「Streamlabs OBS」の使い方!設定方法も解説!
Streamlabs OBSは配信サイトからダウンロードしてPCにインストールすることで、使えるようになります。ここではStreamlabs OBSの具体的な設定方法と基本機能の使い方、便利機能の使い方を紹介していきます。
目次
- 1Streamlabs OBS について
- ・Streamlabs OBS
- ・Streamlabs OBS 特徴
- ・Streamlabs OBS の機能
- 2Streamlabs OBS の使い方~導入方法~
- ・ダウンロード
- ・インストール
- ・設定
- 3Streamlabs OBS の使い方~初期設定方法~
- ・ログイン
- ・配信サイトと連携
- ・ウィジェットの追加
- ・エディタの設定
- 4Streamlabs OBS の使い方~ウィジェットの種類~
- ・ウィジェットとは
- ・おすすめウィジェット
- 5Streamlabs OBS の使い方~設定方法~
- ・Streamlabs OBS の配信設定
- ・Streamlabs OBS の録画設定
- 6Streamlabs OBS の使い方~配信方法~
- ・Streamlabs OBS に画面を映す
- ・Streamlabs OBS の音源設定
- ・Streamlabs OBS の画質設定
- ・Streamlabs OBS の接続設定
- 7Streamlabs OBS の使い方~メリット/デメリット~
- ・Streamlabs OBS のメリット
- ・Streamlabs OBS のデメリット
- ・最後に
- ・合わせて読みたい!動画に関する記事一覧
Streamlabs OBS について
PCで動画配信をするときには動画配信用のソフトを使います。動画配信用ソフトは商品ごとに機能が違うので、便利な機能が充実していて、使い方が簡単なものを選びましょう。
今世界中で人気の動画配信ソフトはStreamlabs OBSです。配信している動画に寄せられたコメントや寄付金などをおしゃれに楽しく表示する機能が充実しています。
Streamlabs OBS
Streamlabs OBSという動画配信ソフトは初心者でも使いやすいデザインと仕組みということ以外にも、配信を盛り上げるさまざまな工夫があります。Streamlabs OBSは、StreamlabsとOBSという別の2つのソフトを組み合わせたものです。
OBS とは
OBSとは、Jimという人が作成した無料でPCにダウンロード/インストールできる動画配信用ソフトのことです。Steamlabs OBSが人気になっている今でも、OBS単体でもPCへダウンロードできます。
しかしこのOBSにはコメントの表示機能や寄付金のカウント機能、目標視聴ユーザー数までの到達割合のグラフなど配信を盛り上げる機能は一切ありません。あくまでも動画を配信するためだけのソフトなのです。
Streamlabs とは
Streamlabsは動画を配信中に「(ユーザー名)さんにフォローされました」とか「(ユーザー名)さん、コメントありがとう」などメッセージを表示するためのソフトです。こうしたメッセージを表示すると、配信を視聴している側と配信している側に一体感が生まれます。
メッセージ以外には配信動画に寄せられた寄付金の金額カウンター、視聴者数のカウンターなど動画を盛り上げるさまざまな使い方があります。
Streamlabs OBS 特徴
Streamlabs obs 入れたからやっとライブ配信出来るぅ!!!( ᐛ👐 ) pic.twitter.com/i45azKrG38
— 紫蘇 紫蘇 紫蘇 紫蘇 紫蘇 紫蘇 (@adwgmjtj) August 31, 2019
動画を配信するためのOBSだけでは楽しい機能が使えませんし、コメントなどを表示するためのStreamlabsだけではそもそも配信ができません。
Streamlabs OBSは動画を配信するためのOBSと、動画を盛り上げるための機能が充実したStreamlabs、2つのソフトが組み合わさったソフトです。これをPCにダウンロード/インストールすることで、楽しい動画配信ができるようになるのです。
Streamlabs OBS の機能
Streamlabs OBSの機能は配信動画の画面にコメントを表示したり、視聴者とのチャットを公開したり、コメントなどへのお礼を表示したりすることができます。他にはPC画面の好きな部分を切り取り、動画として配信することもできるようになっています。
こうした個人で最初からPCで設定して使えるようになるのが大変な便利機能が、最初から搭載されていて使い方は簡単なのです。
Streamlabs OBS の使い方~導入方法~
Streamlabs OBSの使い方はまずPCへ導入する必要があります。Streamlabs OBSの配信サイトへアクセスして、PCにダウンロード/インストールします。配信サイトからダウンロード/インストールの方法を紹介していきます。
ダウンロード
Streamlabs OBSをPCで使うためには、まず配信サイトからダウンロード/インストールする必要があります。下のリンクからStreamlabs OBS配信サイトへアクセスしてください。
Streamlabs OBS 公式サイトへアクセスする
Streamlabs OBSの配信サイトへアクセスしたら、まずトップ画面が表示されます。配信サイトのトップ画面を下にスクロールしてダウンロードアイコンを探しましょう。
「Download Streamlabs OBS 」をクリック
トップ画面下部に表示されているダウンロードアイコンは「Download Streamlabs OBS」と表記されていてミント色です。ここをクリックすると、すぐにPCへのダウンロードがはじまります。
インストール
ダウンロードアイコンをクリックすると、PC画面左下にダウンロード中のStreamlabs OBSファイルが表示されます。ダウンロード完了までには1~2分かかります。
ダウンロードしたexeファイルを実行
Streamlabs OBSのファイルがPCにダウンロードできたら、ファイルバーをダブルクリックしましょう。ファイル内に入っているStreamlabs OBSのインストールウィザードが起動します。
Streamlabs OBSのファイルバーをダブルクリックすると、ファイルが起動します。数秒間経つとPC画面が暗転します。
Streamlabs OBSをインストールすると、PCに変更を加えることになるのでそれを許可するかポップアップで聴かれます。不具合が起こったり、PCのメイン機能に変更が出たりはしないので「はい」をクリックしましょう。
インストールウィザードが起動すると、最初の画面でStreamlabs OBSのライセンス契約書が表示されます。画面右下にある「同意する」ボタンをクリックします。
次の画面でStreamlabs OBSをインストールする先を決めます。自動で選択されているデフォルトのままでいい場合は、画面右下の「インストール」をクリックしましょう。
Streamlabs OBSのインストール先を指定する場合は、「参照」ボタンをクリックして一覧から選びます。
Streamlabs OBSのインストール先を選択したら、「OK」ボタンをクリックしましょう。
Streamlabs OBSのインストール先を選択し終えたら、画面右下にある「インストール」ボタンをクリックしてください。
Streamlabs OBSのインストール中の画面に切り替わるので、終わるまで待ちます。インストールは1~2分で完了します。
Streamlabs OBSをPCへインストールできたら、インストールウィザードの最後の画面で「完了」ボタンをクリックしてください。ウィザードが閉じられて、ダウンロード/インストールの一連の流れは完了です。
PCのデスクトップに表示されているStreamlabs OBSアイコンをクリックして、起動してください。
PCにStreamlabs OBSのトップ画面が表示されたら、ここから初期設定などを行っていきます。Streamlabs OBSの初期設定とは、動画を配信するための細かい設定です。
設定
Streamlabs OBSをPCへインストールできたら、初期設定を行います。Streamlabs OBSを起動して、画面左下にある設定アイコンをクリックしましょう。
全般
Streamlabs OBSの設定画面を起動すると「全般的」アイコンが選択された画面が表示されます。この画面の設定はデフォルトのままにしておきましょう。
ストリーム
次に「ストリーム」タブをクリックして、ストリーム設定をカスタマイズしていきます。
Streamlabs OBSのストリーム設定画面ではまず、「ストリームタイプ」という項目をクリックします。
デフォルトで「配信サービス」が選択されている場合が多いですが、もし選択されていない場合は「配信サービス」を選んでください。
次に下に「サービス」という項目をクリックして、選択項目一覧を表示します。
サービスの項目ではStreamlabs OBSが接続するサービスを設定します。「YouTube/YouTube Gaming」という項目を選びましょう。
ストリームの「サーバー」という項目で、デフォルトで「Primary YouTube ingest server」を選択されている状態なのでそのままにしておきます。
アウトプット
ストリーム設定が完了したら「アウトプット」タブをクリックしてください。
アウトプット画面の一番上の項目である「出力モード」をクリックして「詳細設定」を選択しましょう。
「エンコーダー(Encoder)」という項目をクリックして「Hardware(QSV)」と「Software(x264)」のうち、あなたのPCで余裕がある方を選択します。
オーディオ
Streamlabs OBSの設定画面で「オーディオ」タブをクリックして、動画配信をする際の音質に関する設定をカスタマイズしていきます。
ビデオ(出力)
オーディオの設定をカスタマイズできたら、今度は「ビデオ」タブをクリックします。
Streamlabs OBSのビデオ画面で「ベース(キャンパス)解像度」をクリックして、あなたのPC画面のサイズに合う画質数値を選択してください。
次に「出力(スケーリング)解像度」という項目ではYouTubeの画質サイズである「1092×614」を選択しましょう。
「ダウンスケール・フィルター」という項目で「Lanczos(シャープスケーリング、32サンプル)」という画質項目を選んでください。
「FPSのタイプ」という項目で「整数FPS値」を選び、クリックしましょう。次に整数FPS値を具体的に設定して、Streamlabs OBSの初期設定は完了です。
Streamlabs OBSの「整数FPS値」は最初30の画質になっていますが、60の画質に設定してください。
設定画面で接続設定、音質/画質設定をカスタマイズし終えたら、画面右下にある「完成」ボタンをクリックしましょう。Streamlabs OBSの初期設定は「完成」をクリックしないと保存されませんので、気を付けてください。
Streamlabs OBS の使い方~初期設定方法~
Streamlabs OBSは設定いじるだけでオーディオトラックを複数にわけてゲーム配信用の録画データ作れることを今更知って関心してる。
— TOY_T (@TOY_T) September 5, 2019
Streamlabs OBSで接続設定や画質設定、音質設定を行ったら、次はログインや配信サイトとの連携などを設定していきます。これらの設定は初期起動のときに主に行う設定です。
ログイン
Streamlabs OBSのトップ画面右下にあるログインアイコンをクリックすると、ログイン画面が表示されます。
配信サイトと連携
Streamlabs OBSはTwitchアカウント、YouTubeアカウント、Mixerアカウント、Facebookアカウントの4種類のアカウントでログインできます。Streamlabs OBSでの配信サイトと連携させるために、配信サイトのアカウントを選びましょう。
Twitch
Streamlabs OBSの配信サイトがTwitchだった場合は、Twitchをクリックしてアカウント情報を入力します。このログイン画面に接続すると、Streamlabs OBSとTwitchを連携させることができます。
YouTube
YouTubeが配信サイトの場合は、YouTubeをクリックしてください。Googleアカウントのログイン画面に接続されるので、そこからStreamlabs OBSへログインすれば連携できます。
Googleアカウントのメールアドレスを入力する画面に接続されるので、登録してあるアドレスを入力し、画面右下の「次へ」をクリックします。
次にGoogleアカウントに登録してあるパスワードを入力する画面になるので、パスワードを入力して「次へ」をクリックします。
Googleアカウントにログインしている最中の画面になるので、そのまま処理が終わるまで待ちましょう。
Mixer
mixerが配信サイトの場合はMicrosoftアカウントのログイン画面に接続することで、Streamlabs OBSと連携することができます。
配信サイトがFacebookの場合は、Facebookアカウントのログイン画面に接続しましょう。Streamlabs OBSのトップ画面が表示されたら連携できています。
ウィジェットの追加
Streamlabs OBSのウィジェットとは動画配信中に表示されるコメントへのお礼や、寄付金カウンターなどの楽しい機能です。これらの機能をウィジェットといい、トップ画面の「ソース」項目から追加していきます。
エディタの設定
Streamlabs OBSのエディタはソース、シーン、ミキサーの3項目が表示されているメイン画面です。ウィジェット設定などを行う機能や、全体の設定アイコンなどもあります。
Streamlabs OBS の使い方~ウィジェットの種類~
すげぇStreamlabs OBS神ソフトやん
— すもーきー🍜 (@Loser_pubg) September 2, 2019
もっと早く使っとけばよかった
Streamlabs OBSには動画配信中に楽しい表示がされる機能であるウィジェットが充実しています。ここからはウィジェットの機能について紹介していきます。
ウィジェットとは
Streamlabs OBSのウィジェットは動画配信中に閲覧者数をカウンターで表示したり、チャットを表示したりする機能があります。こうした機能を使うメリットは、配信動画を盛り上げられることです。
おすすめウィジェット
配信している動画を盛り上げるメリットと、視聴者の数や寄付金の金額を分かりやすくするメリットがあるウィジェットにはおすすめの機能があります。ここからはおすすめのウィジェットを紹介します。
アラートボックス
アラートボックスは視聴者があなたをフォローしたり、サブスクライブなどの通知をする機能です。フォローが増えたかどうかを自分で確認しなくてもすぐに分かるというメリットがあります。
チャットボックス
配信中の動画画面にチャットを表示させて、視聴者同士の会話などを流すことができる機能です。配信を盛りあげるメリットだけではなく、視聴者との距離が近くなるメリットがあります。
Streamlabs OBS の使い方~設定方法~
Streamlabs OBSの使い方で基本中の基本となる、配信設定の方法を知っておきましょう。ここからはStreamlabs OBSの配信設定の方法を紹介します。
Streamlabs OBS の配信設定
Streamlabs OBSの配信設定の方法は初期設定と比べると、簡単です。ここからは配信設定の方法を手順ごとに説明していきます。
Encoder(エンコーダー)
配信する場合の設定は設定画面のアウトプットから行います。エンコーダーの設定を「NVENC」にしましょう。この設定をするとビデオコードを使ってエンコーディングするモードです。
RateContorol
レート制御の配信設定は「CBR」です。これは初期設定での設定のままなので、この項目は変更する必要がありません。
Bitrate
ビットレートの配信設定は「2900」がベストです。項目をクリックして「2900」の数値を直接入力してください。
B-Frames
キーフレームの配信設定は「2」にしましょう。この設定も初期設定でしてあるので変更は必要ありません。
Streamlabs OBS の録画設定
Streamlabs OBSの録画設定は配信設定とほとんど同じですが、部分的に変更する必要があります。
Recording
Streamlabs OBSで録画する場合もアウトプットの設定画面を操作します。まず「RescareOutput」のチェックアイコンをオンにしましょう。
Output Resolution
「Output Resolution」という項目で録画する画質サイズは、動画の配信サイトに合わせるのが基本ですが、ほとんどの配信サイトは画質サイズを最大に設定するとちょうどいいです。
Rate Control
「レート制御」は配信設定と同じで「CBR」のままにしておいてください。この設定で配信も録画もできます。
Bitrate
ビットレートの項目は「9000」に設定してください。配信設定よりも倍以上大きい数値ですが、この数値がちょうどいいのです。
B-Frames
キーフレームの設定は配信の設定と同じように初期設定のまま「2」にしておきます。ここまでの設定で録画の準備ができました。
Streamlabs OBS の使い方~配信方法~
Streamlabs OBSの使い方で基本的な配信方法は、初心者でも簡単にできるようになっています。ここからは配信設定の方法を紹介していきます。
Streamlabs OBS に画面を映す
まず配信をするためには、Streamlabs OBSに配信サイトの画面を映し出しましょう。ログインアイコンから配信サイトへ接続すると画面を映せるようになります。
ソースを追加
次にトップ画面の「ソース」からソースを追加してください。ウィジェットを追加すると、配信を盛り上げるメリットがある機能が使えます。
ソースを編集
追加したソースが本当に必要な機能が確認したら、余分なものを編集しましょう。ウィジェットを削除すると編集できます。
Streamlabs OBS の音源設定
「デスクトップオーディオデバイス1」という項目では、PCから聞こえるゲームや音楽などの音質設定を行います。いつも使っている音質設定を、PCのスピーカーアイコンから確認して同じ音質を選びましょう。
音質
「マイク/補助装置1」の項目ではあなたの声を拾うマイクの音質設定をします。Skypeなどでいつも使っているマイクの音質設定を確認して、同じ音質を選びましょう。
音量
Streamlabs OBSの音量設定は音質設定と違い、トップ画面のミキサーで行います。オーディオの音量設定とマイクの音量設定は別で出来ます。
Streamlabs OBS の画質設定
Streamlabs OBSは音質の設定と同じように画質の設定もマスタマイズできます。ここからは画質の設定方法を紹介していきます。
ビットレート
次に「レート制御」の項目は「CBR」が選択されている状態なので、デフォルト設定のままにしておきます。
次に「ビットレート」という項目をクリックして、右端の矢印を連続でクリックするか、直接数字を入力するかして数値を変更していきます。
Streamlabs OBSでYouTubeの動画配信をする場合は、ビットレート「9000」がいいので直接数字を入力しましょう。
回線速度
Streamlabs OBSの「キーフレーム間隔」という項目は「2」に数値を設定してください。
「プロファイル」という項目で「high」を選択したら、アウトプットの設定は完了です。
Streamlabs OBS の接続設定
Streamlabs OBSの接続設定は初期設定で基本的に済ませてあるので、ストリームキーを取得する設定のみです。
ストリームキー
次にストリームキーを取得するために、ブラウザアプリでYouTubeへ接続します。そしてトップ画面で右上にあるアカウントアイコンをクリックしましょう。
表示されるメニューの中から「チャンネル」の項目をクリックして、アカウントへログインします。そして「クリエイターツール」から「ライブストリーミング」へ進み、「基本情報」から「エンコーダ―の設定」へ移り、「ストリーム名/キー」をコピーします。
YouTubeでコピーしたストリームキーを、Streamlabs OBSの設定画面にある「ストリームキー」の項目にペーストし、あなたのYouTubeチャンネルへ接続できるようにします。
「Go Live」ボタンで配信
「Go Live」アイコンはStreamlabs OBSのトップ画面右下にあります。配信設定画できたら、ここをクリックしましょう。
Streamlabs OBS の使い方~メリット/デメリット~
Streamlabs OBSにはメリットとデメリットがあります。ここからはメリットとデメリットを紹介していきます。
Streamlabs OBS のメリット
Streamlabs OBSのメリットは操作画面が分かりやすく、使い方が簡単なので初心者でも動画が配信できることです。またウィジェットは選択すると、画面上部に説明が出るので選びやすいです。
Streamlabs OBS のデメリット
Streamlabs OBSのデメリットは初期設定が複雑ということです。設定が細かく、ある程度の知識がないと初期設定できません。
最後に
いかがでしたか?Streamlabs OBSの使い方は簡単ですが、初期設定画少し面倒です。しかし一度設定してしまえば配信は簡単にできますよ!