Google Chromecast Audio(クロームキャストオーディオ)を利用しようと検討している方に向けて今回は、Google Chromecast Audio(クロームキャストオーディオ)の使い方やできること、機能・価格をご紹介します。
Google Chromecast Audio(クロームキャストオーディオ)とは、スピーカーに接続することで端末からWi-Fiで音楽をストリーミングできます。
Bluetoothスピーカーと類似していますが、Google Chromecast Audio(クロームキャストオーディオ)では、Wi-Fiであるため音質が良く、Spotifyなどの音楽サービス、クラウド上の楽曲を再生することができます。
Google Chromecast Audio(クロームキャストオーディオ)では、Google Chromecast Audioを接続したスピーカーとスマホが同じWi-Fiで接続するだけで、スマホから操作してスピーカーからChromecast Audioを通して音楽を再生することができます。
Google Chromecast Audio(クロームキャストオーディオ)の使い方には『Wi-Fi環境とスピーカーが必須』となっています。
利用されているスピーカーにGoogle Chromecast Audioを直接挿入する場合は、スピーカーが『パワードスピーカー』『アクティブスピーカー』などのパワーアンプを内蔵している仕様のものでないといけません。
※パワーアンプ内蔵スピーカーには、電源ボタン、ボリューム調節つまみが付いているのが特徴です。
利用しているスピーカーが、アンプを内蔵していない『パッシブスピーカー』である場合はGoogle Chromecast Audio(クロームキャストオーディオ)を一度アンプに接続しなければ利用できません。
パッシブスピーカーとは、スピーカー内部にアンプが内蔵されていないスピーカーです。
アンプとは、増幅器のことです。
Google Chromecast Audio(クロームキャストオーディオ)に同梱されているケーブルのサイズは3.5mmステレオミニケーブルのみです。
そのため、アンプの入力ジャックに適したサイズのジャックが存在していない場合は、対応するケーブルまたは、変換アダプタを別途購入する必要があります。
Google Chromecast Audio(クロームキャストオーディオ)の特徴/メリットを説明します。
Google Chromecast Audio(クロームキャストオーディオ)で利用されているWi-Fi接続とBluetooth接続では、お互いに無線で接続しているためどちらでもかまわないのではないかと思うかも知れません。
しかし、Wi-Fi接続のほうがいくつかの機能において優れていると考えられます。
『インターネット接続にも使われているので通信が安定』という特徴があります。それは、通信規格がGoogle Chromecast Audio(クロームキャストオーディオ)で採用されたWi-FiとBluetoothでは異なるためです。
Google Chromecast Audio(クロームキャストオーディオ)で採用されているWi-Fiの特徴を説明します。
Wi-Fiの規格とは、11g、11aは54Mbps、11nは300Mbps、11acでは6.9Gbpsの速度が出ます。
それに対してBluetoothの通信速度は最大で24Mbps程度です。
また、通信距離に関して見ると、Wi-Fiは数百メートル先まで電波は届きますが、Bluetoothは届いても数十メートルしか届かないという特徴があります。
他にも、Bluetoothの周波数は2.4GHz帯であるのに対して、Wi-Fiとは、2.4GHz、5GHz、60GHz帯を使用しています。
Wi-Fiで2.4GHz帯を利用する場合には、Chromecast AudioのWi-FiとBluetoothで互いに電波干渉が起きてChromecast AudioのWi-Fiの通信状況が大幅に落ちてしまうという特徴があります。
上記で記載した通りにGoogle Chromecast Audio(クロームキャストオーディオ)で採用されているWi-Fiでは、高速の通信が可能となっています。
そのため、大きなデータを転送できるためChromecast Audioで高解像度・高音質で動画や音楽を楽しむことができるという特徴があります。
Google Chromecast Audio(クロームキャストオーディオ)で採用されているWi-Fiは通信速度が高いのがメリットですが、消費電力が激しいため、Wi-Fiを利用している端末のバッテリーが消耗しやすいという特徴があります。
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