2019年10月21日更新
【PayPay】オンライン決済の使い方をくわしく解説!
PayPayは電子決済サービスの1つです。Yahoo!ウォレットに登録したクレジットカードと併用することで、オンライン決済もできます。PayPayのオンライン決済の使い方や還元率、支払いに対応しているストアやYahoo!ウォレット関連をまとめました。
目次
PayPayとは
PayPayも2019年に入ってからオンライン決済に対応しはじめました。さまざまな電子決済サービスが溢れている中、PayPayのことを詳しく知らないという人もいます。このページではPayPayのオンライン決済のシステムについてまとめました。
まずはPayPayのサービス概要についてです。似たようなサービスは多いため、PayPayのイメージを掴むのは簡単です。
サービス概要
PayPayのサービス概要としては「スマホで決済ができるアプリ」という言葉に集約できます。決済はもちろん、登録もスマホでできますし、キャッシュレスのためお金を持ち運ぶ必要もレジで時間をとることもありません。
手持ちがないからという理由で銀行に行かずとも、PayPayを使うことで多くの必要な支払いに対応できるのがPayPayのありがたい点です。
ソフトバンクとヤフーの電子決済サービス
PayPayは合弁会社PayPayによって運営されています。PayPayという会社ができたと聞くと急にふってわいたように感じてしまいますが、実際はソフトバンクとヤフーによって開始されたサービスです。
ソフトバンクとヤフーが出資しあって会社をつくり、提供を開始したのがPayPayです。Yahoo!ウォレットとの併用やクレジットカード、PayPayの支払いに対応しているストアにYahoo関連が多いのもこれが関連しています。
大規模なキャンペーンで急速に普及
PayPayは大型キャンペーンで一気にその知名度を上げ、普及しました。多くの人がPayPayを知ったきっかけは「100億円あげちゃうキャンペーン」です。
こちらはPayPay独自の還元率が特徴でした。PayPayで買い物をすると利用した額から一部が還元されるというキャンペーンだったのですが、その還元率は何と20%でした。もちろんPayPayでの支払いをする必要があるため、PayPayの普及も爆発的に進みました。
キャンペーン開始から10日間で100億円の還元が終わってしまいましたが、PayPayを印象付けるキャンペーンとなりました。
2019年6月よりオンライン決済にも対応
そんなPayPayはオンライン決済にも2019年6月から対応を始めています。店舗のレジでの支払いにこれまでPayPayは重きを置いていましたが、オンライン決済にも手を伸ばし始めたということで、PayPayの使い方と便利さは更に加速すると言われています。
PayPayがオンライン決済を導入し始めたのは2019年からなので、まだオンライン決済をそこかしこで使えるという状況には残念ながら至っていません。PayPayはこれから順次オンライン決済に対応するストアを増やしていきたいと言っています。
PayPayについての概要が分かったところで、ここからはPayPayのオンライン決済の還元率や注意点、支払い方法などを見ていきます。
【PayPay】オンライン決済の使い方
次にPayPayのオンライン決済について、実際の使い方を見ていきます。PayPayのオンライン決済は特に独自の煩雑な手続きや理解しにくいシステムが存在しているわけではありません。
これまでに他の電子決済サービスをオンラインで済ませたことがある人であれば、問題なく行うことができます。
PayPayのオンライン決済で少し気をつけるべき注意点があるとすれば、対応しているクレジットカードのみです。
支払い方法
以下にPayPayのオンライン決済での支払い方法をまとめました。まずは買いたいものをオンラインで検索し、購入画面まで行くことが最初の1歩です。
決済画面で「PayPay残高払い」を選択
購入画面までいったら、次に決済方法を選択します。決済は「PayPay残高払い」があるためそれを選びます。他にヤフー関連の支払い方法がいくつか表示されていますが、PayPayのものを選べば大丈夫です。
PayPayでの決済を選ぶとPayPayの現在の残高が表示されます。充分にPayPayの残高があるか確認します。次に金額の入力に移ります。
使用金額を入力
次にお買い物で利用するPayPayの金額を入力します。残高の表示のすぐ下に「~~円利用」という表示が少しそれよりも小さく出ているため、ここで利用する金額を調節します。
後は「ご注文内容を確定する」のボタンを選べばPayPayのオンライン決済は全て完了となります。ヤフーショッピングやヤフオク、ロハコなど複数のプラットフォームでPayPayのオンライン決済が使えます。
どのプラットフォームでも支払いの方法は変わらないため、どこか1か所でPayPayのオンライン決済ができるようであれば他の場所でも問題なく支払いができます。
Yahoo!ウォレットに登録したクレジットカード等と併用
PayPayはYahoo!ウォレットに登録したクレジットカードと併用する方法もあります。例えば1万円のものを買うとき、PayPayから4千円、Yahoo!ウォレットに登録したクレジットカードから6千円を支払うという方法も可能です。
端数を調節したいときやPayPayに残高がないときも、別の支払い方法と併用できるのもPayPayのオンライン決済のメリットと言えます。
PayPayに登録したクレジットカードは使えない
PayPayでのオンライン決済時、Yahoo!ウォレットに登録したクレジットカードとの併用はできます。しかし注意点としてPayPayに登録したクレジットカードを使うことはできません。
少し複雑ですが、これはPayPayに登録したクレジットカードだからといって、そのままオンライン決済にも利用できるわけではないことを示しています。あくまでもYahoo!ウォレットに登録されているクレジットカードとの併用となることが注意点です。
PayPayに登録したクレジットカードによる決済ができるのは、今までと同じように店頭でクレジットカードによる支払いを選び、QRコードやバーコードを見せて支払うときのみです。
【PayPay】オンライン決済の対応ストア
PayPayのオンライン決済の使い方が分かったところで、次に対応しているストアの紹介です。対応しているストアでしかもちろんオンライン決済はできないため、注意が必要です。
使えるストア
PayPayのオンライン決済自体がまだ始まって間もないシステムのため、使えるストアはまだそう多くありません。しかし使い方を1度覚えてしまえばどこでも支払い方法は一緒のため、ストアを覚えるだけでPayPayはより便利になります。
Yahoo!ショッピング
PayPayのオンライン決済が使えるストアの1つ目はヤフーショッピングです。ヤフーとソフトバンクが提供するサービスということで、PayPayにオンライン決済が実装された当初から使うことができました。
普段からヤフーショッピングをよく利用する人にはPayPayはおすすめの使い方になります。ヤフー関連のサービスは問題なくPayPayでのオンライン決済が利用できます。
ヤフオク!
ヤフーショッピングは使わないという人の中にも、ヤフオクは使うという人もいます。ヤフオクももちろんPayPayのオンライン決済に対応しています。
ヤフー以外にもショッピングアプリは多く存在するため、代わりはすぐに見付けられます。一方でヤフオクはオークションアプリとして依然として人気のため、こちらの方が利用頻度は高くなるかもしれません。
LOHACO
ロハコはアスクルによる個人向け通販ショッピングサイトです。普段使いする消耗品や家庭で利用する日用品、電化製品などの通販が目立ったサービスとなっています。ロハコでもPayPayのオンライン決済が利用できます。
【PayPay】オンライン決済の注意点
便利な部分も多いPayPayのオンライン決済ですが、注意点も存在します。ちょっとした心がけで避けることができることから、個人ではどうしようもないものもあります。
注意すべき点
PayPayのオンライン決済を利用する上で気をつけておきたい注意点は3つあります。PayPayを既に利用している人も、これから利用したいと考えている人も後述の理由をふまえての利用をおすすめします。
PayPay残高しか使えない
まずPayPayでの支払いにはPayPay残高しか基本的に使えないということがあげられます。PayPayに残高がない場合、結局他の決済方法を選ぶことになるためPayPayの利便度は落ちてしまいます。
Yahoo!ウォレットに登録されているクレジットカードとの併用はできますが、PayPayのみのサービスではないためこちらも別途登録が必要となってしまいます。
還元率が低くなる
PayPayは普段の支払いでは3%の還元率となっています。しかしオンライン決済を利用した場合、還元率は1%まで落ちてしまう点にも注意です。「電子決済サービスを利用する大きな理由はポイントだ」と考えている人にとっては痛手です。
一部キャンペーンは対象外
またPayPayチャンスなど、一部のキャンペーンはPayPayによるオンライン決済の対象外となっています。これにより、キャンペーン時にたくさん買い物をしてPayPayボーナスを稼ぐという方法はオンライン決済では出来なくなっています。
PayPayという支払い方法の一部ではありますが、必ずしも他のキャンペーンやサービスと連動しているとは限らないため、還元率やボーナスを気にする人には思わぬ落とし穴となってしまいかねません。