2020年05月16日更新
「iMovie」でテロップ/字幕を自由自在にレイアウト挿入する方法!
この記事ではiMovieでテロップや字幕を自由自在にレイアウト挿入する方法について紹介していきます。iMovieを使用してテロップなどでレイアウト挿入する方法・手順に加えて、iMovieで編集するデメリット、背景透過を利用した挿入なども一通り解説していきます。
目次
「iMovie」とは
この記事では、iMovieというアプリケーションに焦点を当てて特集をしていきます。iMovieを使用して、テロップや字幕、テキストなどのレイアウトを挿入する方法・手順の説明をする前に、iMovieのアプリはどのようなものかを紹介します。
iMovieは、アプリ名に「i」の文字が入っていますのでMac関連のアプリだということが推測できます。iMovieは使い方を覚えておくと役立つ場面が多く出てきます。この機会に是非iMovieについて知っておくことを強くおすすめします。
Mac/iOSのデバイスで使える動画編集ソフト
iMovieとはMac・iOSのデバイスで使える動画編集ソフト・アプリケーションになります。先ほど説明で触れましたように、アプリの名称に「i」がついています。この通り、iMovieはMacなどのApple関連の端末で使用することができるソフトです。
Macbookなどを使って撮影した動画の編集を行いたいという方にはおすすめのアプリになります。気になるという方は、アプリも無料でインストールすることができますので、チェックしておくと今後に役立てること間違いありません。
主な特徴
iMovieとはどのようなものなのかということを簡単に理解できましたら、次に進みます。ここからはiMoieの主な特徴について解説していきます。インターネット上では、OSや端末に向けて、さまざまなアプリケーションやツールが配信されています。
その中からiMovieを選ぶ場合には、どのような特徴があり、魅力的なのかということを知っておくことをおすすめします。iMovieをダウンロード・インストールすることによってユーザーは動画の編集をどのようにできるのか、以下でピックアップします。
簡単に編集でき音楽やテロップを付けることもできる
iMovieで動画編集をする場合の特徴として今回挙げるのは、簡単に編集することができ、その動画に音楽やテロップを自由に入れることができるということです。動画にBGMを加えることにより、自分の動画をよりスタイリッシュに変化させられます。
また、無料でこのようなレイアウト編集ができるというのが魅力です。動画編集ソフトの利用を検討している方は、まずiMovieからチェックしておくと便利です。具体的な手順などについては、後程こちらの記事で紹介します。
公式サイトとアプリ
ここでiMovieの公式サイトとアプリのダウンロードページを記載しておきます。Apple関連のパソコンやスマホを使用している方で、iMovieを魅力的に感じた場合はすぐにダウンロード・インストールすることができますのでアクセスしてください。
iMovieはAppleのAppStoreで配信されています。先ほども説明で触れましたが、iMovieは無料でダウンロード・インストールすることができますので、初心者の方であってもそれほど心配することなく始められるのが魅力でもあります。
「iMovie」でテロップ/字幕を挿入する方法~標準~
ここまでiMovieのアプリケーションとはどのようなものなのかということと、特徴について解説してきました。標準機能では無料で音楽やテロップ挿入などの動画編集を行うことができるという最大の特徴がありますので、多くの方が導入しやすいです。
ここからは次のセクションに進めていきます。iMovieのアプリケーションを使用して、テロップや字幕を挿入する標準的な方法について解説していきます。動画を編集する中でも頻繁に使用する機能になりますので覚えておくことをおすすめします。
テロップ/字幕を挿入する手順
早速iMovieを使って動画を編集していきましょう。この時点でiMovieのアプリが端末にない場合は、最初にアプリをダウンロード・インストールしておく必要があります。先ほどの見出しで紹介しましらアプリのダウンロードページから追加します。
iMovieが用意できましたら、操作をしていきます。難易度の高い手順ではありませんのですぐに覚えることが可能です。標準の流れとして以下のステップで動画の編集を進めていきます。端末でアプリを起動してから読み進めてください。
字幕を入れたい動画をアップロードする
お使いの端末にダウンロード・インストールしたiMovieを起動しましたら、早速編集したい動画を端末の保存先の中から探していきます。初めての場合は案内画面が表示されますので、進めてください。案内画面が終了しましたら始めます。
まずはiMovieの作業開始画面で「新規作成」をクリックして、表示されたメニューの中から「ムービー」を選択してください。
次の画面で、「メディアを読み込む」の部分がありますので、クリックしてください。初回の場合は保存先へのアクセスの許可を求められるダイアログが表示されますので、許可をします。端末のファイル一覧が表示されますので動画を選択します。
動画を下部にドラッグする
「メディアを読み込む」から編集したい端末内の動画を見つけましたら、画面下の部分に上からドラッグします。ドラッグしましたら、指を離します。するとiMovieの下の部分が作業画面になります。フィルムのように表示されましたら完了です。
動画を編集する場合は動画のファイルを読み込ませますが、画像をドラッグアンドドロップしても動画を作成することができます。適宜目的に応じて好きなファイルをiMovieに読み込ませてください。
タイトルから好きなフォントを選択する
iMovieに読み込んだ動画ファイルなどにテロップをいれるために、まずは編集画面上部にある「タイトル」をクリックします。すると、画面ではテロップのフォントやスタイルがテーマ一覧という形で表示されるようになります。
この中から好きなフォントテーマを選択してください。画面の右側には、プレビューが表示されますので目安にしながら選択していきます。気になるフォントが見つかりましたら、クリックしてください。そのテーマで動画に反映させていきます。
フォントを下の動画に挿入する
選択したフォントテーマを下の動画作業画面までドラッグアンドドロップさせてください。これでテロップが動画に挿入されました。文字の内容に関しては右側の画面でできるようになっています。好きな言葉を打ち込んでください。
再生ボタンを押すことで実際に動画の中でどのように表示されるのかをチェックすることができます。テイストがもし合わないようでしたら、再度上記の手順を繰り返して、ぴったりのフォントやテーマを選択し直します。いろいろなものを試してください。
字幕を入力し表示時間を調整する
作業画面で動画に挿入したいテロップを入力し、再生ボタンを押して、どのような感じに映るのかを確認します。ここで注意したいのが、テロップのテキストが表示される時間です。動画内で適切な場所に配置されているかを再度チェックしてください。
もしテロップ字幕が表示したい時間に配置されていない場合は、動画の上部に表示されているテロップバーを左右に動かして、好きな場所に移動させていきます。これは必要に応じて変更してください。複数のテロップの場合は細かく作業することになります。
「iMovie」でテロップ/字幕をレイアウト挿入するときのデメリット
iMovieでテロップ字幕のテキストを配置する手順について説明してきました。基本的な手順になりますので、慣れてきた場合は、より多くの機能を動画に入れ込んで、プロフェッショナルなムービーにしていきましょう。
ここからは次のセクションに移ります。iMovieのアプリケーションで、テロップや字幕テキストを挿入する時のデメリットについて紹介していきます。どのような点が不都合なのかを知っておくことで、より適切に編集を進められます。
主なデメリット
iMovieで動画にテロップや字幕のテキストを挿入する際の主なデメリットとして今回は全部で2つの項目をピックアップしておきます。標準機能だけで簡単に動画編集をする程度であれば、それほど不自由に感じることもありませんので、安心してください。
より多くの機能を使用して動画編集を行っていきたいという方は、以下のデメリットを覚えておくと便利です。それぞれ解説していきます。
細かな調整ができない
iMovieで動画にテキストを挿入する際のデメリットとしてまず挙げられるのは、細かい調整ができないということです。標準機能でより編集の数をこなしていくと、細かい調整ができず、位置調整や文字編集の両方が自由自在にできません。
動画の中で、たくさんの編集項目がある場合にはこのデメリットを知っておくことをおすすめします。もし制限にかかってしまった場合は一度その動画を保存し、新しい動画として編集を再度行うことが対処法になります。
文字を入れる位置を調整できない
iMovieで動画にテロップ字幕としてテキストを挿入する際のデメリットとして次に挙げられるのは、文字を挿入する位置を調整できないということです。より自由自在に編集をしたいという方はこのデメリットがネックになってしまうことが多くあります。
「iMovie」でテロップ/字幕を自由自在にレイアウト挿入する方法
iMovieで動画にテロップや字幕テキストを挿入する際のデメリットについて2つの項目を紹介してきました。標準機能ですので、プロフェッショナルレベルの編集機能を求めている方はデメリットを感じやすくなります。
ここからは、iMovieのアプリを使用して、テロップや字幕を自由自在にレイアウト挿入する方法について解説していきます。こちらでは背景なやテキスト画像を編集させて、より自由自在にカスタマイズしていきます。
自由自在にレイアウトする手順
早速iMovieでテロップ字幕テキストなどを自由自在にレイアウト挿入する手順を説明していきます。今回は自由自在にレイアウト挿入する手順として4つの手順を紹介します。標準機能の手順をマスターした後でより動画を細かく編集したい方は必見です。
背景の透過の方法に関しても触れておきます。標準機能だけでは満足できない場合ご覧ください。
画像を別に作成する
まずは画像を別に作成していきます。編集している動画とは別の編集になりますので注意してください。Macで、白い画像を探してダウンロードしたらマークアップツールバーの文字機能を利用しテキストを作るという手順で行います。
白背景の画像をダブルクリックしてマークアップツールバーを操作します。
表示されない場合は「表示」クリックして「マークアップツールバーを表示」をクリックしてください。
これで表示されますので動画に挿入するテキストを入力します。
画像のように「T」のアイコンからテキスト編集できます。
背景を透過する
次に、マークアップツールバーでテキストの背景を透過させていきます。左上のアイコンをクリックし、画像全体をドラッグして選択します。その後「切り取り」のボタンが表示されますので、クリックすることで背景透過が完了です。
背景の透過をすると「png」の画像に変換する必要があります。表示が出ましたら、クリックして変換してください。ここまで終了しましたら、透過背景のテキストを保存して動画編集に戻ります。
テキスト画像を挿入する
透過した背景のテキスト画像を動画に挿入していきます。この手順は簡単です。標準機能の説明と同じく画像をドラッグアンドドロップするだけで、動画に挿入できます。より細かく設定するためには。この後でもう1つ編集することがあります。
文字の表示時間を設定する
透過背景のテキスト画像を挿入できましたら、最後に文字の表示時間を設定していきます。右上の「i」のアイコンをクリックし、継続時間の部分に時間を入力し、調整してください。これにより挿入したテキスト画像の表示時間を編集できます。
iMovieの標準機能ではできることがある程度制限される場合がありますが、この手順で透過テキストを挿入していけば、より細かい動画編集がiMovieであっても可能になります。手間に感じることもありますが、この方法では自由自在に作成できるのが魅力です。