PayPayの決済手数料は無料?メリット/デメリットも解説!

現在PayPayを扱える店舗ではQRコードによる手数料が無料となっています。しかし、この手数料はケースによっては無料でないケースもあります。そこで今回はPayPayを扱う店舗での手数料についてどのような違いがあるのか、今後どうなっていくのかについて触れていきます。

PayPayの決済手数料は無料?メリット/デメリットも解説!のイメージ

目次

  1. 1PayPayのサービス概要
  2. 店舗ですぐに導入できるキャッシュレス決済サービス
  3. 加盟店が急増している
  4. キャッシュレス決済方法の種類
  5. 2PayPayの店舗向けの決済手数料は無料
  6. ユーザースキャン方式は無料で利用可能
  7. 決済手数料は2021年9月30日まで無料
  8. 入金手数料は2020年6月30日まで無料
  9. 導入費用は無料
  10. 3PayPayの無料期間終了後の決済手数料
  11. 無料期間終了後の決済手数料は未定
  12. 入金手数料はジャパンネット銀行なら無料
  13. 4PayPayの入金サイクル
  14. 締日
  15. 入金タイミング
  16. 5PayPayのメリット
  17. 手数料無料で導入しやすい
  18. Alipayの決済にも対応している
  19. キャッシュレス化推進の補助を受けられる
  20. 6PayPayのデメリット
  21. 決済手数料無料が期間限定
  22. 使い方を熟知しておく必要がある
  23. セキュリティの不安が完全には拭えない
  24. 7PayPayの加盟店登録方法
  25. 公式サイトから申請
  26. 導入審査に時間がかかる場合がある
  27. 合わせて読みたい!PayPayに関する記事一覧

PayPayのサービス概要

paypay

PayPayはスマホ(AndroidやiPhone)で簡単に支払いができるアプリです。このPayPay株式会社が2018年10月5日にQRコードの決済サービスを開始しました。PayPayのサービス概要の特徴には、登録も簡単なうえ、店舗でもすぐ導入可能な点があげられます。

ソフトバンクやYahoo!がPayPay株式会社を設立しています。PayPayでは決済方法の違いにより手数料に差が出るケースがあります。入金に指定する銀行が違えば、入金サイクルも変わってくるのです。

そこで今回は、手数料含めサービスの概要を一つひとつチェックしていきましょう。

店舗ですぐに導入できるキャッシュレス決済サービス

キャッシュレス決済サービス

PayPayの概要ですが、PayPayは店舗ですぐに導入できるキャッシュレス決済サービスです。実際にPayPayの加盟店として登録したい場合は公式サイトからの申し込みが必要となっています。

オンラインでの申し込みもしくは電話での申し込み(0120-957-640)が可能です。PayPay導入にかかる費用(手数料など)についても相談可能となっています。

加盟店が急増している

加盟店

PayPayの加盟店は現在かなり急増しています。これはPayPayの手数料が現時点でかなりお得だからという理由が大きいです。さらにPayPayでは100億円キャンペーンなどお得なキャンペーンもあるので利用者も増大しています。

キャッシュレス決済方法の種類

ユーザースキャン方式

PayPayのサービス概要として欠かせないのがキャッシュレス決済方法です。キャッシュレス決済方法については2種類用意されています。PayPayでのキャッシュレス決済方法はユーザースキャン方式とストアスキャン方式の2種類です。
 

ユーザースキャン方式 店舗側に提示されたQRコードをユーザー側が読み取ります。
ストアスキャン方式 QRコードをユーザーが店舗のスタッフへ提示します。


どのような方法なのか、チェックしていきましょう。

ユーザースキャン方式

PayPayにおけるキャッシュレス決済方法一つ目はユーザースキャン方式です。ユーザースキャン方式とは、店舗側に提示されたQRコードをユーザー側が読み取ります。その後、料金をスタッフがチェックして会計するのがユーザースキャン方式です。

ユーザースキャン方式最大の特徴は、2019年9月30日までユーザースキャンでの支払いなら決済手数料が無料という点にあります。このサービス(手数料なし)を目的にPayPayを利用する方が大勢いますので、PayPayのサービス概要のチェックはかなり重要となっています。

ストアスキャン方式

PayPayにおけるキャッシュレス決済方法二つ目は、ストアスキャン方式です。ストアスキャン方式は、QRコードをユーザーが店舗のスタッフへ提示して会計する流れになっています。

筆者も試しに利用してみましたが、決済時にスマホ(AndroidやiPhone)をスタッフに見せればいいだけなので非常に簡単なサービスとなっています。

ただし、このストアスキャン方式は決済手数料を無料にすることはできません。手数料をかけたくない方はスーザ―スキャン方式を利用してみるとよいでしょう。

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PayPayの店舗向けの決済手数料は無料

支払い方法の違い

PayPayでは、店舗向けの決済手数料は無料に設定されています。どのような条件化(サービス)で手数料無料となっているのかを表にまとめてみました。くわしく確認していきましょう。
 

ユーザースキャン方式 無料で利用可能
決済手数料 2021年9月30日まで無料
入金手数料 2020年6月30日まで無料
店舗導入費用 無料

ユーザースキャン方式は無料で利用可能

無料で利用可能

PayPayでのキャッシュレス決済方法には2種類あります。支払い方法の概要は前述していますが、そのどちらも決済手数料が無料なのではなく、ユーザースキャン方式のみ決済手数料無料で利用可能となっています。

ストアスキャン方式はユーザー側が店舗スタッフにQRコードを提示すれば会計となりますが、ユーザースキャン方式はユーザー自身が店舗にQRコードを提示してもらい、そのQRコードをユーザーが読み取って会計金額を入力します。

その値を店舗スタッフが確認することで会計が完了するシステムです。つまり、ユーザースキャン方式のほうがやや手間がかかりますが、その分手数料がかからないというメリットがあるわけです。

決済手数料は2021年9月30日まで無料

期間限定

ちなみにユーザースキャン方式における決済手数料については無料期間が指定されています。ユーザースキャン方式における決済手数料無料期間は2021年9月30日までとされていますので、決済手数料無料期間は忘れず利用してみてください。

入金手数料は2020年6月30日まで無料

また、PayPayでは現在入金に対して手数料は発生していません。ただし、PayPayに入金する場合の手数料については2020年6月30日までと指定されています。

2020年6月30日を過ぎた場合、入金に対して手数料が発生してしまいますので、この手数料については利用者にとってデメリットの一つとなるでしょう。

とはいえ、今現在はPayPayの入金に手数料はかかりませんので、PayPayのサービスを十分楽しむことが可能です。

導入費用は無料

PayPayを利用する場合、店舗側もPayPayを導入しておく必要があります。店舗側ではこのPayPayの導入にかかる必要は無料と設定されているので、店舗側も導入しやすくなっています。

利用者側と店舗側共にPayPayを導入しやすくしていることで、様々な人達がPayPayを利用するようになったのです。

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PayPayの無料期間終了後の決済手数料

PayPayの無料期間終了後の決済手数料はいったいどうなるのか?今回はこの点についても触れていきたいと思います。

無料期間終了後の決済手数料は未定

期間後は未定

PayPayのユーザースキャン方式では現在決済手数料は無料ですが、期間は限定されています。そしてこの無料期間終了後の決済手数料については今のところ案内はなく、未定となっています。

PayPayではその後有償化する可能性を示唆していますが、詳細は今後新たに案内されるようです。

入金手数料はジャパンネット銀行なら無料

入金手数料

ちなみに入金手数料も2020年6月30日まで無料とされていますが、入金手数料はジャパンネット銀行なら永続的に無料と記載されています。

将来的に入金と決済時どちらも手数料を取られてしまうというのはもったいないので、今からでもジャパンネット銀行を利用するといいかもしれません。

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PayPayの入金サイクル

銀行追加

続いてはPayPayの入金サイクルについて触れていきましょう。入金サイクルでは以下2種類の点を意識する必要があります。
 

  入金手数料 入金タイミング
ジャパンネット銀行 無料 翌日入金
ジャパンネット銀行以外の銀行 2019年9月30日まで無料 翌々営業日(最短)


まずはPayPayの締日についてです。

締日

PayPayの締日は毎月末に定められています。また、累計決済金額が1万円を超えた時点も締日として扱われます。ですので、PayPayのサイクルとして毎月末以外にも1万円を一区切りとして覚えておくとよいでしょう。

入金タイミング

銀行次第で入金タイミングに違いがあります。

ちなみにPayPayの入金タイミングは2種類あります。PayPayへ入金する方法は金融機関からの入金となりますが、ジャパンネット銀行かそれ以外の金融機関で区別されています。

ジャパンネット銀行の場合、PayPayへの入金のタイミングは翌日です。一方、その他の金融機関からPayPayへ入金する場合の入金タイミングは最短で翌々営業日となっています。

入金の締日のサイクルが毎月末と1万円を超えた場合の2種類あるので、PayPayの利用頻度が高いのであれば入金サイクルを早められるジャパンネット銀行のほうがいいかもしれません。

PayPayのメリット

PayPayのメリットには以下のようなメリットがあります。
 

  • 手数料無料で導入しやすい
  • Alipayの決済にも対応している
  • キャッシュレス化推進の補助を受けられる

順にPayPayのメリットについて触れていきましょう。

手数料無料で導入しやすい

一つ目のPayPayのメリットは、手数料無料で導入しやすいという点にあります。現在PayPayは入金手数料は2020年6月30日まで無料かつ決済手数料が2021年9月30日まで無料と指定されています。さらに店舗側としても導入にあたり費用はかかりません。

費用面(手数料)からみても店舗側・利用者側ともに導入しやすいアプリなのです。

Alipayの決済にも対応している

PayPayはAlipayの決済にも対応しているという特徴があります。PayPayでAlipayのQRコードを読むことはできませんが、Alilpayを使ってPayPayのQRコードを読むことはできるのです。

このAlilpayにおける決済手数料も現在は無料となっています。ただし、Alipayの決済手数料(0%)は2019年9月30日までと指定されています。つまり、2019年9月30日を過ぎてしまった場合、有料になる可能性があります。

この点は注意して利用する必要がありそうです。

キャッシュレス化推進の補助を受けられる

日本では2019年10月1日よりキャッシュレス決済に対する優遇措置が行われる予定です。これは消費者へのポイント還元であり、政府からキャッシュレス化推進の補助があるということになります。

2019年「10月から消費税も8%から10%へ増税されるので、キャッシュレス決済に対するポイント還元は消費者にとって非常にありがたいものとなるでしょう。

ちなみに実際の還元内容についてですが、期間は2019年10月1日から9ヶ月間と指定されており、その間店舗から2%~5%のポイント還元が行われます。

ネット通販を含めた中小企業の店舗からは5%還元、チェーン店など大手系列の店舗からの購入なら2%還元です。

この優遇措置はクレジットカードや電子マネー、スマホ決済を行った場合が対処となっています。また、店舗側には決済端末の導入の補助も用意されています。店舗の負担費用は3/1となり、残りは国が負担する形です。

店舗(加盟店)に対する手数料についても、決済手数料なら1/3を期間中補助してもらうこともできます。あくまで一時的な措置ではありますが、店舗側が導入する場合費用の軽減は非常に重要ですので、選択肢の一つにはなるでしょう。

PayPayのデメリット

続いてはPayPayのデメリットについてです。PayPayのデメリットには以下三点が挙げられます。

 

  • 決済手数料無料が期間限定
  • 使い方を熟知しておく必要がある
  • セキュリティの不安が完全には拭えない

順に確認していきましょう。

決済手数料無料が期間限定

PayPay一つ目のデメリットとは、決済手数料無料が期間限定であるという点です。決済手数料が有料になるとなると商品にかかる費用もかなり変わってきます。

決済手数料が2021年9月30日まで無料というのはかなりありがたいですが、いざ無料期間を過ぎた場合どの程度利用率が下がってしまうのか、影響の度合いはかなり大きいといって間違いないでので、この点は最大のデメリットといえるでしょう。

使い方を熟知しておく必要がある

デメリット二つ目はキャッシュレス決済アプリPayPayの使い方を熟知しておく必要があるという点です。前述しましたが、支払い方法にはユーザースキャン方式とストアスキャン方式が用意されています。

手数料が無料となるのはユーザースキャン方式ですので、ユーザースキャン方式を理解して使用しないとせっかくの決済手数料無料というキャンペーンを利用しないケースもあるでしょう。

入金含め、操作方法は一度しっかり確認しておくことをおすすめします。

セキュリティの不安が完全には拭えない

デメリット三つ目はセキュリティの不安が完全には拭えないという点です。少し前にセブンペイの不正利用が起きたのをご存知でしょうか?900名分のIDが乗っ取られて多額の被害が発生した事件です。

PayPayはクレジットカードを紐付けていますので、身に覚えのない請求がくるといった不具合も挙がっています。決済をアプリで行う際、セキュリティ面に不安があるのはデメリットとしてかなり大きいと言わざるを得ません。

利用者としても、このデメリットを解決するためにどのような対策が必要なのか学んでいく必要があるでしょう。

PayPayの加盟店登録方法

続いてはPayPayの加盟店登録方法について確認していきましょう。加盟店の登録は公式サイトから申請します。

公式サイトから申請

公式サイトから申請は専用のフォームが用意されています。概要としては、氏名・連絡先メールアドレス・電話番号。事業形態を記載してフォームを送信するだけです。導入にかかる手間は思いのほか少ない点も良い点といえるかもしれません。

導入審査に時間がかかる場合がある

ただし、PayPayの導入審査に時間がかかる場合があります。もし審査に時間がかかりそうだなと感じたら以下動画を参照してみるとよいでしょう。

PayPayの決済手数料は無料?メリット/デメリットも解説!~まとめ~

今回はPayPayの決済手数料は無料なのか、メリット/デメリットも合わせて解説してみました。アプリの概要としては、店舗側も導入しやすいキャッシュレス決済サービスであると記載しました。

PayPayには2種類の決済方法があり、その内1種類(ユーザースキャン方式)は決済手数料がかからないというメリットがあります。

スマホ(AndroidやiPhone)で決済する場合、手数料の有無は消費者としてもとても重要な点なので、この1種類(ユーザースキャン方式)を利用するというのがとても重要になってくるでしょう。

PayPayの入金サイクルは締日を知っておくことから始まります。毎月末と1万円を超えた場合です。入金のタイミングはジャパンネット銀行かそれ以外かで変わってきます。ジャパンネット銀行なら翌日、それ以外なら翌々営業日です。

紛らわしいのですが、ジャパンネット銀行は翌日であり翌営業日ではありません。つまり、入金サイクルを意識した場合、土日も影響がないジャパンネット銀行はとても便利だというわけです。

また、ジャパンネット銀行であれば2019年10月1日以降も入金手数料はかかりません。入金サイクルについてはこの点も考慮しておくとよいでしょう。

このように、PayPayは概要から決済方法の種類、入金サイクルなど、確認しておくべき点が多数あります。特に手数料については発生するかしないかで今後の費用もかなり変わってくるはずです。

PayPayを利用する際は手数料含め、概要から決済方法の種類、入金サイクルなど一つひとつチェックしてみてください。

スマホ決済を導入検討されている店舗様へ PayPayなら0円で導入いただけます - PayPay

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この記事のライター
小森 樹

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