Androidスマホのデータ通信量を節約したいのなら、Chromeのライトモードを活用するといいでしょう。この記事では、Chromeの通信量を軽減するライトモードとはどのような仕組みで、どのように設定すればいいのか詳しく解説します。
データ通信量の節約方法に悩んでいる方はとても多いものです。毎月の高速データ通信を早々に使い切ってしまい、月の後半は低速通信に耐えながらスマホ生活を送る方もたくさんいます。
そこで、Androidスマホのデータ通信量がかかりすぎる場合には、Chromeをライトモードにして通信量を軽量化するのがおすすめです。この記事では、Androidユーザーならぜひ設定したい、Chromeのライトモードについて詳しく解説します。
Androidのデータ通信量が節約できる、Chromeのライトモードとはどのようなものなのでしょうか。まずはその仕組から解説します。
Chromeのライトモードとは、WebサイトのデータをGoogleのサーバー経由でAndroidにダウンロードする仕組みです。AndroidのChromeでライトモードを設定しておくと、ChromeでWebサイトを閲覧するときに、トラフィックの一部がGoogleのサーバーを経由してからAndroidのChromeにダウンロードされるようになります。
Webサイトが重い場合にはGoogleのサーバーを経由する時にデータが軽量化されるので、Androidへのダウンロードを軽減できます。不要なコンテンツは取り除かれデータは軽量化されますが、主要なコンテンツは必ず読み込まれるので、Webサイトの利用に支障はありません。
ライトモードの利用にはメリットもあればデメリットもあります。Chromeでライトモードを利用するメリットとは次のとおりです。
AndroidのChromeをライトモードに設定することで、実際どのくらいのデータ通信量が節約できるのでしょうか。
筆者はかなり以前からライトモードに設定しています。AndroidのChromeの設定からライトモードを開くと、どのくらいデータ通信量を節約できたのか確認できます。
筆者の場合には1ヶ月間でChromeで1.74GBのデータを使用し、その中でライトモードの利用によるデータ削減料は327MBだとのことです。16%のデータ通信量の軽量化に成功しています。
平均して、10%から20%程度のデータ通信量の節約ができると考えていいようです。
Chromeでライトモードをオンに設定するにはどうしたらいいのでしょうか。ライトモードの設定方法は次のとおりです。
AndroidのChromeでライトモードを設定していきましょう。
Chromeを開き、画面の右上の「︙」をタップします。
「設定」をタップします。
画面を下にスクロールし「ライトモード」をタップします。
「ライトモード」を「オン」にします。これでChromeでWebサイトを閲覧する時には、データがChromeのサーバーを経由することになります。