも利用することができます。
そのため、PCでもスマホでもどちらからでも「Facebook サポート」や「Facebook ヘルプセンター」と検索すればすぐに出てきます。
ログインできなくなってもFacebookヘルプセンターに報告することでなんとかログインできるようになります。Facebookにログインできなくなった場合はここを頼るようにしましょう。
Facebook/フェイスブック乗っ取られない為の対策
最後にFacebookアカウントが乗っ取られないようにする対策をいくつかご紹介したいと思います。すべて活用すればFacebookアカウントが乗っ取られることはほとんど無くなると思います。
すでにFacebookを利用している方もこれから利用するという方もぜひ参考にしてみてください。
メールアドレスを非公開にする
まずはメールアドレスを非公開に設定しておきましょう。メールアドレスを公開しているとあとはパスワードがわかればログインされてしまいます。
メールアドレスの非公開設定は自分のFacebookページの基本データから行います。基本データの中の「連絡先と基本データ」を開き、「連絡先情報」の項目の中にある鍵マークが付いた部分を開くとメールアドレスの公開範囲の設定をすることができます。
公開範囲は必ず「自分のみ」に設定しておきましょう。少しでも公開しているとFacebookアカウント乗っ取りのリスクが付きまといます。
メールアドレスを公開しなくてもFacebook上でやり取りはできるので、メールアドレスは基本的に非公開にしておくことが大切です。
「信頼できる連絡先」をあらかじめ設定しておく
Facebookにはアカウントにアクセスできなくなった時に助けてもらえる友達を選べるようになっています。この設定をしておくことで、万が一Facebookアカウントを乗っ取りされてもログインすることができうようになります。
「設定」を開いて「セキュリティとログイン」を開くと以下の画像のように「アカウントへのアクセスの回復をサポートできる親しい友達を選択」と書かれた項目があるので、こちらから友達を設定することで万が一の場合にログインすることができるようになります。
選んだ友達にはログインできない場合にログインに必要なコードとURLが送られるので、そちらからログインすることでメールアドレスやパスワードを再度変更することができます。
そうすればログインできなかったFacebookアカウントを復帰させることができます。
ログイン通知設定をしておく
Facebookには怪しいログインを通知してくれる機能があります。この設定をオンにしておけば万が一不正ログインがあった場合にすぐに判明します。
これも先ほどと同じように「設定」の中の「セキュリティとログイン」を開いて「認識できないログインに関するアラートを受け取る」と書かれた項目を選択して、通知をオンにすればOKです。
Facebookはかなり厳重に対策してくれているので、こういったものをしっかり活用すれば乗っ取りを防げるようになります。
2段階認証を有効にしておく
Facebookのアカウント乗っ取りなどの被害に一番効果的なのが"2段階認証"です。2段階認証はログインするのにメールアドレスとパスワード以外にもうひとつ専用のコードを入力することでログインできる方法です。
2段階認証を設定するとお使いのスマホ端末にSMSで専用のログインコードが送られてくるので、それを入力すればログインすることができるようになります。
2段階認証があればログイン時にスマホ端末にSMSが送られてくるので、必ず不正ログインを防止することができます。2段階認証はかなり強力な不正防止方法と言えるでしょう。
この世に同じ電話番号のスマホは2台も無いので、あなたと一緒にいる人があなたが席を外した隙にスマホに送られてきたSMSのコードを使ってログインしたりしない限り2段階認証を破ることはできません。
Facebookで2段階認証を設定するには「設定」を開いて「セキュリティとログイン」の中にある「2段階認証を使用」と書かれた項目を選択することで2段階認証を設定することができます。
2段階認証を設定すれば基本的に不正ログインは不可能です。2段階認証を使えばセキュリティ面はかなり向上するので、必ず2段階認証を設定してFacebookを利用するようにしましょう。
2段階認証を設定していれば安心してFacebookを利用できるようになります。
全く知らない人からの友達申請を承認しない
Facebookは実名で幅広い付き合いができるのも魅力のひとつですが、だからと言って友達申請があった場合は簡単に承認しないようにしましょう。
Facebookは基本的に実名登録ですが、すべての人が信用できるわけではありません。SNSには本当に色んな人がいるので、あまり気軽に友達申請を承認しているとアカウントが乗っ取られる危険性があります。
全く知らない人であれば一旦保留にして、色々と調べた結果完全に信用できると判断できればいいですが、そうでなければ承認しないことです。
診断やアプリ連携を控える
Facebookの投稿にはアプリや○○診断のようなものを紹介していることもあります。こうしたアプリやサービスなども気軽に利用しないようにしましょう。
もちろんすべてのアプリやサービスが悪いわけではありませんが、日頃からこうしたものに注意して自分を守ることは大切です。
「自分の友達が投稿しているから自分も試してみたらスパムアプリが連携されてしまった」ということもあるので注意しましょう。