【Chrome拡張機能】「OneTab」の機能をくわしく解説!

Google Chromeでタブをたくさん開いているとメモリを食います。そんな時、メモリ削減ができる便利な拡張機能に「OneTab」があります。メモリの削減だけでなくChromeをより使いやすくできる「OneTab」の機能や使い方について解説していきます。

【Chrome拡張機能】「OneTab」の機能をくわしく解説!のイメージ

目次

  1. 1【Chrome拡張機能】「OneTab」とは
  2. 特徴
  3. 基本的な機能
  4. 便利な機能
  5. 「OneTab」の使い方
  6. 最後に

【Chrome拡張機能】「OneTab」とは

タブ複数表示時のChromeのメモリ使用量

Google Chromeは、タブを開けば開くほどメモリの使用量が上がり、それだけパソコンの動作が重くなる原因にもなります。そんなGoogle Chromeのメモリの削減ができる便利な拡張機能に「OneTab」というものがあります。

OneTab利用時のメモリ使用量

「OneTab」を利用するだけで、同じタブを保存している状態でも上記のようにメモリの削減が可能です。

「Chromeに追加」で拡張機能を追加

「OneTab」は下記URLへアクセスして「Chromeへ追加」することで利用可能になります。

OneTab - Google Chrome拡張機能

特徴

このGoogle Chrome拡張機能「OneTab」とは、メモリの削減ができるだけでなく、表示しているタブをまとめて管理することも可能という特徴を持っています。

タブをまとめて管理

複数のタブを1つのタブにまえ止めることができる

まずはタブをまとめて管理できる機能の特徴に触れていきましょう。通常、Google Chromeで複数のタブを開いていると上記のように表示されていて、タブの数が多ければ多いほど見づらくなります。

「OneTab」とはこのタブをまとめて管理する事ができる便利な機能があるChrome拡張機能なのです。タググループをリスト化するため履歴としての利用もできる他、グループ化したタブのURLを他の人と共有することもできます。

タブの管理機能とはどのように利用するものなのかについては後述します。

メモリを削減

また、前述したとおり、「OneTab」とはGoogle Chromeのタブを開いていることによるメモリの大幅消費を削減できるという便利な機能が特徴です。

Chromeでタブを同時に数十個開くような人もいるかと思いますが、スペックが高いパソコンでもかなりメモリを食い、動作が遅くなることはままあることです。

私自身、調べもの中によくタブが増えすぎてかなり重くなる、ということもあります。そのたびにタブを閉じ、履歴から呼び出して、という面倒な作業をする人も多いでしょう。

それを解消できる便利な機能が「OneTab」にあります。この特徴は「OneTab」のChrome拡張機能のページでも大きく紹介されていますので、「OneTab」のメイン機能と言っても過言ではないでしょう。

基本的な機能

さて、そんなChrome拡張機能の「OneTab」の特徴を踏まえた上で、基本的な機能はどのようなものなのかの紹介に移ります。

ワンクリックでタブを復元可能

タブのリストはこんな感じでまとめられます。タブ上からは消えてしまいますが、ページ内容を確認したい場合はクリックして復元するだけでOKです。

不要なものは削除可能

不要なリストは個別削除・まとめて削除も可能となっています。表面上はタブは1つだけになっていますので、複数のタブを管理しながらメモリの削減ができるわけです。

タブグループがある状態で「OneTab」でタブをまとめることができる

まとめるタブは、「OneTab」のアイコンでまとめた回数分グループ分けされます。上記のようにタブグループがある状態で「OneTab」でタブをまとめることができるのです。

複数のリストグループに分けることもできる

上記は一度「OneTab」でリスト化した後、別でタブを開いて「OneTab」をクリックしたことでリストグループが2種類になっている状態を示しています。

「OneTab」のタブ1つで複数のタブ管理が可能

複数のリスト間で、リストグループのタブを移動し合うこともできますので、たくさんのタブを1つのタブだけで管理できるので、大変便利な特徴を所持していることがこれだけで分かるでしょう。

便利な機能

基本機能だけでも便利なのですが、「OneTab」とはそれだけでは終わらない便利機能が複数あります。

これまでの基本機能だけだと表示しているタブをすべてまとめてから変更しなければならないのでは、という点で面倒に思う人もいるかもしません。しかし安心してください。一部のタブだけをリスト化することも可能なのです。

Webページで右クリックして追加することもできる

ウェブページ上で右クリックして「OneTab」のメニューを選択すると、そこからいろいろな応用が可能です。

一部のタブのみを追加できる

応用は現在開いているタブを中心に行います。現在開いているタブのみをリスト化できる他、それ以外のタブのリスト化、現在開いているタブの右側のみ、左側のみ、という選択もできます。

現在開いているタブを中心に追加項目選択

右側や左側を選択した場合、そのタブの右側(もしくは左側)にあるタブ全部が「OneTab」のリストにまとめられるのです。ここからここまで、という指定をしたい場合に便利です。

タブグループの設定なども可能

「OneTab」にまとめたリストは、「その他」メニューで応用利用することもできます。グループに名前をつけて管理ができるほか、リンクを復元してもリストが消えないようそのリストグループをロックすることも可能です。詳細は後述します。

「OneTab」の使い方

「OneTab」のアイコンをクリックするだけでタブグループが作成される

「OneTab」の使い方の説明に移ります。開いているタブをまとめるために拡張機能の「OneTab」のマークをクリックするだけで完結します。開いているタブをリスト化する場合、拡張機能の「OneTab」ボタンをクリックしてください。

開いていたタブが全てグループにまとめられる

それだけでタブのリスト化が可能です。

ワンクリックで復元可能(復元後リストからは消える)

リスト化されている中から開きたいリンクをクリックするだけで復元することができます。

Ctrl、cmd、Shiftのいずれかと一緒にクリックで保持したまま復元

普通にクリックした場合、そのタブはリストから消えますが、「Ctrl」キーを押しながらクリックすると、リストに残したまま復元することが可能です。リストがロックされている場合は「Ctrl」キーなしでも残すことができます。

「すべて復元する」ですべてのたぶを復元できる

「すべて復元する」をクリックすれば、「OneTab」でリスト化したタブを全て復元することが可能です。復元した時点で作成した「OneTab」のリストタブは消えます。

Ctrl、cmd、Shiftのいずれかと一緒にクリックで保持したまますべて復元

この場合も、「Ctrl」を押しながら「全て復元する」をクリックすれば、やはりリストを残したまま復元可能です。いずれの場合もデフォルトでは新しいウィンドウに復元されます。

各タブの「✕」マークで個別削除

リスト化したタブの中で不要なものは、左側の✕で個別に削除することができます。

「すべて削除」でそのタブグループのリストをすべて削除

リストの全てを削除したい場合、「すべて削除する」をクリックします。

「OK」をクリックしてすべて削除を確定

ポップアップが表示されるため「OK」をクリックしましょう。

すべて削除を行っても「OneTab」のタブは残ったまま

全て削除しても「OneTab」のリストは残ったままになります。

別のタブグループからドラッグアンドドロップで移動可能

リストグループ間でタブの移動を行うことも可能です。移動したいタブをドラッグアンドドロップしましょう。

移動完了

別のタブグループへ移動することができます。

いずれかでタブグループの名前を変更できる

「OneTab」でタブの名前を変更する場合は「その他」から「このタブグループに名前を付ける」を選択します。もしくは「○個のタブ」部分を選択しましょう。

タブグループの名前をつけることができた

そのタブグループの名前の変更が可能です。

タブグループを削除できないようにロックをかける

リストグループをロックすることで、復元時に残す(=削除できないようにする)事ができます。「その他」で「このタブグループをロックする」を選択しましょう。

リストグループをロックした場合

リストグループの頭に鍵マークがつくほか、「全て削除する」が非アクティブになります。各タブの頭にカーソルを合わせても削除の✕マークも表示されなくなり、タブ復元時も削除されることがなくなります。グループ間の移動もできなくなります。

星を付けると一番上に表示されるようにできる

星付けると、そのリストグループが一番上に表示されるようになります。よく使うリストグループに星をつけておくと利用しやすくなります。

「このタブグループに星を付ける」で設定

星は「その他」で「このタブグループに星を付ける」で可能です。星は複数のタブグループに付けることができ、星をつけたグループ内では上から星に登録した順で表示されます。

シェアしたい場合は「ウェブページとしてシェアする」をクリック

誰かに「OneTab」のリストを共有したい場合は「ウェブページとしてシェアする」を選択します。

シェア用のURLが作成される

別タブでシェア用のリストグループタブが表示されますので、このURLを共有したい人に教えて下さい。

「オプション」をクリック

拡張機能の管理で、「OneTab」の設定をおこなうこともできます。「OneTab」のリストタブの右上に「オプション」がありますので、ここをクリックします。

タブ復元時のウィンドウの設定

タブグループを復元する際復元するウィンドウを選択できます。

ピン留めしてあるタブをまとめるかどうかの設定

ピン留めしているタブがある場合、そのタブをグループに含めるようにするかどうかの選択も可能です。

Google Chrome起動時に「OneTab」を開くかどうかの設定

Chromeを起動した際、「OneTab」を起動するかどうかも選択できます。

タブ復元時にリストから削除するか残すかの設定

いちいちロックするのが面倒な場合など、復元時のリストの設定で変更することが可能です。

同じURLをリストに追加するかどうかの設定

同じURLをリストグループに含めないようにしたい場合の設定もできます。無効にしても個別で同じURLをリストグループに含めることも可能です。

最後に

タブ表示数を節約しつつ管理できる「OneTab」がいかに便利な機能を所持しているか分かったと思います。メモリ削減ができるだけでなく、タブ管理もしやすくなりますので、ぜひこの拡張機能を利用してみてください。

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この記事のライター
八千草 蛍
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