2022年08月19日更新
Capcut(キャップカット)での歌詞動画の作り方!使い方や音/文字の入れ方を解説
TikTokやInstagramのリールに投稿されるショード動画の中には歌詞動画と言われる音楽と歌詞を合わせたものがありますが、作り方は簡単でCapcutというアプリを使います。Capcutを使った歌詞動画の作り方やCatcutの機能の説明を紹介します。
目次
Capcut(キャップカット)での歌詞動画の作り方
動画共有サイトの大手であるYouTube、またTikTokやInstagramといったSNSアプリに投稿される動画の中で、最近よく目にするのが音楽と歌詞を合わせたショート動画です。歌詞動画と呼ばれるものです。
ミュージックビデオとしての趣が強い歌詞動画もあれば、友だちや恋人へのメッセージといった私的な目的で作成された歌詞動画もあり、音楽と歌詞を合わせた歌詞動画は今、若いユーザーの間で人気があります。
歌詞動画を作成するには当然動画の編集が必要ですが、専門的なPCのソフトウェアを使いこなさなければ歌詞動画は作成できないと思われがちです。実はスマホの「Capcut」アプリを使えば音楽と歌詞を簡単に合わせて歌詞動画を作成できます。
Capcut/キャップカットとは
スマホのアプリでは難しい動画の編集はできないため、動画編集を専門とするソフトウェアを購入して投稿用の動画をPCで編集する必要がある、というのがこれまでの一般的な考え方でした。
しかし「Capcut(キャップカット)」アプリの登場によって、誰でも簡単に動画の編集をスマホで行えるようになりました。
特に今大人気の歌詞動画を作成するのに「Capcut(キャップカット)」アプリが大変便利だと、多くのユーザーの間で話題になっています。音楽と歌詞を合わせる動画編集は通常難しい作業ですが、「Capcut(キャップカット)」を使えば簡単にできます。
無料で使えるスマートフォン向け動画編集アプリ
capcut×Pixel6がヤバい!
— ハヤカワ五味 (@hayakawagomi) November 6, 2021
動画編集で自動字幕がつけられるんだけど、滑舌良く&区切りながら喋れば専門用語以外はほぼノータッチに近く大勝利してる。これなら定期的に更新できそう。 pic.twitter.com/zBn3jf8cWS
「Capcut(キャップカット)」アプリは、無料で使えるスマホ向けの動画編集アプリです。歌詞動画を作成し投稿したいものの経験がないので悩んでいるなら、「Capcut(キャップカット)」アプリはおすすめです。
「Capcut(キャップカット)」アプリは、動画編集に必要な機能が充実し高性能であるにもかかわらず、無料で利用できる驚きのアプリです。
動画編集を売りにしているアプリはたくさんありますが、「Capcut(キャップカット)」はダウンロードのランキングで常に1位を獲得するほどの人気と信頼度があります。
TikTokなどのサービスを提供している中国のインターネット会社ByteDanceにより提供
「Capcut」アプリの開発と運営を行っているのは、中国の北京に本社を置くBytedance株式会社(バイトダンス)です。Bytedance株式会社は、TikTok、Ulike、BuzzVideoといった人気アプリの開発と運営を行うIT企業で世界的に有名です。
急成長をするスタートアップ企業として、企業としての評価額が8.25兆円を上回り、Bytedance株式会社は将来性が世界的に見込まれている企業でもあります。
Capcut/キャップカットの機能
動画編集の経験がない素人でも簡単に歌詞動画が作成できると話題の「Capcut」アプリですが、具体的に動画編集に必要などんな機能が搭載されているのか、使い方は簡単なのか、操作性に問題はないのか、などユーザーとして確認したいポイントはたくさんあります。
これから「Capcut」アプリに搭載された10個の機能を1つずつ取り上げて紹介します。
編集
まず注目したいのは「Capcut」アプリの編集機能です。動画編集で最も重要なのは、動画の頭出しとトリミングです。
撮影した動画の中で投稿したいのはその一部なので、動画のどこからどこまでを抽出するかはとても重要ですが「Capcut」アプリを使えば簡単に行えます。また動画速度の調整や動画の逆再生なども行えるので、ユニークな動画を編集できます。
オーディオ
歌詞動画を作成する上で大切なのは、音楽を動画に取り込むことですが、「Capcut」アプリを使えば簡単に行えます。動画に入れることが可能な音楽には、「TikTokのオリジナル楽曲」「マイミュージック」「おすすめ楽曲」の3種類があります。
「TikTokのオリジナル楽曲」には、「Pop」「R&B」「Promising」「PopUpAlbum」「Travel」「Vlog」の6ジャンルがあります。デバイス内の音楽も取り込み可能です。
テキスト
歌詞動画は音楽を合わせた動画なので、テキストの挿入はとても大切です。自分で考えたテキストを手動で入力することはもちろん可能ですが、それ以外にも準備されているテンプレートから気に入ったものを選んで挿入することもできます。
さらに使用する音楽から自動でキャプションを抽出する機能も付いているので大変便利です。
スタンプ
可愛らしいショート動画の作成に欠かせないアイテムがスタンプですが、「Capcut」アプリにプリインストールされているスタンプのラインアップはとても豊富なので、バラエティに富んだ動画を作成できます。
使用する動画や音楽と歌詞にマッチするスタンプが見つかります。
はめ込み合成
「Capcut」アプリには、複数の動画を同じフレームに取り込んで合わせる編集機能が搭載されています。比較動画などを編集したい場合には便利かもしれません。
エフェクト
自撮りアプリの定番となっている機能の1つがエフェクトですが、「Capcut」アプリにも多種多様なエフェクトがプリインストールされています。エフェクトには「動画エフェクト」と「ボディエフェクト」の2種類があります。
またアニメーションというエフェクトも利用できます。
フィルター
自撮りアプリでもう1つ定番となっている機能がフィルターですが、「Capcut」アプリにもいろいろなフィルタがあります。
「生活」「グルメ」「映画」「自然」「レトロ」「白黒」「スタイル」の7種類のジャンルがあり、それぞれのジャンルには60以上のフィルターがあるので、400以上のフィルターを利用できることになります。
フォーマット
SNSアプリによっては、最適なサイズに調整された画像や動画を投稿しないときれいに表示されないことがありますが、「Capcut」アプリはフォーマット機能があるので、SNSアプリや他の動画共有サイトに最も適したサイズに動画を調整することができます。
キャンバス
「Capcut」アプリにはキャンパス機能も付いています。キャンパス機能とは、動画の色を調整したり、プリインストールされたテンプレート画像を取り込んで動画の背景を変えたり、動画にぼかしを入れたりするためのものです。
調整
「Capcut」アプリには、動画の色合いや光加減をアジャストするための調整機能も付いています。
「明るさ」「コントラス」「飽和色」「露出」「鮮明比」「HSL」「グラフ」「ハイライト」「シャドウ」「色温度」「色合い」「フェード」「周辺減光」「粒子」の14種類の調整が可能です。
Capcut/キャップカットの使い方
ここからは「Capcut」の使い方を紹介します。機能と使い方さえ分かれば、誰でも簡単に歌詞動画の編集が行えます。アプリの使い方をマスターする上で大切なことは、ステップ・バイ・ステップで使い方を学ぶことです。
導入方法
アプリの使い方を説明する前に、まず「Capcut」アプリをスマホにインストールしましょう。iPhoneの場合は「App Store」から、Androidスマホの場合は「Playストア」からアプリをインストールしてください。アプリのインストールが終了したら開きましょう。
この記事ではiPhoneを使って操作方法を説明します。アプリを開くと、「サービス規約とプライバシーポリシー」のポップアップが表示されるので、「同意する」をタップしてください。アプリのトップ画面が立ち上がるので、「新しいプロジェクト」をタップしましょう。
写真へのアクセス許可を求めるポップアップが表示されるので、「設定」をタップします。別のポップアップが表示されるので、「すべての写真へのアクセスを許可」を選択しタップしましょう。
通知の送信を尋ねるポップアップが表示されるので、「許可」をタップしましょう。
デバイスのライブラリに保存されている動画が表示されるので、使用したい動画を選択しタップします。選択した動画が表示されるので、「追加」をタップしましょう。
動画を編集する方法
動画の選択をして追加すると、自動的に編集画面が立ち上がります。まず動画の頭出しの方法を説明します。動画がコマ取りになって表示されているので、コマの最初にある「白い縦棒」を右に向かってドラッグし、動画の頭出しまで移動させましょう。
移動したら「白い縦棒」の左側をタップしてください。
動画の最初に表示されている「白いバー」を「白い縦棒」までドラッグして指を離しましょう。これで頭出しができました。
次にトリミングを行います。動画の終わりの部分に「白い縦棒」を移動させ、「白い縦棒」の右側をタップします。動画の終わりにある「白いバー」を「白い縦棒」までドラッグすれば不必要な動画がトリミングされます。
動画に音/音楽を入れる方法
続いて動画に音楽を入れる方法を説明します。編集画面の下部に「オーディオ」があるので選択しタップしましょう。メニューが表示されるので、「楽曲」を選択しタップしてください。
「楽曲を追加」画面が立ち上がるので、希望する音楽のジャンルを選択しましょう。ここでは「おすすめ」を選択します。「おすすめ」の音楽の中から動画に入れたいものを1つ選びインストールしたら「+」をタップしましょう。
動画に選択した音楽が挿入されました。
動画に文字を入れる方法
音楽が入れ終わったら、次は動画に文字を入れましょう。編集画面の下部に「テキスト」があるので選択しタップします。メニューが表示されるので、「テキストを追加」を選択しタップしましょう。
文字入力ボックスが表示されるので、動画に入れたい文字を入力しましょう。入力した文字が動画に反映されます。
スタイルやエフェクト/アニメーションを追加する方法
音楽入れと文字入れが終了したら、次に動画を加工しましょう。編集画面の下部にある「編集」をタップします。表示されるメニューの中に「スタイル」があるので選択しタップしましょう。
「スタイル」の選択オプションが表示されるの、気に入ったものを選択してください。
続いてエフェクトの入れ方を紹介します。編集画面に戻り、画面下部にある「エフェクト」を選択しタップしましょう。
メニューが表示されるので、まず「動画エフェクト」を選択します。「動画エフェクト」の選択オプションが表示されるので、動画に入れたいものを1つ選択しましょう。
「動画エフェクト」の中に気に入ったものがないようなら、先ほどのメニューに戻り「ボディエフェクト」を選択しタップしましょう。「ボディエフェクト」の選択オプションが表示されるので、動画に入れたいものを1つ選びましょう。
次にアニメーションの入れ方を紹介します。アニメーションとは、動画の枠組みに動きを入れるエフェクトのことです。アニメーションを入れると、動画がさらに立体的になります。
編集画面の下部にある「編集」をタップするとメニューが表示されるので、「アニメーション」を選択しタップしましょう。
アニメーションのメニューが表示されます。「フェードイン」「フェードアウト」「コンボ」の3種類です。まず「フェードイン」を選択しましょう。アニメーションのフェードインで選択可能なオプションが表示されます。
今度は「フェードアウト」を選択しましょう。アニメーションのフェードアウトで選択可能なオプションが表示されます。
最後に「コンボ」を選択しましょう。アニメーションのコンボで選択可能なオプションが表示されます。
カラオケのように文字を少しずつ表示させるには?
歌詞動画の作成には欠かせない、文字や歌詞をカラオケのように表示させる方法を紹介します。先ほど文字を入れる方法を説明しましたが、文字を入れて動画に反映された画面に戻りましょう。画面の下部に「アニメーション」があるので選択しタップしましょう。
メニューが表示されるので、「カラオケ」を選択しタップします。動画に入れた文字が色を変えながら少しずつ表示されます。この方法を使い歌詞動画の歌詞を表示させるので、「カラオケ」機能の使い方を覚えておいてください。
Capcut/キャップカットで歌詞動画を作る手順
「Capcut」アプリの使い方と動画編集の方法をここまで紹介しましたが、ここからは「Capcut」アプリの使い方を活用して、歌詞動画をどのように作成するかを説明します。
歌詞動画とは?
🎊「ラブフェチ」再生回数20万回突破!🎊
— HOWL BE QUIET (@HOWLBEQUIET) March 7, 2020
先日15万回再生突破!と言ったのも束の間、またすぐに嬉しいお知らせができるのは有り難い限りです😭🙌✨
本当にありがとうございます🙇♂️
引き続きの偏愛よろしくお願いします😉💘
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この記事ですでに紹介しましたが、歌詞動画とは音楽と歌詞を合わせた動画のことです。BGMの音楽が流れながら歌詞がシンクロして表示されるのが特徴です。音楽と歌詞を合わせるとカラオケのような赴きの動画になります。
実際の流れ
音楽と歌詞を合わせた歌詞動画の作成手順を紹介します。以下にまとめるので参考にしてください。
- 動画クリップを取り込んで新規プロジェクトを作成
- オーディオを追加して音楽を入れる
- 文字(歌詞)やステッカーを入れる
- 文字(歌詞)の読み上げを設定する
- 必要であればモザイクを入れる
- 必要であれば画像を追加して入れる
- エフェクトやフィルターをかける
- 色の調整
- 動画のつなぎ目であるトランジションの調整をする
- エクスポートする
歌詞動画を作る際のコツや注意点
音楽と歌詞を合わせた歌詞動画を上手に作成するには、コツをしっかりおさえておくことは重要です。オシャレで良質な歌詞動画を作成するためのポイントは3つあります。
- 動画の内容に合った音楽を選択する
- テンプレートを活用し色へのこだわりを持つ
- 文字(歌詞)のフォントや配置に注意する
最高の歌詞動画が作成できても投稿できなければ意味がありません。歌詞動画の作成後にエクスポートして投稿しますが、エクスポートが終了する前にアプリを閉じてしまうと歌詞動画の投稿が行えなくなるので注意しましょう。
Capcut(キャップカット)で歌詞動画を作成してみよう!
「Capcut(キャップカット)」は歌詞動画が簡単に作成できるアプリです。アプリの使い方や歌詞動画の作り方はとても簡単です。音楽と文字を合わせた動画にアニメーションなどを加える作り方さえ覚えれば誰でも歌詞動画を作成できます。
「Capcut」アプリの使い方をマスターしましょう。