Free Video Compressorの使い方！動画ファイルサイズを小さくする方法！

動画ファイルというのはどうしてもサイズが大きくなってしまうものです。画質がいいとさらにサイズが大きくなるため、保存してもかなり容量を圧迫してしまいますよね。

そんな時に便利なのが動画を圧縮してファイルサイズを小さくすることができるアプリです。その中の一つが、今回紹介するFree Video Compressorです。

Free Video Compressorは無料でダウンロードできる動画ファイル圧縮アプリです。ファイルサイズが小さくなりますので端末などの容量を圧迫することも少なくなります。

Free Video Compressorはパソコンで利用するためのアプリですので、スマホのファイルを小さくしたい場合は一度パソコンで圧縮してファイルサイズを小さくしたうえで再度スマホへ入れてください。

なお、Free Video Compressorは変更後の動画の拡張子は.mp4のみになります。元の動画がmp4かどうかにかかわらずこれになりますので、その点は注意が必要です。

さて、まずはアプリのダウンロードをしなければ話は始まりません。Free Video Compressorのダウンロード/インストール方法について説明していきましょう。

まずはFree Video Compressorのインストーラーのダウンロード方法の説明から始めます。インストーラーのダウンロードは下記のリンク先から可能ですので、そのページの「Download」をクリックしてください。

「Contacting download location and Starting download...（訳：ダウンロード場所への接続とダウンロードの開始中）」と表示されます。

いっこうにFree Video Compressorのインストーラーのダウンロードが進まない場合は、「Click here」をクリックしてダウンロードしてください。（紛らわしい広告がありますので間違ってクリックしないよう注意しましょう）

保存先の選択画面が表示されます。どこでも構いませんが、ダウンロードフォルダもしくはデスクトップ画面がわかりやすいと思いますので、自分がわかりやすいと思う場所にダウンロード・保存してください。

先ほどダウンロードしたインストーラーを起動して、Free Video Compressorをインストールします。Free Video Compressorのインストーラーを開いてください。

ユーザーアカウント制御の画面が表示されますので、「はい」をクリックして進みます。インストーラーが起動しますので、「NEXT」をクリックしてください。

Free Video Compressorの利用規約が表示されますので、その内容を読んでから、”I accept the agreement”（訳：使用上の注意を承諾します）にチェックを入れてください。

「NEXT」をクリックして次へ進みます。

保存場所の選択画面になります。基本的には特にこだわりがない場合を除きそのまま表示されている場所で構いません。選択したら「NEXT」をクリックします。

スタートメニューに登録するプログラムのショートカットの場所を選択します。こちらも基本的にそのままで問題ありません。「NEXT」をクリックしてください。

デスクトップ画面にFree Video Compressorのショートカットを作成するかどうかを選択して「NEXT」をクリックしましょう。

「Install」をクリックしてインストールを開始してください。

上記画面になればインストール完了です。「Launch Free Video Compressor」にチェックを入れると、「Finish」を押すと自動的にFree Video Compressorが起動します。

さて、ではFree Video Compressorの使い方の説明に入りましょう。画面が英語のものになりますので、簡単な日本語訳も並行して使い方の説明をしていきます。

Free Video Compressorで同府がファイルを圧縮する方法ですが、流れとしては動画ファイルを選択し、圧縮率を選択した後、圧縮後の動画ファイルを保存する、という形になります。

まずは動画ファイルの選択をしましょう。[Video File]の部分の[Opne]がいわゆる[参照]にあたりますので、ここをクリックしてください。

変換したい動画ファイルをクリックしてください。

[開く]をクリックしましょう。

赤枠で囲った部分が現在の動画ファイルの情報になります。

次に圧縮率を選択します。圧縮率の選択は、Desired Video Size（希望の動画サイズ）から行います。使い方はシンプルです。

動画のサイズがバイト数で表示されていますので、それを参考に圧縮率を選択してください。サイズの範囲は10％～100％です。

なお、音声の圧縮を行いたい場合は[Audio Quality]でサイズの調整を行います。

「No Sound」を選択すると、動画から音声を消すことが可能になります。動画の映像だけを残したい場合は、この方法で小さくする、という使い方もありでしょう。

Free Video Compressorでは、圧縮率を選択して動画のサイズを小さくするほかにも、動画そのものの長さを調整して、動画ファイルを軽くすることもできます。

[Cutting]（切り取り）にチェックを入れて、切り取りたい動画の時間を選択することで、指定したその範囲の切り取りができます。

Free Video Compressorでは、動画の縦横のサイズを変更することでサイズを小さくすることもできます。

[Scaling]（スケーリング）にチェックを入れましょう。[Width*Height]は横（幅）×縦（高さ）の大きさを入力してサイズの変更を行う部分になります。

[Aspect Ratio]（長辺と短辺の比率）では、縦横比（幅と高さの比率）で大きさの変更を行うためのものです。

動画の圧縮を行うために、[Compress]をクリックし、圧縮を開始します。

保存先の選択画面になりますので、保存先と名前を選択して[保存]をクリックしてください。

[Do you want to start video compresson?]（動画ファイルの圧縮を開始しますか？）と表示されますので、[はい]をクリックして開始してください。

Free Video Compressorにおける圧縮状況は赤枠の部分で視認することができます。

圧縮が完了すると、[Successfull Compressed video.～]（動画ファイルの圧縮が成功しました）と表示されます。ファイルの圧縮後のサイズも表示されています。

さて、Free Video Compressorで圧縮した動画ファイルの画質がどれほどになっているか気になりますよね。ここでは圧縮後の動画の画質の比較をしていきます。比較対象のものは元の動画と圧縮率を40％に設定したものとで行いましょう。

圧縮率を選択する場合の比較対象として参考にしてください。

Free Video Compressorでの圧縮前後の比較ですが、まずはファイルサイズの比較を行いましょう。

ファイルサイズ自体は成功画面の時と少々誤差が生じますが、さほどの影響はないかと思います。影響があるようでしたら、再度圧縮するか、圧縮しなおすかをしてください。

さて、では画質の比較に移りましょう。まずは圧縮前の画質を見てみましょう。

圧縮率40％での圧縮後の画質です。圧縮率が小さいほどやはり画質は低下しますね。元の画質にも影響されると思いますので、元が高画質であればまた少し違うかもしれません。

なお、圧縮率80％だとこんな感じです。圧縮率を抑えたことにより、小さくした影響はあまりないようにも見えますね。

並べて比較してみると少しわかりやすいでしょうか。画面のサイズが小さくなってしまうので100％（元）と80％の差は少しわかりにくいかもしれないですが、ほんの少しだけ画質は低下しています。

どうしても大きくなる動画ファイルのサイズを小さくする方法は、Free Video Compressorでは「圧縮率」「音声サイズ」「動画の長さ」「動画の画面サイズ」を変更することになります。使い方は簡単ですので、気軽に圧縮ができます。

Free Video Compressorを利用すると画質の低下もしくは音声の質の低下などの影響は残りますが、できるだけ小さくするためにはどうしても何かを引き換えにする必要があります。

その動画ファイルで何が重要かを判断したうえで動画ファイルを小さくしてください。