「ファイアウォールやウイルス対策の設定でChromeからネットワークへのアクセスを許可します」の解決方法

メインのブラウザとしてGoogle Chromeを利用している人も多く、スマホの利用者も増えている中、パソコンだけでなく、スマホで利用している人も増えてきています。

そんなGoogle Chromeでは、様々なエラーが発生して、その内容が画面上に表示されます。

「ファイアウォールやウイルス対策の設定でChromeからネットワークへのアクセスを許可します」も、Google Chromeを利用しているときに表示されるエラーのうちの1つです。

「ファイアウォールやウイルス対策の設定でChromeからネットワークへのアクセスを許可します」は、「このサイトにアクセスできません」というエラーが表示された後に出ることが多いものです。

Google Chromeへのネットワークアクセスがファイアウォールやセキュリティソフトの設定で許可されていないことが原因です。

「このサイトにアクセスできません」などとともに「ファイアウォールやウイルス対策の設定でChromeからネットワークへのアクセスを許可します」のエラーが表示された場合、まずは次のことを確認しましょう。

まずは、パソコン内にあるファイアウォールやセキュリティソフトをそれぞれ別に一旦停止(一時無効化)してください。

そして、何が「このサイトにアクセスできません」などとともに「ファイアウォールやウイルス対策の設定でChromeからネットワークへのアクセスを許可します」のエラーが出る原因となっているかを確認しましょう。

セキュリティソフトだけを無効化した状態で、「このサイトにアクセスできません」などとともに「ファイアウォールやウイルス対策の設定でChromeからネットワークへのアクセスを許可します」のエラーが発生することがあります。

この場合、「このサイトにアクセスできません」などとともに「ファイアウォールやウイルス対策の設定でChromeからネットワークへのアクセスを許可します」のエラーが表示される原因が無効化したセキュリティソフトにあると判断できます。

「このサイトにアクセスできません」などとともに「ファイアウォールやウイルス対策の設定でChromeからネットワークへのアクセスを許可します」のエラーが表示された場合は、Google Chromeのネットワークアクセス許可が必要です。

Google Chromeへのネットワークアクセスの許可設定の方法は、WindowsとMacで異なりますので、それぞれ確認してください。

Windows10の場合、Windowsの設定を開きます。

「更新とセキュリティ」をクリックしましょう。

「Windowsセキュリティ」で「ファイアウォールとネットワーク保護」を押します。

「ファイアウォールによるアプリケーションの許可」をクリックし、「設定の変更」→「別のアプリの許可」の「参照」ボタンからいずれかの場所のGoogle Chromeの実行ファイルを追加してください。基本的には下記の場所にあります。

MacでファイアウォールでのChromeを例外/除外設定をする場合、Macの画面左上隅にあるAppleマークから「システム環境設定」を開き、→「セキュリティとプライバシー」で「ファイアウォール」タブを開きます。

「ロックアイコン」が表示されているためそこをクリックして、Macパソコンの管理者のユーザー名とパスワードでロックを解除します。

「ファイアウォールオプション」を開いて「+」からGoogle Chromeをアプリケーションフォルダから追加すれば、MacでのChromeの例外/除外設定が完了します。

WindowsやMacにセキュリティソフトを入れている場合、そちらでChromeを例外/除外設定していない場合も「ファイアウォールやウイルス対策の設定でChromeからネットワークへのアクセスを許可します」のエラーが生じることがあります。

ウイルスバスターやノートン、Avastなど利用しているセキュリティソフトはそれぞれ違うと思いますが、それらのセキュリティソフトを無効化したらエラーが解消した場合はその無効化したセキュリティソフト由来のエラーであると判断できます。

そのため、利用しているセキュリティソフトのファイアウォールの例外/除外設定にChromeを追加しましょう。MacやWindowsの設定からファイアウォールの例外/除外設定ができない場合はこちらで対応できることが多いです。

ウイルスバスタークラウドを利用している場合、アプリ一覧などから「ウイルスバスター」を起動して、歯車マークから設定を開きます。

ウイルスバスターのアカウントパスワードを入力すると管理画面が表示されるため、「例外設定」をクリックして「ファイル/フォルダ」にGoogle Chromeの実行ファイルを追加してください。

Google Chromeの実行ファイルの場所を移動したり自身で指定などをしていなければ通常の参照先は下記のいずれかの場所にありますので、開いて「Chrome」フォルダを選択してください。

ノートンを利用している場合、ノートンのソフトを起動して、設定を開きます。

「ファイアウォール」をクリックしましょう。

「プログラム制御」タブを開き、「追加する」をクリックしてください。

下記のいずれかの場所にGoogle Chromeの実行ファイルがあるため、その場所を選択することで、Google Chromeを例外/除外設定として登録されます。

Avast Antivirusを利用している場合、まずはAvastの「Avast Antivirus User Interface」を起動してください。メニューから設定を開き、「一般」タブで「例外」をクリックします。

「例外を追加」からGoogle Chromeの実行ファイルがある場所のパスをフルで入力してください。通常は下記のいずれかになっています。

「ファイアウォールやウイルス対策の設定でChromeからネットワークへのアクセスを許可します」のエラーはファイアウォールへの例外/除外設定をすることで解消できます。

セキュリティソフトを無効化することでセキュリティソフトが原因かどうかの把握もでき、セキュリティソフト上でも例外/除外設定をすることで解決するため、この記事を参考に対応してみてください。