Twitterは情報を集めるのに便利なツールですが、中にはTwitterでスパムを利用して、アカウントを乗っ取るユーザーもいます。
この記事ではTwitterでスパム被害を受けたらどうすれば良いのかについて解説します。
一般的に「スパム」とは、迷惑メールのことを指しますが、Twitterでは何が「スパム」とされるのでしょうか?
Twitterの公式サイトを見ると、その基準は明確に表示されており、Twitterルールに違反するさまざまな禁止行為のことを指すとのこと。一般的に言うと、スパムとは他の利用者の迷惑となる行為を一方的に繰り返すこと。
Twitterユーザーを騙そうとしたりするだけでなく、Twitterのアカウントに対して、コミュニケーションを自動で行う操作も含まれます。
Twitterでのスパムツイートによく見られるものは以下のようになります。
もしもあなたのTwitterで「アカウント乗っ取り」されると、あなたのフォロワーに対し不適切な文章のダイレクトメッセージ(DM)を勝手に送りつけたり、有害なリンクや無関係な広告などのスパムツイートを大量にタイムラインに投稿されたりしてまいます。
これらは無差別に行われる場合が多く、またなかなか気付けません。
自分のTwitter宛に送られた「ひょっとして乗っ取られてない?」というリプライやDMなどで初めて「アカウント乗っ取り」されていたことに気づくケースが多いのです。更に、それに気が付いた時には既にひと通りのスパムツイートが投稿された後…ということもざらです。
昨今ではTwitterに限らず、Instagramやfacebook、LINEなどのSNSの「アカウント乗っ取り」が絶えません。つまり、Twitterなどのアカウントの乗っ取りは決して他人事ではなく、自分にも十分起こり得るものなのです。
もし自分のTwitterアカウントが「乗っ取り」されてしまったら、勝手にスパムツイートや広告のリツイートを行っている自分のアカウントを見て、パニックになってどうしていいかわからなくなってしまう方が多いのではないでしょうか?
この記事では、Twitterの「アカウント乗っ取り」をされる原因と、乗っ取られた際にすぐに行える対処方法、そしてTwitterの「アカウント乗っ取り」をされない予防策を解説していきたいと思います。
Twitterで勝手にスパムツイートやリツイートをされてしまう原因の多くは、実はアカウント乗っ取りではありません。
あなたが自分のTwitterアカウントへのアクセスを許可した連携アプリがツイートしているんです。
Twitterを利用していて、このような画面を見たことがあると思いますが、これはアプリをTwitterのアカウントに連携する際の許可を求める確認画面です。
基本的にはTwitterと連携しても問題はありません。しかし、ここでしっかり許可する権限を確認しておかないとまるで乗っ取りのように勝手にツイートされたりしてしまいます。
上の画像の赤枠の中を見てみましょう。「このアプリケーションは次のことができます。」というところに、「ツイートする。」と記述されていますよね。この連携アプリの場合だと、「プロフィールを更新する。」という記述まであります。身に覚えのないツイートが勝手に投稿されてしまう原因はここにあったのです。
つまり、Twitterアカウントの乗っ取りではなく、連携アプリが勝手にツイートすることに自ら許可をしたことになるのです。
面白そうな画像や見出しの載ったツイートや、「今なら○○名様に豪華賞品の××をプレゼント!」なんていうツイートを見て、そのURLにアクセスしたりしませんでしたか?
そのようなURLにアクセスすると、大体Twitterアカウントとアプリの連携を許可するページへと移動します。
そこでうっかりアプリを連携してしまうと、その連携アプリがあなたのTwitterアカウントからツイート出来る権限を得てしまいます。
すると卑猥なアダルト広告や、怪しいダイエット商品、本物かどうかも疑わしい海外ブランドの販売ページを紹介するツイートを勝手にリツイートされてしまったり、スパムツイートをされてしまったりするのです。
注意したいのが、Twitterアカウントとの連携を求めて来るアプリが、必ずしも勝手にスパムツイートをするようなのアプリとは限らないということ。
Twitterと連携することにより、使いやすく利便性を高めることを目的としたアプリや、各種企業のキャンペーン用アプリなどもあります。
自分自身で信頼性のあるアプリがどうかをしっかり確かめてからアプリを連携するように心がけることが大切です。
Twitterにある「Twitterデータ」という項目から、自分のTwitterアカウントへのログイン履歴を確認することが出来ます。
この「Twitterデータ」は閲覧しようとするとパスワードの入力を求められるほど非常に重要なデータです。
「Twitterデータ」では、Twitterアカウントの作成日やユーザー名、登録メールアドレスや電話番号のほか、Twitterアカウントにアクセスしている端末や、ログインした場所、そして連携アプリがログインした履歴を確認することができます。
右上のプロフィールアイコンをクリックしてメニューを表示します。
メニューから「設定とプライバシー」をクリック。
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