Twitterの「データ共有設定の変更について」の対処法/注意点など詳しく解説!
最近Twitterを開くと「データ共有設定の変更について」という内容のポップアップが何度も表示されるという人向けに、その対処法や注意点を紹介しています。Twitterの「データ共有設定の変更について」の内容も含めて説明して行きます。
目次
【Twitter】「データ共有設定の変更について」とは
最近、ブラウザ・アプリ問わずTwitterを開いたときに、「データ共有設定の変更について」という内容の画面が何度も表示される、という人が多くいます。それに対して不安を覚えている方も多いようです。
画面に表示される確認メッセージの一つ
上記のような表示が「データ共有設定の変更について」の画面ですが、これは2020年4月8日以降からブラウザ版・アプリ版どちらでもTwitter内で表示されるようになりました。
確認メッセージに表示される選択肢がOKのみであることもあり、余計に何がなんだか分からず不安を覚えた方も多いでしょう。
何度も表示される
Twitterの「データ共有設定の変更について」は、仮にOKを押しても何度も表示される点も不安要因の一つと言えます。
この確認画面はEscキーを押しても消えてくれませんし、「キャンセル」というボタンもないので、「OK」を押す以外に選択肢が無いため余計にそう感じる人もいるようです。
ログインIDなどは提供されない
安心して頂きたいのが、共有される情報はTwitterのログインIDやパスワードと言った個人情報ではないという点です。提供される内容については後述します。
【Twitter】「データ共有設定の変更について」の対処法~設定~
このTwitterの「データ共有設定の変更について」の画面でOKを押す以外選択できない無いため、その設定をし直したいという人もいるでしょう。その許可設定を変更する方法があります。
アプリ版で許可したくない時の設定変更方法
まずは、スマホなどのアプリ版で許可したくないときの設定変更の方法を説明していきます。
「プライバシーとセキュリティ」を選択
まずはTwitterアプリで自身のプロフィールアイコンを選択してください。
表示されたメニューから「設定とプライバシー」の部分をタップしましょう。
「プライバシーとセキュリティ」をタップします。
「カスタマイズとデータ」を選択
画面を下の方にスクロールすると、「カスタマイズとデータ」という部分があるため、そこをタップします。
画面下に「ビジネスパートナーとの追加情報の共有を許可する」の部分があります。データ情報の共有をしたくない人はここをオフにしましょう。上記の画像はオフの状態です。
ブラウザ版で許可したくない時の設定変更方法
次に、ブラウザでTwitterを利用している場合の、データ共有設定の変更方法を説明していきます。
「設定とプライバシー」を選択
PCなどブラウザから利用している場合、横に表示されているメニューで「もっと見る」の部分を選択してください。
「設定とプライバシー」を選択します。
「コンテンツ設定」を選択
「コンテンツ設定」を選択しましょう。
「カスタマイズとデータ」の部分を選択します。
「ビジネスパートナーとの追加情報の共有を許可する」を解除して、共有しないようにできます。
【Twitter】「データ共有設定の変更について」の対処法~その他~
上記の設定をしても「データ共有設定の変更について」の画面が表示される場合は、次のその他の方法を利用してみてください。
その他の対処法
その他の対処法としては、一度ログインをし直してみる、通信をリフレッシュしてみる、アップデートを行うなどの方法を取ります。
再ログインや再インストールをする
Twitterアプリやブラウザにおいて、Twitterアカウントへの再ログインを行ってみてください。アプリの場合は一度アンインストールしてから再インストールしてみると確認メッセージが表示されなくなることがあります。
通信状況をリセット
また、一度端末の設定で機内モードにして通信を遮断し、機内モードを解除してネット環境へ再接続すると確認メッセージが表示されなくなることがあります。
OSやアプリのアップデート
利用している端末のOSのアップデートや、Twitterアプリ自体のアップデートがあるようなら、それを利用してみても良いでしょう。これで確認メッセージが表示されなくなることもあるようです。
「OK」を押す
上記の方法や、その他端末の再起動など何をどうやっても確認メッセージが表示される場合、表示されなくなるまで毎回「OK」を押す以外の方法がありません。私も表示されるたびOKを押すことで表示されなくなりました。
【Twitter】「データ共有設定の変更について」の注意点
さて、Twitterのデータ共有とはどのようなものなのか、ここまで触れてきていないため、最後にその内容についてと注意点を説明していきます。
主な注意点
Twitterのデータ共有設定がオンになっている場合、提供される内容とはどのようなものなのかも含め、注意点についてです。
IPアドレスや広告IDが提供される
気になるであろう提供される情報の内容ですが、ネットワーク上の住所である端末のIPアドレスや、ユーザーが使っているアプリやその使用状況などを示す広告IDがそれにあたります。
TwitterのログインIDやパスワード、登録してある電話番号などと言った個人情報を取られるわけではないため、その点は安心してください。
設定がデフォルトでオンになっている
データ共有の設定は、デフォルトではオンになっています。確認メッセージで「OK」を押さずブラウザやアプリを閉じたとしてもです。この情報がオンになっていると、設定変更しない限り提供され続けることになります。
なお、私の場合、データ共有設定の変更前から「カスタマイズとデータ」そのものをオフにしていたためか、変更後もオフのままでしたが、オフにしたいひとは念の為確認しておきましょう。
提供される情報と提供先
なお、提供される情報の内容とその提供先としては、2020年6月現在の時点で下記の表のとおりとなっています。よく知らない変なところに情報提供されているというわけではありませんので、その点は安心しましょう。
2020年6月現在の提供先と提供される情報 | |
---|---|
提供先 |
|
提供される情報 |
|
まとめ
Twitterのデータ共有設定が変更されたことで表示されたポップアップを見て、突然のことに「個人情報が抜き取られるのか」と不安に感じた方もいるでしょう。
しかし、この記事で書いたとおり、データ共有設定は個人情報が抜き取られるものではなく、より良い利用環境のために広告IDなどを提供するものです。
それでも情報が提供されることに不安があるという方は説明した手順に沿ってデータ提供の設定をオフにしておきましょう。