「Amazon Lightsail 」の設定方法!使い方も解説!

Amazon LightsailはアマゾンWebサービスが運営している商品です。設定の多いサーバー機能を一つのパッケージにしたものです。Amazon Lightsailを活用することで、初心者でも簡単に素早くWebサイトの設定やサービス構築ができます。

「Amazon Lightsail 」の設定方法!使い方も解説!のイメージ

目次

  1. 1「Amazon Lightsail 」とは?
  2. 簡単にAWSの利用を開始できる方法
  3. 2「Amazon Lightsail」の料金プラン
  4. 料金プランの体系
  5. 3「Amazon Lightsail」の特徴
  6. 主な特徴
  7. 4「Amazon Lightsail」の設定~初期設定~
  8. アカウントの取得
  9. インスタンスの作成
  10. 5「Amazon Lightsail」の使い方
  11. 作成されたワードプレスの表示の仕方
  12. 使い方の手順
  13. サーバーを立ち上げ後の設定
  14. 6「Amazon Lightsail」の注意点
  15. 主な注意点
  16. 合わせて読みたい!Amazonに関する記事一覧

「Amazon Lightsail 」とは?

Amazon Lightsailを始める画像

Amazon LightsailはAWS(アマゾンウェブサービス)が提供している、自分で作ることができる仮想プライベートサーバーのことです。もとはアマゾンが事業を拡大していく為に培った方法の情報を構築したものです。

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簡単にAWSの利用を開始できる方法

Amazon Lightsailを簡単に始められる画像

AWSにはプロジェクトにあったサーバーを作るため必要な機能ごとの設定がそれぞれ存在しています。その中でもAmazon Lightsailは、プライベートサーバーをつくることができる機能がパッケージになっていて簡単に始めることができます。

「Amazon Lightsail」の料金プラン

Amazon Lightsailの料金表の画像

すべてのAmazon Lightsailプランには、静的IPアドレス、1-click RDPアクセス、直観的なマネジメントコンソール、強力なAPI、DNS管理、可用性の高いSSDストレージ、1-click SSHターミナルアクセス 、サーバーのモニタリングがついています。

料金プランの体系

料金設定の想像画像

Amazon Lightsailの料金プラン設定方法ですが、仮想サーバー代、マネージドデータベース代、ロードバランサー代、ブロックストレージ代、インスタンスとディスクスナップショット代があり、コードに専念できるシンプルなものです。

月額固定料金

Amazon Lightsailの月額が固定料金のものは、ロードバランサー代¥18ドルとインスタンスとディスクスナップショット代 (手動および自動)¥0.05ドルの二つです。

ロードバランサーはサーバーにかかる負荷を、平等に振り分けるための装置です。これによって1つのサーバーにかかる負担を軽減することができ、停止状態を防ぐことができたりします。

インスタンスとディスクスナップショットは主にバックアップ設定の為にあります。これらはサーバーを運営する上でとても大事な役割を担っているので固定料金なのは助かります。

無料利用枠

Amazon Lightsailを始めるにあたっては、1ヵ月の無料利用枠があります。この期間内に各種設定に思う存分慣れることをお勧めします。

Linux/Unix を使用する場合は、3.50USDのLightsailプランLightsail for Microsoft Windows Server を使用する場合は、8USDのLightsailプランが対象です。

Linux/Unixの方が金額が安いですが、スペックダウンしている訳ではありません。

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「Amazon Lightsail」の特徴

Amazon Lightsailの特徴一覧の画像

Amazon Lightsailには、Webプロジェクトをすばやく活性化させるための機能が多く用意されています。つまりAmazon Lightsailを窓口にすることで、初期契約の設定を一つにすることができるのです。

主な特徴

オペレーティングシステムとアプリケーションテンプレートの画像

OS(オペレーションシステム)やアプリケーションも豊富に標準装備されています。これらを一つずつ契約していく方法よりもはるかにコスト削減が可能です。

必要な機能がパッケージで提供

パッケージ内容は・仮想サーバー・マネージドデータベース・ロードバランサー・ブロックストレージが用意されています。

また、数クリックでWebでの安全性を証明する「SSL/TLSサーバ証明書」を作成することも可能です。これらがパッケージ提供となっているのがAmazon Lightsailなのです。

固定料金で低コスト

固定料金には・静的IPアドレス・直観的なマネジメントコンソール・DNS管理・1-click SSHターミナルアクセス (Linux/Unix)・1-click RDP アクセス (Windows)・強力な API・可用性の高い SSD ストレージ・サーバーのモニタリングなどが含まれています。

小規模のプロジェクトや個人のビジネスには一番安いプランでも十分にやっていけるだけの内容です。

サーバーの作成が簡単

サーバーはAWS(アマゾンウェブサービス)のものを使えるのでとても安心です。またLinuxやWindows ServerなどのOS、WordPressやUbuntuなどのアプリケーション、LAMPやMEANなどのスタックがあらかじめ用意されています。

サーバーの複製が簡単

サーバーの複製方法ですが、スナップショットで簡単に行うことができます。スナップショットとはインスタンス、データベース、ブロックストレージディスクなどのバックアップのことです。

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「Amazon Lightsail」の設定~初期設定~

AWSのアカウント初期設定の画像

Amazon Lightsailの初期設定はAWS(アマゾンWebサービス)のアカウント作成から始まります。上記メールアドレスとパスワードはログインするために必要なので、必ずメモするようにしてください。

アカウントの取得

個人情報入力の画像

住所はローマ字と半角英数字にて入力です。そして上から番地、市区町村、都道府県と入力していきます。そしてチェックをいれてから、「アカウントを作成して続行」のボタンをクリックします。注意点は日本語は一切使わないことです。

アカウントの取得に必要な支払情報の画像

アカウントの作成にはクレジットカードかデビットカードが必要です。残念ながら現金での振り込み設定には対応していないのが注意点です。

インスタンスの作成

AWS マネジメントコンソールの画像

Amazon LightsailはAWS(アマゾンウェブサービス)の一部のサービスです。なので他のサービスも1年間の無料サービス枠がある分は使っても構いませんが、無料枠以上を使うと課金されるので注意が必要です。

国の選択

国とアベイラビリティーゾーンの選択画像

東京を選び設定してください。

アベイラビリティゾーンの選択

世界各地にあるリージョン(オレゴン、バージニア、東京など)によってアカウントは個別認識されます。サービスの向上のためらしいです。つまりあるアカウントから見たゾーンAと、別のアカウントから見たゾーンAは同一のものではない可能性があります。

そのため、どれを選んでも問題はないです。

プラットフォームの選択

プラットホームの選択の画像

プラットホームはLinux/Unixの方がMicrosoft Windowsよりも設計図が多いのが特徴です。設計図はアプリ+OS又はOSのみのどちらかを選んでください。今回使うのはLinux/Unixでワードプレスを作成します。

起動スクリプトとsshキーを設定

起動スクリプトを設定することで、起動時にソフトウェアの追加、ソフトウェアの更新などを行ってくれるので便利です。

sshキーを設定することによりセキュリティ強化につながります。主にサーバー接続へ接続する「鍵」を取得すると考えたらよいです。パスワードとは違います。

インスタンスのプランの選択

料金とスペックを比較して、お好みのプランを選択してください。最小の512MBプランは750時間まで使えます。これは1台のインスタンスを750時間使うだけでなく、10台のインスタンスを75時間使うような設定も可能です。

120円/ドルにて計算されるとして一番安いプランで約500円程です。

最終決定

作成ボタンをクリックする画像

最後に作成ボタンを押して起動したらAmazon Lightsailのインスタントを始めることができます。インスタントはいつでも簡単に削除、作成をすることができるので便利です。

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「Amazon Lightsail」の使い方

インスタンスであるワードプレスを選択する画像

この画面ではインスタンス、データベース、ネットワーキング、ストレージ、スナップショットを選択することができます。

作成されたワードプレスの表示の仕方

閲覧用のブログ画像

今回はワードプレスの使い方を説明します。まず手始めに、自分のブログ画面を見て下さい。ワードプレスを選択した時点でwebには閲覧用のブログが作成されています。

http://パブリックID/とweb検索してください。パブリックIDは「SSHを使用して接続する」の下に記載しています。

使い方の手順

SSHを使用して接続するの画像

SSHを使用してワードプレスへログインできるようにします。SSHとはサーバーの管理者向けの安全性を重視した方法で、悪意のある第三者が勝手にサーバーへ接続しないためのセキュリティのことです。

SSHでのログイン

ワードプレスの管理画面に必要なパスワードを出力する画像

「SSHを使用して接続する」をクリックしたら上記のコマンド画面が出てきます。ここで必要なのは「user」と「cat /home/bitnami/bitnami_application_password」を張り付けて入力することで出力する「パスワード」です。

コマンド画面のコピーアンドペースト可能アイコン画像

コマンド画面は直接入力はできません。なのでこのアイコンをクリックして開いた画面を使い、入力や貼り付けで設定してください。

ワードプレスの管理画面へ接続

ワードプレス管理画面の画像

ワードプレスの管理画面へ接続するためのURLは「http://パブリックID/wp-admin/」です。「SSHを使用して接続する」の下に記載してある数字のことです。この下にユーザー名「ビトナミ」と記載していますが、初期設定の場合は「user」です。

スペックアップの手順

手動スナップショット(バックアップ)を行います。これで同じインスタンスが出来上がります。そして、バックアップをAmazon EC2へのエクスポート(出力)をします。次にEC2へのアップグレードウィザードを使い、EC2のインスタンスを作成します。

つまりAmazon lightsailからEC2へスペックアップすると考えてください。

スペックダウンの手順

インスタンスのプランでスペックダウンをして金額を下げることはできますが、EC2へと切り替わっったインスタンスは元のAmazon lightsailには戻すことはできません。

サーバーを立ち上げ後の設定

静的IPを作成するをクリックする画像

IPアドレスを動的から静的(固定)アドレスへと変更します。これをしなければ、インスタントを停止して再起動した時にアドレスが変わっていまいます。せっかく作ったワードプレスにログインできなくなります。

DNSゾーンの作成をする

DNSゾーンの作成をする画像

DNS「ドメインネームシステム」ゾーンは覚えにくい数字の羅列である静的(固定)アドレスを分かりやすい「example.com」などのドメインにしてくれます。この時ドメインはあらかじめ用意しておく必要があります。

「Amazon Lightsail」の注意点

AWSのマネジメントコンソール画像

AWS(アマゾンウェブサービス)のパッケージサービスとなっているAmazon Lightsailですが、プロ用のEC2へといつでもスペックアップできる点で設定することが多いのが特徴です。

主な注意点

AWSの課金確認の画面画像

Amazon Lightsailで一番気をつけないといけない事は、インスタンスを停止している場合でも課金されてしまうことです。

パッケージで集約されているために設定が多い

Amazon Lightsailは、webの仕事で色々な可能性を広げてくれます。またEC2へのスペックアップもあるので、プロジェクトの初期段階などで使うには適してます。

しかし、個人でまずはブログを始めたいと考えている方には専門的な部分も多く、理解するのに時間がかかってしまいます。また、EC2からAmazon Lightsailへスペックダウンができないことも注意してください。

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