【2024年最新】ePSXeが起動しないときの対処法!画面が真っ暗な場合の設定方法は?
ePSXeはプレステをPCで遊ぶためのエミュレーターですが、起動しない問題が発生することがあります。ePSXeが起動しない、画面が真っ暗担ってしまうというときには、どのように設定したらいいのでしょうか。この記事では、その対処法を解説します。
目次
ePSXeが起動しない・画面が真っ暗なときの対処法
ePSXeはソニーのPlayStationをWindowsパソコンでプレイできるようにするためのゲームエミュレーターです。無料で入手できて、ゲーム機本体が必要なく、プレステ用のエミュレーターの中ではプレイできるゲームが多いことから、多くのユーザーに利用されています。
しかし、ePSXeをパソコンにインストールしたのに起動しない、画面が真っ黒なまま固まってしまった、ということがよく起こってしまうようです。
この記事では、ePSXeが起動しない、画面が真っ暗なときの対処法を解説します。
CPUオーバークロックを設定する
ePSXeが起動しない、画面が真っ暗なときには、まずはCPUオーバークロックの設定を確認しましょう。CPUオーバークロックは、電源、電圧、コア、メモリなどの設定を調整することで、パソコン上のゲームのプレイ環境を最適化することです。
ePSXeでもCPUオーバークロックの設定ができます。
ePSXeの画面で「オプション」をクリックします。「CPUオーバークロック」を開き「×1」を選択します。これでCPUオーバークロックの設定が完了です。
プラグインを導入する
プラグインを導入が、ePSXeが起動しない、画面が真っ暗という問題の対処法の場合があります。
ePSXeのプラグインはこちらのページに用意されています。
どのプラグインが必要なのかは、パソコンの状況によって異なります。画面を日本語化すれば、どのようなプラグインなのかわかるので、必要に応じて選択してダウンロードしましょう。
ダウンロードしたプラグインは、ePSXeのフォルダに入れましょう。
ePSXeのフォルダを開いて「plugins」のフォルダの中に保存します。
グラフィックドライバーを最新の状態にする
ePSXeでプレステのゲームをパソコン上でプレイするためには、グラフィックドライバーやDirectXの状態が最新に鳴っている必要があります。グラフィックドライバーとDirectXの状態を確認して、必要ならアップデートしましょう。
グラフィックドライバーの状態の確認方法は次のとおりです。
Windowsのスタートボタンを右クリックして「デバイスマネージャー」をクリックします。
「ディスプレイアダプター」の左側の「>」をクリックします。すると、パソコンに搭載されているグラフィックドライバー名を右クリックして「ドライバーの更新」をクリックします。
「ドライバーを自動的に検索」をクリックします。更新が表示されたら画面の指示に従って更新してください。
DirectXはWindowsパソコンでマルチメディアを処理するために必要なシステムです。DirectXの状態の確認方法は次の通りです。
Windowsのスタートボタンをクリックして検索ボックスに「DXdiag」と入力してEnterキーを押します。「コマンドの実行」が表示されたらクリックします。
DirectX診断ツールが開くのでバージョンを確認します。最新の状態ではない場合には、Microsoftのホームページから入手しましょう。
SNSや掲示板で情報を集める
CPUオーバークロックの設定やグラフィックボードやDirectXの確認をしても問題がないのに、ePSXeが起動しない、画面が真っ暗という状況が続くようなら、ePSXe自体に何らかの問題が発生している可能性があります。
ePSXeに関するトピックの掲示板やSNSで発生している問題の状況や対処法についての情報が共有されている可能性があるので、SNSでハッシュタグ検索をしたり、ePSXeに関する掲示板を探したりしてみましょう。
ePSXeの導入方法
ePSXeが起動しないという問題も、ePSXeをパソコンに導入できなければ発生しません。ここからはePSXeをパソコンに導入する方法を解説します。
ePSXeのインストール
まずはePSXeをパソコンにインストールしましょう。
お使いのパソコンのOSに合うファイルをダウンロードしましょう。
最新版のもので大丈夫なはずですが、もしもうまく動作しないことがあれば、画面の下の方に古いバージョンも用意されているので、そちらから選びましょう。
今回は「ePSXe v2.0.5 Windows」をダウンロードします。
パソコンのダウンロードフォルダを開きます。ダウンロードしたファイルが圧縮されたZIP形式で保存されているので解凍します。
解凍したフォルダを開いて下さい。「ePSXe.exe」というアプリケーションファイルがあるのでダブルクリックして起動します。
「セットアップウィザードへようこそ」が開いたら「スキップ」をクリックします。設定を変更する必要がある場合には「設定」をクリックして必要に応じて設定を変更します。
特に変更する必要がなければそのまま進んでしまいましょう。ePSXeの画面が開いたらインストール完了です。
初期設定
コントローラーの設定を行います。外付けコントローラーを使う場合にはあらかじめパソコンに接続しておきます。
キーボードで操作する場合には、どのキーをコントローラーのどのボタンに割り当てるのかを先に設定しておきましょう。
ePSXeを起動したらメニューバーの「設定」をクリックして、「ゲームパッド」、「ポート1(またはポート2)」、「パッド1」と進みます。
するとプレステのコントローラーの画像が表示されて、それぞれのボタンにキーを割り当てることができます。自分の使いやすいようにキーを割り当ててみましょう。
ゲームの起動方法
ゲームを起動してみましょう。ePSXeでプレステのゲームをプレイするためには、プレステのCDROMか、先にプレステのソフトから吸い出したBIOSが必要です。
CDROMを使う場合にはパソコンにセットしておきましょう。
BIOSファイルを先にePSXeのフォルダに入れておきましょう。BIOSファイルの設定方法は次のとおりです。
ePSXeをインストールした時にZIPファイルから解凍したフォルダを開き、「bios」フォルダの中に保存します。
ゲームソフトのBIOSが用意できたら、ePSXeで起動してみましょう。
ePSXeを起動して、メニューバーの「ファイル」をクリックします。
CDROMを使う場合には「CDROMの起動」を、BIOSを使う場合には「BIOSの起動」をクリックします。
なお、インターネット上から無料でダウンロードできるプレステソフトのBIOSやイメージファイルは違法にコピーされた可能性が高く、ダウンロードして利用すると違法ダウンロードとなる可能性が高いので注意しましょう。
ePSXeを利用するときには、すでに自分で持っているソフトを利用するか、自分のソフトから吸い出したBIOSを利用してください。
終了方法
ePSXeを終了させる場合には、キーボードの「Esc」キーを押します。
もしくは、ePSXeのメニューバーで「ファイル」から「終了」をクリックします。
ePSXeでプレイしていたゲームを途中でセーブしたいときには、キーボードの「F1」キーを押すと、その時点でセーブできます。
ePSXeが起動しないときの対処法最新まとめ
ePSXeはプレステの実機がなくてもソフトか吸い出したBIOSがあればゲームをまたプレイできる画期的な方法です。しかし、起動しない、画面が真っ暗、となってしまうのは残念なことです。
十分なスペックを持っているパソコンであれば、この記事でお伝えした方法で解決できるので、起動しないといったときには、CPUオーバークロックの設定やプラグインの導入などを試してみてください。