2019年07月18日更新
iPadは液タブとして使える?おすすめ理由も紹介!
iPadを液タブもしくはペンタブとして使ったことはありますか。本記事では、iPadを液タブ/ペンタブとして使うおすすめな理由や、iPadを液タブ化して使う方法・iPadが液タブより優れている点などを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1液タブ/ペンタブとは何か
- ・タブレットの種別
- ・液タブ/ペンタブ(タブレット)共通の良さ
- 2iPadを液タブ/ペンタブとして使うのがおすすめな理由
- ・iPadは液晶画面とタッチ入力を備えている
- ・Apple Pencilは高精度な筆圧検知ができる
- ・iPadでもCLIP STUDIOが使える
- ・出費を抑えられる
- 3iPadを液タブ化して使う方法
- ・導入方法
- ・iPadとPC/Macを接続して使う場合
- ・物理的なカスタマイズ方法
- 4iPadが液タブより優れている点
- ・PCは不要
- ・どこへでも持ち運べる
- ・既にiPadを持っているなら安上がり
- ・iPadのアプリがそのまま使え便利
- 5液タブがiPadより優れている点
- ・ソフトウェアが充実
- ・中華タブレットは安価
- ・ショートカットキーで機能を呼び出せる
- ・iPadより描画面が大きなものは見やすさで勝る
- 6iPadを液タブとして使うのはどんな人に向いているか
- ・既にiPadを持っている人
- ・外出先でも描きたい人
- ・iPad特有の機能を使いたい人
- ・手軽に液タブを試してみたい人
- ・まとめ
- ・合わせて読みたい!iPadに関する記事一覧
液タブ/ペンタブとは何か
液タブあるいはペンタブとは何か知っていますか。以下ではタブレットの種別と液タブ/ペンタブ(タブレット)共通の良さに分けて詳しく解説していきます。
タブレットの種別
液タブあるいはペンタブとはタブレットの種別です。以下の2つに関して解説していきます。
・ペンタブは専用の板にペンで描き込む入力デバイス
・液タブは液晶画面にペンで直接描き込める入力デバイス
ペンタブは専用の板にペンで描き込む入力デバイス
ペンタブとは、専用の板にペンで描き込む入力デバイスのことを指します。ペンタブは、専用のタブレットの上で専用のペンを使用してパソコンなどの端末の操作をする機械のこと。
パソコンの場合「マウス」と呼ばれています。ペンタブでは専用の板にペンで描き込む入力デバイスを使えるのです。
液タブは液晶画面にペンで直接描き込める入力デバイス
一方で液タブとは、液晶画面にペンで直接描き込める入力デバイスのことです。液タブは液晶画面を見ながらそのまま絵を描くことができます。したがって、ペンタブと比較すると普通のお絵かきのようなものです。
液タブ/ペンタブ(タブレット)共通の良さ
また、液タブとペンタブ(タブレット)共通の良さは一体何なのでしょうか。以下の2つに着目しましょう。
・紙に描くような直感的な操作が可能
・デリケートな筆圧も反映
紙に描くような直感的な操作が可能
1つ目の液タブとペンタブ(タブレット)共通の良さは、「紙に描くような直感的な操作が可能」であるということです。液タブとペンタブ(タブレット)では、デジタルイラストにも関わらず紙に描くような直感的な操作ができます。
また、傾斜やタッチ機能を使って物理的にカスタマイズする方法もあります。この傾斜やタッチ機能を使って物理的にカスタマイズする方法は、後ほど紹介していきます。便利なのでぜひ参考にして見てください。
デリケートな筆圧も反映
2つ目の液タブとペンタブ(タブレット)共通の良さは、「デリケートな筆圧も反映」されるということです。筆圧検知と傾き検知機能が特徴的です。
強めに描くと線が太くなり、もしくは弱めに描くと線が細くなったりします。さらに色の濃淡を表現できる上に、手描きに近い感覚で描けるのです。
デジタルでイラストやマンガの仕事をしている人は少なくないでしょう。ただ、イラストをマウスで描いている人はあまりいないと思います。プロの皆さんはペンタブを使っているでしょう。
iPadを液タブ/ペンタブとして使うのがおすすめな理由
iPadを液タブまたはペンタブとして使えるおすすめな理由は以下の4つです。
・iPadは液晶画面とタッチ入力を備えている
・Apple Pencilは高精度な筆圧検知ができる
・iPadでもCLIP STUDIOが使える
・出費を抑えられる
iPadは液晶画面とタッチ入力を備えている
1つ目のiPadを液タブまたはペンタブとして使えるおすすめな理由は、「iPadは液晶画面とタッチ入力を備えている」という理由です。液タブまたはペンタブに、液晶画面とタッチ入力が搭載されているように、iPadにも液晶画面とタッチ入力が備えられています。
後ほど傾斜やタッチ機能を使って物理的にカスタマイズする方法を紹介します。この傾斜やタッチ機能を使って物理的にカスタマイズする方法は便利な方法なので、確認して見てください。
Apple Pencilは高精度な筆圧検知ができる
2つ目のiPadを液タブまたはペンタブとして使えるおすすめな理由は、「Apple Pencilは高精度な筆圧検知ができる」理由です。先ほども解説したとおり、便利な描き心地の筆圧検知と傾き検知機能が特徴的です。
強めに描くと線が太くなり、あるいは弱めに描くと線が細くなったりします。そして、色の濃淡を表現できる上に、手描きに近い感覚で使えるです。描き心地が非常に良いでしょう。
iPadでもCLIP STUDIOが使える
3つ目のiPadを液タブまたはペンタブとして使えるおすすめな理由は、「iPadでもCLIP STUDIOが使える」ことです。申込から6ヶ月間無料で使用できます。価格は以下のとおりです。
・PRO:「480円/月」「2,800円/年」
・EX:「980円/月」「7,800円/年」
CLIP STUDIOとは
CLIP STUDIOとは、マンガ制作アプリのことです。以下の6つが特徴です。
・世界で500万人以上が利用している
・マンガ制作アプリの最高峰である
・売上No.1&pixivで人気No.1のグラフィックスソフトをiPadアプリで使用できる
・漫画家、イラストレーター、アニメスタジオのプロが愛用している描き心地
・何でも描ける高機能グラフィックスアプリやお絵かきにも最適
・描き心地が最高レベル
出費を抑えられる
4つ目のiPadを液タブまたはペンタブとして使うのがおすすめな理由は、「出費を抑えられる」ことです。4万円以下で購入できるiPadもあるのでコストがあまりかかりません。
iPadを液タブ化して使う方法
それではiPadを液タブ化して使う方法を紹介していきます。以下の3つに分けて解説します。
・導入方法
・iPadとPC/Macを接続して使う場合
・物理的なカスタマイズ方法
導入方法
1つ目に紹介するiPadを液タブ化して使う方法は、「導入方法」です。以下の2つについて見ていきましょう。後ほど、傾斜やタッチ機能を使って物理的にカスタマイズする方法という便利な方法も紹介します。
Apple Pencilを購入
iPadを液タブ化して使うには、まずApple Pencilを購入してください。Apple Pencilは、1万円ほどします。ただ、描き心地がとても良いです。描き心地に重点を置きたい人は、描き心地が良いApple Pencilを購入しましょう。
描画アプリを導入
Apple Pencilを購入したら、iPadを液タブ化して使うために描画アプリを導入していきます。Apple Pencilと描画アプリを導入するだけで、iPadを液タブ化して使えます。
iPadとPC/Macを接続して使う場合
2つ目に紹介するiPadを液タブ化して使う方法は、「iPadとPC/Macを接続して使う場合」における方法です。以下の2つの手順を踏んでください。
Astropadをインストール
iPadとPC/Macを接続して使う場合には、まずAstropadをインストールしてください。iPadとPC/Macに同時・便利に描くことができます。Apple Pencilの正確性。iPadの機能や見やすさを最大限に引き出してくれます。
Astropadは、Photoshopなどの描き心地が良いのクリエイティブツールで利用可能です。また、描き心地がいい液晶ペンタブレットアプリケーションを作り上げるには、LIQUIDと名付けた革新的なテクノロジーが必要です。
そこでLIQUIDによって、その他のペンタブレットにはない圧巻の高画質と反応速度を可能にしたのです。LIQUIDは色調補正出力とretina解像度で描かれたアートを忠実に再現します。iPad上に見えている画質は、Mac上でも同じ画質を表現するのです。
Wi-fiもしくはUSBで接続
Astropadをインストールしたら、Wi-fiもしくはUSBで接続してください。
物理的なカスタマイズ方法
3つ目に紹介するiPadを液タブ化して使う方法は、「物理的なカスタマイズ方法」です。以下の2つに注意しましょう。
傾斜は台を用意してつける
iPadを液タブ化して使うには、傾斜を作るために台を用意します。台を用意して傾斜を作るという物理的なカスタマイズ方法も適用できます。描き心地にも影響します。見やすさも大切なので注意しましょう。
描き心地は画面にフィルムを貼って変える
また、iPadを液タブ化するために描き心地は画面にフィルムを貼って変える方法もあります。描き心地を物理的に変えることができます。見やすさも意識してください。
iPadが液タブより優れている点
iPadが液タブより優れている点は以下の4つです。iPadが液タブより優れている点である以下の4つを深掘りする前に比較表をまとめました。
・PCは不要
・どこへでも持ち運べる
・既にiPadを持っているなら安上がり
・iPadのアプリがそのまま使え便利
iPad Pro | 液タブ | |
絵(イラスト)を描くことが主目的 | あり | あり |
はじめての液タブ | あり | あり |
使いたいiOSアプリがある | あり | なし |
PCで作業がしたい | なし | あり |
いつでもどこでも作業がしたい | あり | なし |
低価格で購入したい | なし | あり |
PCは不要
1つ目のiPadが液タブより優れている点は、「PCは不要」であることです。液タブがPCを必要とするのに対して、iPadはPCなしで使用できます。見やすさ・良さもあまり変わりません。
どこへでも持ち運べる
2つ目のiPadが液タブより優れている点は、「どこへでも持ち運べる」ことです。iPadは持ち運べる大きさなので、どこへでも持ち運べます。
既にiPadを持っているなら安上がり
3つ目のiPadが液タブより優れている点は、「既にiPadを持っているなら安上がり」であることです。iPadを持っていれば、あとはApple Pencilを購入するだけです。見やすさ・良さもあまり変わりません。
iPadのアプリがそのまま使え便利
4つ目のiPadが液タブより優れている点は、「iPadのアプリがそのまま使え便利」であることです。iPad内の描画アプリを導入することでそのまま使えます。
液タブがiPadより優れている点
一方で液タブがiPadより優れている点は何なのでしょうか。そこで液タブがiPadより優れている点を4つ紹介しましょう。下記の4つです。
・ソフトウェアが充実
・中華タブレットは安価
・ショートカットキーで機能を呼び出せる
・iPadより描画面が大きなものは見やすさで勝る
ソフトウェアが充実
1つ目の液タブがiPadより優れている点は、「ソフトウェアが充実」していることです。iPadの描画アプリ量と比較すると、液タブのソフトウェアの方が豊富にあります。見やすさ・良さもあり非常に便利です。
中華タブレットは安価
2つ目の液タブがiPadより優れている点は、「中華タブレットは安価」であることです。iPadより低価格で購入できる中華タブレットがあります。液タブの中華タブレットを購入すれば、非常に安く済むでしょう。
また、見やすさ・良さ・便利さも兼ね備えています。見やすさ・良さ以外にも傾斜やタッチ機能も利用できます。
ショートカットキーで機能を呼び出せる
3つ目の液タブがiPadより優れている点は、「ショートカットキーで機能を呼び出せる」ことです。iPadはパソコンではないので、ショートカットキーで機能を呼び出せません。
しかし、液タブの場合にはショートカットキーで機能を呼び出せます。非常に便利な機能です。ただ傾斜やタッチ機能はありません。
iPadより描画面が大きなものは見やすさで勝る
4つ目の液タブがiPadより優れている点は、「iPadより描画面が大きなものは見やすさで勝る」点です。液タブの場合、iPadの画面の大きさより大きいことがあるので、iPadより描画面が大きなものは見やすさで勝るでしょう。
iPadを液タブとして使うのはどんな人に向いているか
iPadを液タブとして使うのはどんな人に向いているのでしょうか。本記事では以下の4点に当てはまる人を紹介します。
・既にiPadを持っている人
・外出先でも描きたい人
・iPad特有の機能を使いたい人
・手軽に液タブを試してみたい人
既にiPadを持っている人
1つ目に紹介するiPadを液タブとして使う場合に向いている人は、「既にiPadを持っている人」です。既にiPadを持っていれば、Apple Pencilを購入するだけでiPadを液タブとして使えます。
外出先でも描きたい人
2つ目に紹介するiPadを液タブとして使う場合に向いている人は、「外出先でも描きたい人」です。iPadはどこへでも持ち運べるので、外出先でも描きたい人はiPadを液タブとして使って見ましょう。
iPad特有の機能を使いたい人
3つ目に紹介するiPadを液タブとして使う場合に向いている人は、「iPad特有の機能を使いたい人」です。iPad内のアプリ特有の機能もしくはiPad本体の機能をフル活用したい人におすすめです。
手軽に液タブを試してみたい人
4つ目に紹介するiPadを液タブとして使う場合に向いている人は、「手軽に液タブを試してみたい人」です。まだ、液タブを利用したことがない人は、iPadを液タブとして使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回の記事では、iPadは液タブとして使える?おすすめ理由も紹介!というテーマで執筆しました。iPadを液タブ/ペンタブとして使うのがおすすめな理由では4点に着目して紹介しています。
また、iPadを液タブ化して使う方法では傾斜は台を用意してつけたり、もしくは描き心地は画面にフィルムを貼って変えたりする方法を紹介しました。液タブ/ペンタブ(タブレット)共通の良さに関しても解説しています。