【Android 10】今すぐ使いたい機能9選！

それでは早速Android 10の今すぐ使いたい機能9選を解説していきます。まずはAndroid 10の今すぐ使いたい機能の追加設定編として、新たに追加された設定を５つ解説していきます。

Android 10へのアップデートは今すぐ使える機能のほかにもOSとし5Gへの対応が注目され、次世代の環境でも快適に使えるOSとして改善されているようです。

Android 10の最新情報や公式のプレスリリースを知りたい方は下記のURLか検索エンジンから「Android 10」と検索すればアクセスできます。

一つ目の追加設定はダークテーマです。これがAndroid 10のアップデートで一番わかりやすく、そして目玉といえる設定かもしれません。

iPhoneではすでにダークテーマが実装されていましたが、AndroidではついにAndroid 10になって正式実装となりました。

ダークテーマの設定方法は設定の「ディスプレイ」→「システムカラースキーム」を選択したらメニューが表示されます。

ダークテーマを利用すると、アプリの背景色のデフォルトが白色から黒色へ変更されます。まぶしい画面を見続けるのは目に負担がかかるので、こういったダークテーマが正式にリリースされたのは、ユーザーのとってありがたい話だと思います。

ちなみに以前は疑似的にダークテーマを使えるようにするアプリが出回っていましたが、Android 10のリリースを機にこういったアプリも出番がなくなっていくかもしれません。

スマホの画面は有機ELや液晶といった種類に分けられますが、ダークテーマを利用することで、発色に使われる電力が抑えられます。中でも有機ELは黒色であれば電力を一切消費しないので、ダークテーマの恩恵をフルに受けられます。

さらに有機ELは長時間使い続けると焼き付きという現象が起きます。こういった現象の対策として、そもそも有機ELを発色させないという手があります。その為にもダークテーマは有効な手段だといえます。

二つ目の追加設定はセキュリティアップデートです。

セキュリティアップデートはAndroid 10のリリースから頻繁に行われており、バグの修正を早急にアップデートで行ってくれますので、安心してスマホを利用することができます。

３つ目の追加設定はジェスチャーナビゲーションです。ジェスチャーナビゲーションは設定から「システム」→「ジェスチャーナビゲーション」と進むことで設定することができます。

ジェスチャーナビゲーションはいうなれば「Android 10をiPhoneもどきにする」機能です。従来は画面下部にボタンが２種類、ないしは３種類ある配置がAndroidでは一般的です

ですがAndroid 10ではよりシームレスな操作を実現するため、画面下部のボタンをなくしたジェスチャーナビゲーションが採用されました。

Android 10では聴覚に障害がある人へ配慮した機能が追加されました。それが4つ目の追加設定のLiveCaptionです。

このLiveCaptionにより字幕表示についてですが、現在は英語のみのサポートとなります。今後は多言語での対応を予定しているようですので、今後改善されて日本語が使えることに期待が高まります。

動画や音楽を再生した際にLiveCaptionを使えば、それらの音声の字幕が表示されます。これは聴覚に障害がなくても、音声を流せない環境でメディア再生できる利点につながるといえます。

昨年から折り畳み型のスマホが登場しました。ですが、せっかくの二画面を同時に操作できないことがありました。

そこでAndroid 10では折り畳み式の画面に対応する機能が追加されました。これにより折り畳み式のスマホの利用環境が改善され、より快適に利用することができます。

ここからはAndroid 10で既存の機能をよりよく改善されたものを２つ解説していきます。

まずはオーディオ関連です。スマホによってはスマホの配置に偏りがあって、左右が均等に音が聞こえないことがあります。そういった方に向けてオーディオのバランス機能が追加されました。

バランス機能はパソコンのスピーカー設定と似たようなもので、右と左のオーディオボリュームを変更させるものになっています。

補聴器を使っている方はスマホの音声を聞くときは、これまで中継器をつかって音声を聞く必要がありました。Android 10ではこの中継器が不要になります。

Android 10と補聴器を接続するにはBluetoothを利用します。専用規格ではないので、敷居も低く幅広いスマートフォンで対応することが可能です。

次はユーザー補助関連でAndroid 10の新機能を二つ解説します。

少しわかりづらい見出しの書き方ですが、こちらのユーザー補助はポップアップされる通知についての機能です。通知が表示されたとき消えるのが速すぎて、通知を表示しそびれたことって誰でもあると思います。

Android 10ではこういった悩みを解決するために通知の表示される時間を延ばすことができます。

延ばせる時間は「10秒・30秒・1分・2分」の中から選ぶことができます。10秒程度であればちょうどいいかもしれませんが、それ以上だと逆に邪魔に感じるかもしれません。

Android 10で改善された二つ目のユーザー補助機能はバイブレーション関連です。こちらの設定はユーザー補助の「バイブレーションと触覚フィードバックの強さ」から変更可能です。

着信や通知の表示時のバイブレーションはこれまで一定の強さでなり続けるのが一般的でした。Android 10ではこれらのバイブレーションがなるときの強さを強弱で調整が可能になっています。

他にもAndroid 10ではユーザー補助として使われる、タッチ時の振動（触覚フィードバック）の強弱も調整が可能になりました。

これらの改善は単純に操作性を向上させるだけでなく、バイブレーションの強さを抑えることで、スマホの寿命を延ばすことにも繋げられます。

Android 10の今すぐ使いたい機能を使う場合は、注意しないといけない点があります。

注意点としてはスマホの種類によっては、今回解説した機能が使えないということです。

Android 10はAndroidの中では最新のOSになります。ですので各社のスマホでデバイスが機能に対応しきれない場合があります。特に一般的には、国産スマホはこの手の新機能に対応機種が出遅れやすいです。

また海外のスマホでもメーカー種類によっては一部の種類の機能しか対応していないこともありえます。例えばオーディオバランスは調整できても、ユーザー補助は利用できないといったこともあります。

いかがでしたでしょうか。この記事で「Android 10で今すぐ使える機能9選」を少しでも知っていただけたら幸いです。最後まで閲覧いただきありがとうございました。