2021年08月24日更新
ChromeのライトモードでAndroidスマホのデータ通信量を節約!
Androidスマホのデータ通信量を節約したいのなら、Chromeのライトモードを活用するといいでしょう。この記事では、Chromeの通信量を軽減するライトモードとはどのような仕組みで、どのように設定すればいいのか詳しく解説します。
目次
【Android】Chromeのライトモードでデーター通信量を節約する方法
データ通信量の節約方法に悩んでいる方はとても多いものです。毎月の高速データ通信を早々に使い切ってしまい、月の後半は低速通信に耐えながらスマホ生活を送る方もたくさんいます。
そこで、Androidスマホのデータ通信量がかかりすぎる場合には、Chromeをライトモードにして通信量を軽量化するのがおすすめです。この記事では、Androidユーザーならぜひ設定したい、Chromeのライトモードについて詳しく解説します。
Chromeのライトモードとは?
Androidのデータ通信量が節約できる、Chromeのライトモードとはどのようなものなのでしょうか。まずはその仕組から解説します。
ライトモードの仕組み
Chromeのライトモードとは、WebサイトのデータをGoogleのサーバー経由でAndroidにダウンロードする仕組みです。AndroidのChromeでライトモードを設定しておくと、ChromeでWebサイトを閲覧するときに、トラフィックの一部がGoogleのサーバーを経由してからAndroidのChromeにダウンロードされるようになります。
Webサイトが重い場合にはGoogleのサーバーを経由する時にデータが軽量化されるので、Androidへのダウンロードを軽減できます。不要なコンテンツは取り除かれデータは軽量化されますが、主要なコンテンツは必ず読み込まれるので、Webサイトの利用に支障はありません。
ライトモードのメリット/デメリット
ライトモードの利用にはメリットもあればデメリットもあります。Chromeでライトモードを利用するメリットとは次のとおりです。
- データ通信量を節約できる
- セキュリティ対策になる
Chromeのライトモードを利用するとWebサイトのサーバーから直接ダウンロードせずにGoogleのサーバーを経由するので、セキュリティ対策としても利用できます。ライトモードをONにした状態で問題のあるサイトにアクセスすると、警告が表示されます。
一方でChromeでのライトモードの利用には次のようにいくつかデメリットもあります。
- シークレットモードでは利用できない
- 通信会社の契約者専用サイトなどの特定のWebサイトにアクセスできないことがある
- ユーザーの位置情報が必要なサイトで位置情報が正確に取得できない場合がある
- ローカルネットワークではライトモードは利用できない場合がある
以上のデメリットを理解した上で、必要に応じてライトモードを外して利用することをおすすめします。
ChromeのライトモードでAndroidスマホの通信料を節約できる?
AndroidのChromeをライトモードに設定することで、実際どのくらいのデータ通信量が節約できるのでしょうか。
どのくらい節約できる?
筆者はかなり以前からライトモードに設定しています。AndroidのChromeの設定からライトモードを開くと、どのくらいデータ通信量を節約できたのか確認できます。
筆者の場合には1ヶ月間でChromeで1.74GBのデータを使用し、その中でライトモードの利用によるデータ削減料は327MBだとのことです。16%のデータ通信量の軽量化に成功しています。
平均して、10%から20%程度のデータ通信量の節約ができると考えていいようです。
Chromeのライトモードをオンに設定する方法
Chromeでライトモードをオンに設定するにはどうしたらいいのでしょうか。ライトモードの設定方法は次のとおりです。
ライトモードを設定する手順
AndroidのChromeでライトモードを設定していきましょう。
Chromeを開き、画面の右上の「︙」をタップします。
「設定」をタップします。
画面を下にスクロールし「ライトモード」をタップします。
「ライトモード」を「オン」にします。これでChromeでWebサイトを閲覧する時には、データがChromeのサーバーを経由することになります。