「メルカリ」の始め方！画像でくわしく解説！

メルカリとはフリマアプリの一種で、個人事業主ではなくてもいらなくなった品を好きな値段をつけて販売することができます。また購入することもできるので欲しい商品を中古で安く買ったり、もう発売されていない商品を買ったりできます。

メルカリは中古品を販売しているアプリではなく、一般人が中古品を販売したり、購入したりする場を提供しているアプリです。利用者のほとんどはマナーを守り、気持ちよく取引ができるユーザーですが、一部マナーが悪いユーザーがいることも事実です。

しかし悪質なユーザーはメルカリに通報することができるので、購入した商品が届かない、購入してもらったのにお金が振り込まれないなどのトラブルの際も安心です。

メルカリは銀行口座と連携してキャッシュレスで決済することもできますし、メルペイで代金を支払うこともできます。気に入った商品はワンタップで購入手続きできますし、売りたい商品も時間帯を問わずいつでも販売できます。

リサイクルショップのように営業時間を気にする必要もありませんし、せっかく大変な思いをして持っていったのに買い取ってもらえなかったということになりません。メルカリで出品した中古品は自宅で保管し、購入してもらえたら梱包して発送するのです。

メルカリの始め方は、まずアプリをスマホにインストールする必要があります。メルカリアプリは、iPhoneにもAndroidにもインストールできます。

メルカリアプリをスマホにインストールする手順は、他の一般的なアプリをインストールする手順と同じです。無料でインストールできますし、会員登録も無料なので、初期費用がかからない始め方ができます。

iPhoneにメルカリアプリをインストールする手順は、まずAppStoreの検索バーで「メルカリ」を探します。そしてメルカリアプリの詳細画面で「入手」アイコンをタップします。

無料アプリでも指紋認証が必要なので、認証を済ませたら「開く」アイコンをタップしましょう。

Androidにメルカリアプリをインストールする場合は、GooglePlayの検索バーで「メルカリ」と入力します。アプリ詳細画面で「インストール」をタップしましょう。

メルカリをインストールし終わると、「開く」アイコンが表示されるのでタップしてください。

インストールしたメルカリアプリは自動で起動されるので、「次へ」アイコンをタップしてチュートリアルを観ます。

チュートリアルの最終画面で「さあ、はじめよう！」をタップして、メルカリのトップ画面を表示させましょう。

アプリをインストールしたらメルカリに会員登録をします。会員登録をする際は、友達にメルカリを進められ招待コードを持っている場合と、招待コードを持っていない場合で始め方が違います。

メルカリに会員登録するには、Facebookアカウントでの登録、Googleアカウントでの登録、メールアドレスでの登録と3種類の登録方法があります。

Facebookでメルカリに会員登録する方法は、会員登録画面で「Facebokで登録」をタップし、上の項目にFacebookに登録してあるメールアドレスか電話番号を入力しましょう。

下の項目にFacebookのパスワードを入力してください。忘れた場合は「パスワードを忘れた場合」をタップしましょう。

Facebookアカウントの情報が入力できたら、「ログイン」アイコンをタップしてください。

Googleアカウントでメルカリに登録する場合は「Googleで登録」をタップしましょう。Googleアカウントの選択画面になるので、メルカリで使いたいアカウントを選んで、パスワードを入力します。次にメルカリのトップ画面が表示されます。

FacebookアカウントもGoogleアカウントも持っていない場合は、メールアドレスで会員登録ができます。「メールアドレスで登録」をタップして、一番上の項目にメールアドレスを入力します。

その下の項目「パスワード」にメルカリのパスワードを入力しましょう。

「ニックネーム」項目には、メルカリで取引をする際に表示されるニックネームを登録してください。

最後に性別を選択します。性別は公開されることがありませんし、もし女性か男性かを選ぶのに抵抗がある場合は「無回答」を選択できます。

次にメルカリをやっている友だちに招待された場合に送られてくる招待コードを持っている場合は、「招待コード」の項目に入力してください。

すべての項目に入力できたら「次へ」アイコンをタップしましょう。メルカリのトップ画面になったら会員登録の手続きは完了です。

メルカリのアプリをインストールして会員登録したら、商品を購入してみましょう。ここからはメルカリで商品を購入する手順を紹介していきます。

メルカリでお目当ての商品を購入するためには、膨大な量の販売品の中からあなたが欲しい品を探す必要があります。トップ画面の上部にある検索バーから探してください。

検索バーには「マグカップ」や「コーヒーカップ」などの具体的な商品名を入力しましょう。欲しいブランドが決まっている場合は「アフタヌーンティー」や「スターバックス」などブランド名をスペースをあけて、入力してください。

メルカリで買いたい商品を検索できたら、サムネイル一覧からめぼしい商品を選びます。商品画像と値段が一緒に表示されているので、探しやすいです。

購入したい商品が見つかったら、発送までにかかる日数や商品の状態、出品者のプロフィールなどを確認して、納得できた場合に「購入手続きへ」をタップします。

メルペイの残高を確認し、支払い方法を選択したら、「購入する」をタップしましょう。これで購入手続きは完了です。しかし、メルカリでの取引は手続きが完了しても、出品者とのメッセージのやりとりや商品受取後の確認・評価などがあります。

メルカリで商品を購入するときに気を付けるポイントは取引数が10回以下の人からは買わないこと、「○○様専用」と商品画像に書かれているものは購入しないことです。

取引数が少ない人はまだ慣れていないので、商品の発送が遅かったり、梱包が汚かったりします。

そして購入前に「購入させていただきます」というコメントを送るべきというルールがありますが、これは正式なルールではなくユーザー達の間で作られたマナーのようなものなので、必ず守らないといけないルールではありません。

メルカリは購入する手続きも簡単ですが、出品する手続きも簡単です。ここからはメルカリでいらない商品を出品する手続き方法を紹介していきます。

メルカリでいらない商品を出品したい場合は、まず出品したい商品をできるだけキレイな状態にします。衣類やファグリックなら選択してアイロンをかけて、雑貨ならアルコール消毒液などで拭きましょう。

メルカリで出品する商品の準備ができたら、トップ画面右下にあるカメラアイコンをタップします。出品手続き画面になるので「出品する」アイコンをタップします。

出品のための写真を撮影する方法を選ぶ画面になるので「写真を撮る」や「ギャラリーから選択」などから選びましょう。

画像を撮影する画面になるので商品の全体像が分かるように、明るいところでピントを合わせて商品を撮影します。加工アプリで加工した画像を使ってしまうと、商品本来の色が状態が分からなくなるので気を付けましょう。

出品する商品の画像が撮影できたら、撮影画面右上にある「完了」をタップしてください。商品タグをアップで撮影した画像や、汚れや破れなどがある部分をアップで撮影した画像を選びましょう。

汚れや破れをアップで撮影した画像を投稿すると売れなくなってしまうと不安に思うかもしれませんが、欠点も正直に公開することで信頼してもらえます。

商品の写真が撮影できたら、商品カテゴリーを設定します。自動でいくつかの設定候補が表示されますので、条件が一致しているものを選びましょう。

「商品の状態」の項目にある「(必須)」をタップしましょう。

メルカリで出品する商品の状態は、「新品、未使用」「未使用に近い」「目立った傷や汚れなし」「やや傷や汚れあり」「傷や汚れあり」「全体的に状態が悪い」の6種類から選びます。

次に「商品名」の項目をタップして、出品する商品のタイトルを設定します。ブランド名や商品名を分かりやすく記載しましょう。

「説明文」の項目には出品する商品をいつ、どこで購入したか、どれくらいしようしたか、写真に写っている色と実物の色が違う場合は文字で色を伝え、おすすめポイントなども記載しましょう。

次に「売れやすい価格」を参考に、商品に値段をつけます。プレミアがついていない限り、元の値段よりも高額になると売れにくくなりますので気を付けましょう。

1円単位で商品の値段を設定できます。送料を自己負担する場合は送料分利益が減ることを考えて、値段を決めましょう。

値段を決めたら発送方法を設定します。発送方法は「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」などがありますが、発送方法を未定にしていると送料が出品者負担か購入者負担か分からないので、売れにくくなります。

必ず発送方法を設定して、購入された後に発送方法を変更せざる終えなくなった場合は送料が出品者負担でも購入者にひとこと断りましょう。

最後に「出品する」アイコンをタップしてください。一度出品しても、いつでもなんどでも値段や説明文や写真を変更できます。

また説明文には3Nを記載しないようにしましょう。3Nとはノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルの略です。メルカリでは「クレーム受け付けません」や「返品不可」「キャンセルできません」という言葉を説明文に入力することは禁止です。

メルカリで商品の画像を撮るときは室内の照明を最大にして、日光が入る明るいところで撮影し、背景は明るい色でシンプルなものにしましょう。

例えばワンピースをおしゃれに見せるために帽子やバック、靴などのコーディネイトする雑貨も一緒に撮影してしまうと一式と誤解して購入してしまう人も出てきます。必ず出品するものだけを撮影してください。

メルカリで商品が売れた場合は、梱包して発送します。梱包の仕方は包む商品によって違うので気を付けましょう。ここからはメルカリの商品を梱包する方法を紹介していきます。

商品を梱包するときは、まずビニール袋などに商品を包みます。これは雨の日に郵送された商品が濡れてしまうのを防ぐためです。商品が濡れてしまうと、受取手の元に届くまでにダメになってしまいます。

次に厚手のビニール袋に包むか、紙袋などに包んでください。メルカリの商品梱包は2重にするのが基本です。

ぬいぐるみやクッションなどの柔らかいものを梱包する際はビニール袋のような変形しやすい梱包だと、受取手の元に届くまでに潰れてしまう可能性があります。

商品が入っていた箱がある場合は箱に入れてビニール袋に包み、厚手のビニール袋や紙袋で梱包しましょう。付属の箱がない場合はちょうどいい大きさの箱に入れてください。

もしやわらかい商品の箱を用意できない場合は、商品の説明文に事前に箱に入れずに発送する旨を記載しておきましょう。

食器やガラス細工などの割れやすい商品を梱包する場合は、受取手の元に届くまでに割れないようにしましょう。

新聞紙をくしゃくしゃにしたものに包むか、食器を梱包する際によく使われるクッション保護シートを使いましょう。クッション保護シートは100均でも販売されています。

食器の場合は箱がついているものもあるので、箱がある場合は必ず入れてからビニール袋で水が入らないように梱包し、厚手のビニール袋や紙袋に入れてください。

メルカリにはさまざまな商品の発送方法があります。ここからは発送方法とその料金について説明していきます。

メルカリには9種類の発送方法があります。それぞれの手数料を確認しておきましょう。
 

らくらくメルカリ便は全国一律の送料です。クロネコヤマトへ直接持ち込むか、ファミリーマートかセブンイレブンから発送できるのが特徴です。
 

ゆうゆうメルカリ便は2017年にメルカリと日本郵便が連携してはじまった発送方法です。日本郵便へ梱包した商品を持ち込み、機器で二次元コードを発行して、商品と一緒に窓口へ持っていきます。

ゆうゆうメルカリ便にはゆうパケットとゆうメールがあります。ゆうパケットのサイズと送料は以下の通りです。
 

ゆうパケットでは送れない大きなサイズの商品を送る方法は、日本郵便のゆうパックです。
 

日本郵便からメルカリを発送する場合は、ゆうメールを使える場合もあります。ゆうメールは以下の重さで使用できます。1㎏以上の商品の場合はゆうメールは利用できないので、ゆうパックで発送しましょう。
 

レターパックは専用のパックを購入して自宅で梱包し、ポストに投函します。レターパックはライトとプラス、2種類のサイズがあります。
 

メルカリで発行するものが雑誌や本などの場合は、ミニレターで発送できます。ミニレターの場合は25㎏以内のものなら送料は63円です。雑誌や本、絵本、レシピ本など紙媒体の商品を発送するときは必ずミニレターにしましょう。

クリックポストはAmazonアカウントか、Yahoo!アカウントを持っている人が利用できる発送方法です。ネットで申し込みから決済までできます。
 

メルカリは一般的な宅急便であるクロネコヤマトと、ゆうパックでも発送できます。こ例外の発送方法はほとんど全国一律ですが、宅急便だけは同じサイズや重さであっても、受取手の住所によって送料が異なります。

また着払いにしか対応していないので、受取手が送料を支払うことを説明文に明記しておきましょう。ただメルカリでは着払いの商品を購入しない人がほとんどなので、宅急便での商品発送はどうしても他に方法がないときだけにしましょう。

メルカリは普通郵便でも商品を発送することができます。普通郵便は定形郵便と定形外郵便の2種類があります。定形郵便は以下の通りです。
 

メルカリで購入してもらった商品を発送したら、「先ほど発送いたしました」や「本日発送しました」など発送の報告をしましょう。発想の報告は、メルカリの二次元コードを発行して完了した画面でできます。

発送の報告や購入前の商品の詳細に関する質問への回答をていねいにすることで、受取手に信頼され商品をまた買ってもらいやすくなります。

メルカリは購入から3日以上経っても料金の振り込みがない場合、取引をキャンセルすることもできます。商品の発送は購入金額が確実に振り込まれてからにしましょう。

商品を発送して、受取手に届いた後はお互いを評価して取引は完了です。評価をしないと取引が終わらないのできちんと評価しましょう。

メルカリで商品が到着したら、受取手が梱包をとどいて商品を確認します。そしてまず購入した人が売り手を評価して、売り手も購入者を評価して取引が完了するのです。

メルカリではまず購入者が商品や売り手を評価します。評価は「良い」「普通」「悪い」の3段階で、コメントを添付することもできます。

ていねいに取引ができたら「丁寧な対応ありがとうございました」とコメントしてもらえますし、雑な取引だった場合や、商品が汚れていた場合は「写真よりも商品が汚かったです」などコメントされてしまいます。

あなたの商品を購入するかをプロフィールや評価を見て判断する人もいるので、今度の取引のことも考え、ていねいに迅速に対応しましょう。

メルカリで商品を受取した相手が評価したら「○○さんがあなたを評価しました」と通知が来ます。出品者も購入者を評価したら、取引が終わります。

メルカリで出品者や購入者を評価する方法も、3段階の評価アイコンとコメントです。相手を評価するときはささいなことは気にせず、全体的に取引がスムーズだったか、商品の状態と値段のバランスはよかったかなどで評価を決めましょう。

またメルカリで新規の購入者から商品を買ってもらえることは新しい常連客を増やす絶好のチャンスなので、評価は甘めに設定してください。

メルカリの評価は商品を受け取ってからなので忘れてしまう場合もあります。もし購入者が評価を忘れてしまっている場合は、自動で取引が終了するのを待ちましょう。

受取手からの評価が完了したら、あなたのメルペイ残高に売上金が追加されます。このメルペイ残高はそのままメルカリでの買い物に使うこともできますが、振込申請の手続きをすると銀行口座へ振り込めます。

振込申請の手続き方法は、まずメルカリアプリの画面下にある「メルペイ」アイコンをタップしましょう。

メルペイ画面で「振込申請」の項目をタップしてください。ここから銀行口座の振込手続きをすすめていきます。

振込申請をするためにはパスワードを入力する必要があります。メルカリに会員登録したときのパスワードを入力しましょう。

次の画面でメルカリの売上金を振り込みたい銀行口座情報を入力します。銀行の支店コードや口座番号、口座名義、住所氏名などを入力してください。

銀行口座の入力画面を一番下までスクロールしたら「次へ」アイコンをタップしましょう。

「こちらの振込先を指定してもよろしいでしょうか？」というメッセージと共に、銀行口座の情報が表示されます。

次に振込申請金額を入力する画面になるので「振込申請金額」の項目に振り込みたい金額を1円単位で入力してください。振込金額にかかわらず、一律で200円の手数料がかかります。

振込金額を入力したら「確認する」をタップしてください。振込銀行口座と金額を確認できたら、振込申請をしましょう。

振込申請をすると銀行口座へメルペイ残高が振り込まれる準備がはじまります。週末に申請すると処理が遅くなるので、できるだけ平日に行いましょう。

いかがでしたか？メルカリは始め方から購入方法、出品方法、振込申請までとても簡単に使えます。初めての人でも気軽にやりとりができるので挑戦してみましょう！