「Visual Website Optimizer(VMO)」の特徴は?料金/評判も紹介!
Visual Website Optimizer(VMO)とは、高機能なWebサイトのテスト/解析ができるツールのことです。本記事では、Visual Website Optimizer(VMO)の特徴や機能、料金、評判/口コミなどを紹介させていただきます。
目次
「Visual Website Optimizer(VMO)」の特徴
本章では、Visual Website Optimizer(VMO)の特徴について、Visual Website Optimizer(VMO)とはどのようなサービスなのかやWebサイトをテストするメリット、運営会社の概要などを紹介いたします。
下記のリンクをクリックすると、Visual Website Optimizer(VMO)公式サイトにアクセスすることができます。
「Visual Website Optimizer(VMO)」とは
Visual Website Optimizerの特徴について、初めに、Visual Website Optimizerとはどのようなサービスなのかについて説明いたします。
高機能なWebサイトのテスト/解析ができるツール
Visual Website Optimizerは、インドの「Wingify」という会社が制作しています。Visual Website Optimizerとは、高機能なWebサイトのテスト/解析ができるツールのことです。
JavaScriptのタグをWebサイトのヘッダーに挿入するだけで、同一URL上にてテスト/解析を簡単に行うことができます。
Webサイトをテストするメリット
Visual Website Optimizerの特徴について、続いて、Visual Website Optimizerを使ってWebサイトのテスト/解析をするメリットを紹介いたします。
サイトの問題点/改善点がわかる
Visual Website Optimizerを使ってWebサイトのテスト/解析を行うと、コンテンツの違う複数のページにてA/Bテストを行い効果を検証します。そして、より良い結果を採用してページの最適化をはかることができます。
A/Bテストとは、WEBサイトや広告のバナー等の画像を2パターン以上用意して、どちらがより良い結果をもたらすことができるのかを検証できるテストのことです。
Visual Website Optimizerを使ってWebサイトのテスト/解析をすると、サイトの問題点/改善点がわかるというメリットがあります。
どちらがより良い結果をもたらすことができるのかを検証してくれるため、Webサイトを運用していく上で、思うように結果が出ていない場合や問題点が漠然としている場合におすすめです。
サイトの問題点が明確になればそれに対する改善点も明確になってくるため、サイトの問題点/改善点を明確にしたい方におすすめのサービスとなっています。
運営会社概要
Visual Website Optimizerの特徴について、最後に、Visual Website Optimizerの運営会社の概要を紹介いたします。
日本の広告代理店
Visual Website Optimizerは、インドの「Wingify」という会社が制作していますが、日本では株式会社アッションが広告代理店としてVisual Website Optimizer導入のサポートをしています。
会社名 | 株式会社アッション |
本社 | 東京都目黒区目黒1丁目4−16 目黒Gビル5F |
代表取締役 | 木下 洋平 |
設立 | 2009年2月5日 |
URL | https://www.assion.co.jp/ |
事業内容 | A/Bテストツール「Visual Website Optimizer」のプレミアムパートナーシップ連携 |
下記のリンクをクリックすると、株式会社アッション公式サイトにアクセスすることができます。
「Visual Website Optimizer(VMO)」の機能
本章では、Visual Website Optimizerの機能やおすすめの点を紹介いたします。
主な機能
Visual Website Optimizerの主な機能は、以下で紹介する6つです。
A/Bテスト
Visual Website Optimizerの主な機能1つ目は、「A/Bテスト」です。A/Bテストとは、WEBサイトや広告のバナー等の画像を2パターン以上用意して、どちらがより良い結果をもたらすことができるのかを検証できるテストのことです。
コンテンツの配置やライティングの変更など、より細かいA/Bテストを行うことができます。Visual Website Optimizerでは、ブラウザ上で簡単にコンテンツの配置などを移動できたり、追加/削除を行ったりできます。
そのため、簡単にA/Bテストのバリエーションを作成することが可能です。
スプリットテスト
Visual Website Optimizerの主な機能2つ目は、「スプリットテスト」です。スプリットテストとは、Webサイトの掲載画像やコンテンツ、構成内容などを変えたページを複数用意し、どちらがより効果的なのかを探るテストのことです。
Webサイトの指標を向上させることを目標としたテストで、主にライティングページで多く行われます。Visual Website Optimizerでは、テストページのURLを入力するだけで簡単にスプリットテストを行うことができます。
多変量テスト
Visual Website Optimizerの主な機能3つ目は、「多変量テスト」です。多変量テストとは、Webサイトなどの中で、複数の変数(コンテンツの配置や画像など)を変更した場合の仮説を検証するテストのことです。
複数のバリエーションを一度にテストすることで、最適な組み合わせを知ることができます。Visual Website Optimizerでは、ブラウザから簡単に多変量テストを行うことができます。
レポーティング機能
Visual Website Optimizerの主な機能4つ目は、「レポーティング機能」です。レポーティング機能とは、ビジネスに活用できるデータを可視化できる機能のことです。
Visual Website Optimizerでは、テスト実行期間を「コンバージョン数」「コンバージョン率」などを元にしてグラフ化することができます。また、グラフ化したレポートをURLで共有することもできます。
さらに、CSVでグラフをダウンロードし、それを加工してレポートに利用することも可能となっています。
ヒートマップ/クリックマップ機能
Visual Website Optimizerの主な機能5つ目は、「ヒートマップ/クリックマップ機能」です。ヒートマップ/クリックマップ機能を利用すると、テスト期間中のヒートマップ/クリックマップを表示することができます。
画面を見てクリック状況を確認することができるため、よりユーザー目線で分析することが可能となっています。
テストアイデア/事例集
Visual Website Optimizerの主な機能6つ目は、「テストアイデア/事例集確認機能」です。Visual Website Optimizerを利用して行われたA/Bテストなどのテスト事例を確認することができます。しかし、確認できる事例は主に海外のものとなっています。
「Visual Website Optimizer(VMO)」のおすすめ点
Visual Website Optimizerの主なおすすめ点は、以下で紹介する4つです。
同一URLでA/Bテストができる
Visual Website Optimizerの主なおすすめ点1つ目は、「同一URLでA/Bテストができる」という点です。
一般的なA/BテストツールではページごとにURLを用意する必要がありましたが、Visual Website Optimizerでは、同一URLでテストを行うことができます。そのため、ページを複数作成する必要がありません。
ページにタグを挿入し、テストしたいコンテンツを変更するだけで、アクセス数の変化などを解析することができるため、プログラミングの知識がないかたでも簡単に多くのページパターンをテストすることができます。
解析機能が多様
Visual Website Optimizerの主なおすすめ点2つ目は、「解析機能が多様である」という点です。Visual Website Optimizerには、A/Bテストに役立つヒートマップ/クリックマップ機能などの解析機能が搭載されています。
ヒートマップ/クリックマップ機能を利用すると、サイト訪問者のマウスの動きから行動を把握することができます。そのため、初心者の方でもサイトの問題点を簡単に見つけることが可能となっています。
セグメント設定で効率的な広告配信ができる
Visual Website Optimizerの主なおすすめ点3つ目は、「セグメント設定で効率的な広告配信ができる」という点です。セグメント設定とは、集計結果の表示条件を指定することができる設定のことです。
Visual Website Optimizerでセグメント設定による広告の出し分け機能を利用すると、時間、曜日、エリア、ブラウザなどでユーザーの属性を細かく設定し、ユーザー属性ごとに最適な広告配信を行うことができます。
セグメント設定による広告出し分けの機能を利用すると、ユーザーを適切な商品サイトへ誘導することができます。
また、セグメント設定による広告の出し分け機能はコンバージョン率の改善に繋がるため、Visual Website Optimizerのおすすめの機能の一つとなっています。
低価格なツール
Visual Website Optimizerの主なおすすめ点4つ目は、「低価格なツールである」という点です。
Visual Website Optimizer以外の有名なA/Bテストツールには「Kaizen platform」や「Optimizely」などがありますが、Visual Website Optimizerの利用料は競合2社の1/3~1/5程度となっています。
低価格でもヒートマップ/クリックマップ機能やセグメント設定など様々機能を利用することができるため、非常におすすめです。
「Visual Website Optimizer(VMO)」の料金プラン
本章では、Visual Website Optimizerの料金プランを紹介いたします。
料金プラン
Visual Website Optimizerの料金プランを表で紹介いたします。
スタンダードプラン | サポートプラン | |
価格 | 月額15万円~ | 月額30万円~ |
サポート | 月3回まで無料対応 | 実装代行・分析など要相談 |
尚、月額料金はUU数によって変動します。
スタンダードプラン
Visual Website Optimizerの料金プラン1つ目は、「スタンダードプラン」です。スタンダードプランの価格は月額15万円〜、サポートは月3回までは無料対応となっています。
スタンダードプランであってもA/Bテスト機能や、多変量テスト、テストページ別ヒートマップを利用することができ、スマートフォンにも対応しています。さらに、テスト可能ドメイン数やサブアカウント数、登録ユーザー数の上限はありません。
サポートプラン
Visual Website Optimizerの料金プラン2つ目は、「サポートプラン」です。サポートプランの価格は月額30万円~、サポートは実装代行・分析など要相談となっています。その他使える機能や上限などはスタンダードプランと同様です。
「Visual Website Optimizer(VMO)」の評判
本章では、Visual Website Optimizerの評判/口コミを紹介いたします。
利用者の口コミ
Visual Website Optimizerを利用している方の評判/口コミを紹介いたします。
【Visual Website Optimizer】コードを書かず、ドラッグ&ドロップで要素入れ替えたりしてA/Bテストするためのツール。WixとOptimizely合わせたみたいな。これすごいなーhttps://t.co/kguTMIv7JN
— カイユリコ (@yurikokai) June 27, 2014
「簡単に要素を入れ替えてA/Bテストができる」という評判/口コミがツイートされています。
ABテストに使えるツール
— レバテック(LevTech) (@levtech_inc) January 30, 2014
OptimizelyとVisual Website Optimizer
月5万円くらいからABテストが簡単にできる。
簡易のテストならエンジニアを介さないABテストも可能。
レバでは新卒1年目がABテストを回していたりする。#hikarabo
「低価格で簡単にA/Bテストを行える」という評判/口コミがツイートされています。Visual Website Optimizerでは簡単にA/Bテストを行うことができるため、プログラミングの知識が豊富でない方でもテストを行うことができます。
GoogleのA/Bテストツール「Website Optimizer」のサービスが終了した。この分野でおすすめは Optimizely か Visual Website Optimizer。
— 町田龍馬(Ryoma Machida ) (@ryoma0421) August 2, 2012
「おすすめのA/Bテストツール」という評判/口コミがツイートされています。Visual Website OptimizerにはA/Bテストに役立つ機能が豊富に搭載されているため、おすすめのA/Bテストツールとなっています。
Visual Website Optimizerの特徴や機能、料金、評判/口コミなどを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?Webサイトのテスト/解析を行いたいと考えている方に参考にしていただければ幸いです。