「OneDrive」とはマイクロソフト社が提供しているオンラインストレージサービスですが、Macで「OneDrive」を使う場合はデメリットがいくつかあります。今回はMacで「OneDrive」を使う場合のメリットやデメリットを詳しく解説します。
「OneDrive」とはマイクロソフト社が提供しているオンラインストレージサービスです。
オンラインストレージサービスとは、インターネット上にファイルを保存し、その保存された共有ファイルを複数人で、PCだけでなくスマホやタブレットなどの端末からもアクセスできるサービスとなっています。
「OneDrive」とはマイクロソフトのアカウントがあれば誰でも利用できるオンラインストレージサービスで、マイクロソフト製品である「Windows」や「Office」とはとても相性のよいサービスです。
Windows7や8では「OneDrive」を利用するためにアプリをインストールする必要がありましたが、Windows8.1からは「OneDrive」との連携が進みブラウザ上で開くことが可能となり、さらに使いやすくなっています。
「OneDrive」は以下の端末で使うことができます。
オンラインストレージサービスとは「OneDrive」の他にも世界中で人気の「Dropbox」や無料で使える容量が大きいことが特徴のGoogleの「Google Drive」などがあります。ではまず「OneDrive」と「Dropbox」を比較してみましょう。
ではまず、「OneDrive」と「Dropbox」の料金比較を一覧で見てみましょう。「OneDrive」はマイクロソフトアカウントを作成することで、無料で5GBまで利用可能です。
そして月額224円で100GBまでのストレージ容量が提供される「OneDrive 100GB」という有料プランがあります。
「Office 365」を契約すると1TBまでの「OneDrive」が利用できる特典がある点も大きなメリットです。「Dropbox」は無料版は2GBまで利用可能です。
容量 | OneDrive | Dropbox |
2GB | ー | 無料 |
5GB | 無料 | ー |
15GB | ー | ー |
50GB | ー | ー |
100GB | 224円/月 | ー |
200GB | ー | ー |
1TB | 1274円/月 | ー |
2TB | ー | 1500円/月 |
3TB | ー | 2400円/月 |
「OneDrive」と「Dropbox」を比較すると、「OneDrive」は他のオンラインストレージに若干の上乗せする料金で「Excel」や「Word」といったOfficeアプリが利用できるという特徴があるので、その分割安と考えられます。
「Dropbox」のメリットはGoogle同様OSの違いによる使いにくさが無いという特徴が挙げられます。「Dropbox」と比較すると「OneDrive」はMacとの連携に関しては少々難がある点がデメリットです。
ではここで、「OneDrive」の特徴について見ていきましょう。
「OneDrive」とは複数の端末間で同じファイルを簡単に共有したり、第三者にファイルを公開したりと様々な機能を提供しています。では「OneDrive」の主な特徴について見ていきましょう。
「OneDrive」はデータの安全性を最優先していてマイクロソフト社が管理するデータセンターに保管されています。
データは最先端の技術持って管理され、2段階認証やアクセスの入退室管理など、万が一のデータ盗難や、災害などに備えて複数のデータ保護の仕組みが取られています。
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