Google Chromeのプラグイン設定ができた「chrome://plugins」。現在は「chrome://plugins」が表示されない/アクセスできない状態になっています。その原因と、同じようなものを利用できるようにする方法の紹介をします。
Google Chromeでは、「chrome://」を利用することで様々な便利機能を使うことができます。その中でも「chrome://plugins」をよく利用していたという人もいるかと思います。
特にFlash Player関係の設定をおこなっていた人は利用頻度も高かったのではないでしょうか。
その「chrome://plugins」ですが、現在表示されない/アクセスできない状態となっています。実のところ、アクセスできなくなったのは2017年3月以降からです。
「chrome://plugins」開けないとはどういうことかと思う人もいるかも知れませんが、言葉通りの意味でそのページ自体が消えているのです。
この「chrome://plugins」ですが、Google Chromeのバージョン57以降で廃止されていますので、それ以降にGoogle Chromeをインストールした人、アップデートを実行した人は開けません。
なお、廃止された「chrome://plugins」にアクセスすると、上記のように「このサイトにアクセスできません」と表示され、開けない状態です。
Google Chromeのバージョン57が公開された2017年3月には既に開けない状態となっていましたので、「chrome://plugins」を頻繁に利用していた人は利用できないことに気づいたタイミングも早かったかと思います。
ご無沙汰だったという人や古いサイトなどを参考にして「chrome://plugins」を利用しようとした人は、このページを開けない事に驚いた人ということが今は多いのではないでしょうか。
廃止された「chrome://plugins」を利用することで設定できていたGoogle Chromeのプラグイン。今はどのようにして設定するのか、「chrome://plugins」の代わりとなる方法の説明に移ります。
2021年6月現在、Google Chromeのプラグイン設定は「chrome://plugins」ではなく「chrome://settings/content」を利用します。
なお、Flash Playerの設定は「chrome://settings/content/flash」から設定可能でした。過去形になっていることから分かるかと思いますが、このFlash Playerの設定に関しては2021年6月現在利用できません。
「chrome://plugins」と違いエラーが出ないため分かりづらいかもしれませんが、入力しても「chrome://settings」のページに飛ばされ、そもそも開くことができない状態です。
Flash Player自体が2020年末に廃止となったため、Google Chrome側も必要ないからと削除したのだと思われます。
当然ながら、Google Chromeの設定画面で「flash」で検索しても結果が表示されません。Flash関連の設定は全てなくなったと思いましょう。
Flash Player関係の設定ができた「chrome://plugins」は、2017年3月ごろから利用できなくなっています。
現状でも、廃止されたFlash Playerの設定自体が消えているため、「chrome://plugins」で利用できていたFlash系の設定はできなくなっています。
2020年末に廃止されたことを踏まえての変更点ですし、実際もうFlash Playerは利用することができません。そういう物があったという思い出という形で頭の隅に入れて、Google Chromeを利用していって下さい。