2018年10月07日更新
LINEで「無効な電話番号」と表示される原因・対処法
今回の記事では、LINEで「無効な電話番号」と表示される原因・対処法について紹介します。順番に、LINEの電話番号認証とは、LINEで「無効な電話番号」と表示される原因、LINEで「無効な電話番号」と表示される時の対処法について紹介します。
目次
LINEの電話番号認証とは
LINEの「電話番号認証」は、LINE運営がその電話番号にショートメッセージ(SMS)を送信します。そして、本文には「認証番号」が書かれているので、その番号を知っている(見ることができた)かどうかで、電話番号の(現在の)持ち主かどうかを判断します。
このLINEの認証では、「(入力された)電話番号の持ち主かどうかを確認」しています。機種変更(新規登録)にも、この電話番号認証があるのですが、この機種変更の電話番号認証について、よく誤解が発生しています。
決して、LINEのアカウントの持ち主であることを電話番号を使ってチェックするのが「電話番号認証」ではありません。もしそうゆうこと(機種変更)をすれば、確かに「電話番号認証」と呼べるのでしょうが、呼べることはできないでしょう。
LINEでの「電話番号認証」は、あくまで「電話番号の持ち主であることの確認」までであって、それを使った「LINEのアカウントの持ち主であることの確認」までは行うことはできないです。
したがって、機種変更時(新規登録)に、同じ電話番号が使えることはできない(→電話番号を変更可能)し、電話番号さえあれば、引き継ぐこともできないです。
このように、機種変更時に、電話番号で引き継げない仕組みになっている理由について詳しくは:「LINEアカウント引き継ぎの仕組み~なぜ電話番号ではできない | LINEの仕組み」
LINEで「無効な電話番号」と表示される原因
電話番号認証でエラー(不正)(無効な電話番号)が返ってくる主な原因は、機種変更やLINEのアカウント削除の繰り返しと「050」番号の使用、LINEのSMS機能を利用できないことのいずれかである場合が多いようです。
アカウント削除と新規登録
LINEのアカウント削除とLINEの新規登録
筆者が実際に経験したことのあるのが、LINEのアカウント削除とLINEの新規登録の繰り返しによるLINEの「無効な電話番号」エラー(不正)(無効な電話番号)です。
LINEのアカウント削除とLINEの新規登録を何回繰り返したらLINEの電話番号が無効になってしまうのかは不明。1回だけでもLINEの無効(不正)(無効な電話番号)になる可能性もあります。
「050」から始まる電話番号(IP電話)
LINEの電話番号によるSMS認証は「050」から始まるLINEの電話番号(IP電話)に対応していません。
そのため、「050」から始まるLINEの電話番号を入力しても、LINEの「無効な電話番号」エラー(不正)(無効な電話番号)が発生してしまいます。
また、最近ではLINEの格安SIMの利用者が増えていますが、LINEのSMS機能を追加していないデータ通信専用SIMを使っているとLINEの電話番号認証を突破できません。
LINEの格安SIMを利用するならLINEのSMS機能の有無をしっかり確認しておく必要があります。
LINEで「無効な電話番号」と表示される時の対処法
ここでは、LINEで「無効な電話番号」と表示される時の対処法について紹介します。
LINE公式が案内しているエラー解除方法
LINE公式が案内しているエラー解除方法
LINEが「無効な電話番号」エラー(不正)(無効な電話番号)のLINEの解除方法として案内しているのが「しばらく時間をおいて再度試してみる」という対策です。
LINEのエラー(無効な電話番号)が解消されるまでに要する時間は一定ではありませんが、おおむね数時間から数日程度で解決するようです。
筆者の経験では、LINEのエラー(無効な電話番号)発生の翌日に再試行したところ、問題なくアLINEのカウントを新規作成できるようになっていました。
なお、LINEの「無効な電話番号」エラー(無効な電話番号)ではなく「不正な電話番号」エラー(無効な電話番号)の場合でも、LINEは同様に案内しています。
LINEに問い合わせる
どうしてもLINEのエラー(無効な電話番号)が解除されないなら、LINEに問い合わせてみる手段も残されています。
LINEでは返信を約束することはできないとしていますが、できるだけLINEの問題解決に努めてくれるものと思われます。
SMS認証を諦めてFacebookログインに切り替える
LINEのエラー(無効な電話番号)が解除されないなら、いっそのこと電話番号を入力してSMSで認証する方法を諦めてしまうというのも一つの手です。ログインする方法です。
Facebookアカウントを連携させて新規登録もしくはログインをおこなうことになります。新規登録する場合、Facebookアカウントを持っていないなら、Facebookアカウントを新規作成しなければいけません。
機種変更後に新端末でログインする場合だと、旧端末で既にFacebookログイン連携を済ませておく必要があります。
LINEの「無効な電話番号」と「不正な電話番号」違いは?
LINEの「無効な電話番号」エラー(無効な電話番号)は、「上記の番号のSMSで認証番号を送ります。電話番号を変更する場合はキャンセルボタンを押してください」でLINEの「確認」をタップして、SMSを送信してもらおうとすると、
LINEで「無効な電話番号入力された電話番号が正しくありません。もう一度確認してください。」いうLINEのエラーが表示されます。
つまり、このLINEのエラー(無効な電話番号)は、アカウントを新規作成時・機種変手続き時・もしくは突然LINEのアカウントが削除された後の再登録などに発生し、普段は表示されないエラーです。
実は、この返答についても、LINEの無効な電話番号と不正な電話番号、LINE運営は同じ対応をしています。
LINEに問い合わせたら何日くらいで返事が来る?
LINEアプリについて不具合や疑問があって、LINEのヘルプを見ても解決しない場合にLINE運営に問い合わせる方法についてまとめておきます。
LINEの「問い合わせ先の電話番号」やLINEの「問い合わせ先メールアドレス」は存在しないため、ログインや電話やメールでは問い合わせることができないのがポイントです。
LINEの「問い合わせの返信が来ない」などのトラブル、ログインや、返信がもらいやすい問い合わせの「コツ」についても解説します。
現在LINEアプリが提供している問い合わせ先は「問題報告フォーム」のみです。ここから問い合わせる必要があります。
ここに必要な項目を選択/入力してから送信してください。
このLINEの方法のメリットは、後述のTwitterに比べて詳細な分析をしてもらえたり、LINEのアカウントの状況を調べてもらえたりするところです。しかし、LINEの問合せログインの返信が遅く、一週間かかることもあるというのが短所です。
LINEの問い合わせログインをする前に、次の情報を集めて、それを問い合わせログイン内容に入力すると、LINEの問合せがスムーズになるだけでなく、LINE側も適切な返信をしやすくなります。
また、もう一つのLINEの問い合わせ方法として、LINE公式Twitterアカウント(@LINEjp_official)に質問するという方法があります。
こちらの場合は、LINEの返信が比較的早い(土日を除いて当日から2日程度)、手軽というメリットがありますが、最近は返信率が低くなってしまっています。
デメリットとして、Twitterアカウントが必要というのはもちろんですが、返信内容が割と適当、返信が来ない割合が高い(問題報告フォームなら返信が来るというわけではない)、結局問題報告フォームに回されるだけという問題があります。
特別急いでいるのであれば、両方に同時に問合せを飛ばしてしまうのが、一番良いかと思います。LINEの問合せは返信まで時間がかかります。ですから、まずはLINEの「ヘルプ」の中に該当する項目がないかを探してみてください。
また、LINEの不具合やエラー(無効な電話番号)についてはdid2memo.netでも随時紹介しているので、ブログ内検索や「不具合・エラーカテゴリ」(無効な電話番号)、
急激に増えている不具合などは、障害情報速報LINEのアカウント(@did2line)にて速報しているので、そちらも参考にしてください。
・端末の正確な機種名(「Xperia Z5 SO-01H」や「iPhone 7 128GB」など)
・キャリア名(Softbank, docomo, au, Yahoo! mobile, IIJ など)
・OSのバージョン番号(Android 7.0 や iOS 10.2 など)
・LINEのバージョン番号(6.9.2 など。調べ方は「よくある質問」へ)
・フィルタリング・Web利用制限契約の有無(重要な理由)
・問題が発生するのはWi-Fiの利用中か、3G・LTE回線の利用中かなど、分かれば
・問題が発生する直前に行ったこと、最近したこと(機種変更をした、間違えてLINEを消してしまった、など)
・他のアプリにエラーが発生していないか、普段よく出るエラーはないかなどあれば
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。