2019年10月04日更新
「ラクマ」の後払い方法!購入限度額もくわしく解説!
ラクマはメルカリに代表されるフリマアプリの1つです。ラクマには後払いシステムもあり、購入方法の幅を広げています。限度額や具体的な買い方、メリットデメリット、ラクマの元々のシステム概要とは何かなどラクマの後払いシステムについてまとめました。
目次
「ラクマ」の後払いとは?
ラクマはスマホで利用することができるフリマアプリです。同じようなフリマアプリの代表的なものにメルカリがあります。メルカリを使ったことがある人はラクマも似たイメージのため分かりやすいです。
そんなラクマには後払いシステムが実装されています。後払いシステムを賢く利用することで普段のラクマでの買い物はより楽しくなります。
Paidy決済を利用した支払い方法のこと
具体的にどのような方法でラクマでの後払いをするのかというと、こちらもアプリの利用となります。Paidyと呼ばれるアプリを使うことで、ラクマでの買い物を全て後払いで購入することができます。
このページではラクマの後払いについて購入方法やPaidyの限度額、メリットデメリットや購入時に現れる可能性のあるエラーについてまとめました。
「ラクマ」の後払いのメリット
ラクマでPaidyを使って後払いすることによっていくつかのメリットが得られます。フリマアプリであるラクマもそうですがアプリは基本的に「簡単」で「安くて」「早い」ことが持ち味です。
ラクマというフリマアプリにPaidyの後払い機能が組み合わさることで、ラクマでの「今欲しい!」という買い物にも柔軟に対応できるようになります。
主なメリット
ラクマでの後払いによるメリットには以下のようなものがあります。現在のところラクマで後払いできるのはこのPaidyを使った方法のみです。そのため「後払い=Paidy」となります。
事前登録が不要でいつでも誰でも使用可能
Paidyのメリットの1つ目として、事前登録が不要でどんな状況でも使用可能であることがあげられます。
クレジットカードのように手間も時間も必要で審査があるものとは違い、アプリをダウンロードして必要な情報を入力するだけですぐに使えるようになります。
いつでもだれでも使えるため、思い立ったときにすぐダウンロードして実行できるのもPaidyの強みです。「この買い物を後払いしたいな」と思ってからでも充分間に合います。
支払いの手間が減る
ラクマでの商品購入をコンビニ支払いなどで済ませていた場合、商品購入の度に支払いに行かなくてはなりませんでした。それにプラス手数料が上乗せされるため、時間と労力をあまり削減できていないと感じられる人も多いです。
Paidyで後払いを試みた場合、その月の買い物の合計金額が翌月の1日に届きます。非常に分かりやすい日程の上、支払いを一括で済ませることができるため支払いの手間も目に見えて減ります。
コンビニ支払いよりも商品を早く受け取れる
同時に「振込を確認してからの発送作業」が始まる点も大きいです。郵便局振込などの場合はシステムの関係上振り込んでから振込確認、それから出品作業開始とこれだけで数日を要してしまいます。
Paidyを使ったラクマの後払いなら商品購入が成立した段階で発送作業が始まるため、商品の到着も早くなります。
クレジットカード払いにしている場合はこれらの恩恵は薄く、「後払いができる」くらいに留まってしまうこともあります。しかし個人の収入がない主婦や学生の人にとってはどの項目もありがたいメリットと言えます。
「ラクマ」の後払いのデメリット
ラクマで後払いする際に、Paidyを利用することで数多くのメリットが受け取れることが分かりました。その中でも大きなメリットとは「誰でも使えること」と「手間が省ける」ことです。
支払い方法を変えるだけで割く労力を減らせるわけですから、当月にお金がないという人だけでなくどれくらいラクマでの買い物に毎月お金をかけているかチェックしたい人にとってもPaidyはおすすめと言えます。
主なデメリット
しかし、そんなPaidyによるラクマの後払いにもデメリットは存在します。その多くは限度額の存在や後払いのシステムに関わっているものです。メリットに引き続いて、ラクマの後払いのデメリットとはどんなものかチェックしていきます。
コンビニ支払いの場合は手数料が必要
便利なラクマの後払いですが、支払い方法にコンビニを指定した場合は手数料が別途必要になってきてしまいます。これが1つ目のデメリットです。コンビニ支払いの場合、手数料は350円となっています。
しかし実際にはコンビニ支払いをPaidy側から強制されているわけではありません。コンビニ支払いの他にも口座振替と銀行振込を選ぶことができます。銀行振込は支払いに指定している銀行によって振込手数料は異なってきます。
しかし一方で、口座振替の場合は手数料が一切発生しません。もちろん口座を既に開設している必要はありますが、ラクマの後払いを頻繁に利用する人には間違いなく口座振替がおすすめです。
支払いの滞納でブラックリストする可能性がる
例え少しずつだったとしても、毎月手数料を取られてしまうと数ヶ月~数年の合計で見ると手痛い出費となってしまいます。加えて、デメリットの2つ目に支払いを滞納した場合、ブラックリストに入れられてしまう可能性があることがあげられます。
ブラックリストに入れられてしまう可能性としては、お金がないなどの理由で支払いができない月が何ヶ月が続いてしまうケースが考えられます。後払いだからといってついつい油断してラクマで余分な買い物をしてしまうことがないように意識する必要があります。
他にも口座振替以外の銀行振込やコンビニ支払いを利用しているひとは、ついつい支払い期限をうっかり忘れてしまっていたということも考えられます。
残高が充分にあっても自分の設定した支払い方法でお金を支払わなかった場合、ブラックリストに入れられてしまうかもしれません。
「ラクマ」の後払い/Paidy決済のシステム
続いてはラクマの後払いのシステムとはどんなものかについてです。ラクマでの後払いでは3種類の支払い方法を選べることがメリットでもありました。コンビニ支払い、口座振替、銀行振込と3種類ありますがどれも大きな変更はありません。
コンビニの場合
具体的に1つずつ見ていきます。まずはコンビニ支払いの場合ですが、コンビニ支払いは期限がある点に注意です。翌月の10日が毎月支払いの期限となっているため、この締切日を過ぎてしまわないうちに支払いを済ませてしまう必要があります。
また、コンビニ支払いは手数料が別途かかることも忘れてはいけません。デメリットの項目でもあげたように、350円がシステム上コンビニ支払いではどうしても掛かってしまいます。
口座振込の場合
口座振替は3種類あるラクマの後払いシステムの中でも最も便利なものです。そもそも口座振替とは自動で引き落としされる支払い方法のため、基本的にはPaidy側で設定した口座から引き落とされるのを待つだけです。
毎月12日に引き落としと決まっており、コンビニ支払いの期限である10日よりも2日引き落とされるのは遅いです。支払いにかかる手数料も0円のため、口座振替は最もコスパのよい支払い方法といえるでしょう。
明確なデメリットではありませんが、口座振替の場合は口座を事前に開設している必要があります。銀行口座を持っていない人は選べません。
銀行振込の場合
ラクマの後払いシステムのうち、銀行振込に関してはコンビニ支払いと同じようなイメージです。銀行振込の場合も期限が定められています。毎月10日が前月分の支払い期限日となっているため、振り込むときは注意が必要です。
銀行振込の際にかかる手数料は銀行によって異なります。どの銀行から振り込むかによって若干異なってくるため、手数料がどうしても気になるという人は上述の口座振替がおすすめです。
「ラクマ」の後払い/Paidy決済で購入する方法
ラクマで後払いによって商品を購入したいひとは、Paidyにて決済をする必要があります。Paidyでの支払いは特に難しくないため、購入の際に決済の画像を見れば誰でも分かる親切なものとなっています。
購入の手順
Paidyを使ったラクマでの後払い購入の手順とはですが、まずは購入したい商品を選ぶ必要があります。その後の決済方法選択画面でいくつもの決済方法の中から選べることが分かります。
その中に「Paidy払い」というものがあるため、そちらの項目を選んでください。後は画面の指示に従い、支払い方法を決定するだけでラクマでの後払い決済は終了です。
手数料は0円ということになっていますが、これは支払いにPaidyを使うことにかかる手数料が0円なだけでその後のコンビニ支払いや銀行振込の場合手数料は取られてしまうことに留意しておくことが大切です。
「ラクマ」の後払いの注意点
ラクマの後払いについてのメリットやデメリット、購入方法の次は注意点についてです。ラクマでの後払い、引いてはフリマアプリの利用に慣れていない人にとっては思わぬ落とし穴となってしまうかもしれません。
主な注意点
ラクマで後払いを利用するときの主な注意点は以下の分割払いと利用限度額の2点です。利用限度額による購入エラーについては想像しやすいですが、後払いを利用する前に確認しておくことをおすすめします。
分割払いができない
まずラクマでの後払いによる決済は分割払いに対応していません。Paidyの公式ページを見ると上記の画像のように分割払いに対応している旨が書かれています。困惑してしまいそうになりますが、ラクマというアプリ自体が分割決済に対応していない点に注意です。
クレジットカードによる決済の場合もラクマでは一括で支払う必要があります。どのような支払い方法を選ぶにせよ、支払いは一括で終わらせるように覚えておくと便利です。
利用限度額がある
ラクマでの後払いには利用限度額が存在します。この利用限度額をオーバーしてしまうとエラーを起こしてしまいます。エラーの内容ですが、決済方法を選ぶ際にPaidyを選ぶと決定を押すことができずにそのままエラーを吐いてしまいます。
利用限度額が具体的にいくらなのかは知られていません。利用限度額には収入や支出などの個人情報が関わっているため、一概に判断することはできないと言われています。
後払いを利用しようとしてエラーが出てしまった場合は利用限度額に達していないかどうか、最近の買い物履歴を参照してみてください。
「ラクマ」の後払いの疑問点
最後にラクマでの後払いの疑問点についてです。後払いを利用しようとして、あるいは既に利用しているけどエラーや疑問があるという場合はこちらを参照してください。
主な疑問点
後払いするアプリということで、主な疑問点はやはり「決済が実行されない」点が主になっています。ネットでも複数の人がエラーによって購入できないという報告を寄せていますが、そのほとんどはPaidy側のエラーではなく個人の問題が理由と言われています。
エラーや使えない理由
よくあるエラーに「今回のお支払いは承認されませんでした」という内容のメッセージがあります。このエラーメッセージを受け取った場合、Paidyを利用しての商品購入ができません。
購入する段取りをつけていたのにPaidyで後払いができないとなると、予定が狂ってしまいます。クレジットカード払いやコンビニ払いなど、他の支払い方法で対応できればまだいいものの、支払えない場合は最悪支払いキャンセルということにもなりかねません。
欲しかったものが買えないだけでなく、出品者からも冷やかしと見なされ悪い評価をもらってしまうかもしれません。
対応としてはこれまでに合計支払い金額で今月を上回った月があったか調べるほか、Paidyのカスタマーサポートに連絡することも1つです。
相手への入金のタイミングについて
Paidyを使って後払いをするとき、相手への入金タイミングがいつかも気になるポイントです。自分が支払いをするのは来月の1日から10日の間のため、それまで待たなくてはいけないのかと思ってしまう人もいるかもしれません。
しかし実際は購入決定と同時に出品者への入金が行われます。Paidyが一時的に今月の買い物に掛かった代金を立て替えておき、それを来月に自分で支払うという形式が取られています。
発送手続きが早い理由にも
出品者への入金はクレジットカード払いの場合と同じく即座に済ませられます。「コンビニ払いや郵便局払いよりも商品の到着が早い」と述べたのはここが理由になっています。
何らかの理由でクレジットカードが利用できない人にとっては特に、Paidyによる後払いはいいとこどりになる可能性を秘めています。