Zoomのカメラ映像で自分が左右反転/回転しているのときの直し方

会社や学校でZoomを使ったミーティングを行う機会が増えましたが、友達や仲間とZoomで飲み会をする人も増えました。

Zoomのカメラ越しにメッセージを書いた手作りのプラカードを表示させたら、字が逆さまになり参加者の前で恥をかいたという経験をしたことはないでしょうか。この記事ではZoomでカメラを反転させる方法を紹介します。

Zoomを学校や会社のミーティングで使っている人であれば、「画面共有」で相手の画面に映った資料や写真を共有して閲覧する機会があるはずですが、共有された相手の画面は逆さまにはなりません。

ではなぜ、Zoomのインカメラで映る自分の姿は逆さまになるのか、原因を説明します。

Zoomミーティングでカメラに映し出される自分の姿が左右反転する原因は、Zoomアプリの「マイビデオのミラーリング」機能の設定がデフォルトで有効化されているためです。「マイビデオのミラーリング」とは、鏡に写った自分を表示させる機能のことです。

通常ビデオカメラで相手を撮影しても左右反転することはありませんが、Zoomアプリは毎日見慣れた鏡越しの自分をあえて表示させるため、ミラーリング効果を使って利用者の違和感を少なくします。

ここで覚えておくべき大切な点は、ミラーリング効果を使って自分の姿を反転させて表示されるのは、自分のZoom画面上だけであるということです。

他の参加者にリアクションするのに、準備した手書きの文字を表示させると、自分のZoom画面上では左右が反転しますが、他の参加者のZoom画面上ではミラーリング効果によって左右反転することはありません。

他の参加者のZoom画面上では左右反転しないとはいえ、自分のZoom画面上で鏡のように左右反転するのは気持ちのいいことではないので、ミラーリング効果をオフにしてZoomミーティングに参加できれば便利です。

これからZoomアプリの「マイビデオのミラーリング」をオフにする方法を紹介します。

Zoomのカメラ映像で自分の姿をミラーリングさせないようにする設定は、Zoomミーティングの前でもミーティング中でも行えます。まずZoomミーティング前にミラーリング設定をオフにする方法を説明します。

Zoomアプリを起動させて、画面の右上に表示されている「設定」アイコンをクリックしましょう。

Zoomアプリの設定画面が立ち上がるので、画面の左メニューの中にある「ビデオ」を選択しクリックしてください。

画面の右側にビデオの設定メニューが表示されるので、「マイビデオ」の中にある「マイビデオをミラーリング」に入っている「✓」を外しましょう。これでミラーリングがオフになりました。

続いて、Zoomミーティン参加中にミラーリングをオフにする方法を説明します。Zoom画面の左下に「ビデオ」アイコンが表示され、その右横に「∧」があるのでクリックしましょう。

プルダウンメニューが表示されるので、「ビデオ設定」を選択しクリックしてください。

Zoomアプリの設定画面が立ち上がるので、先ほどと同様に「マイビデオ」の中にある「マイビデオをミラーリング」に入っている「✓」を外しましょう。

Zoomミーティングで自分の姿が天地逆さまに映っていることもあります。元の状態に戻す方法を紹介します。この設定もZoomミーティング参加前でも参加中でも行えます。この記事で紹介した方法で、Zoomアプリの設定画面を立ち上げましょう。

画面の左メニューにある「ビデオ」をクリックすると、ビデオプレビューが表示されます。右上に「回転」アイコンが表示されているのでクリックしてください。

プレビュー画面が90度回転しました。あと2回「回転」アイコンをクリックすれば、天地が逆さまの自分の姿が元に戻ります。

Zoom画面上で自分の姿が鏡のように左右反転しているのは、ミラーリングがデフォルトでオンになっているからです。設定をオフにする方法は、設定画面の「マイビデオをミラーリング」をオフにするだけです。

「回転」アイコンをクリックすれば天地逆さまも修正できます。Zoomのカメラを反転させてみましょう。