会議の音声をMacで録音したい!あるいはMacで再生している動画の音声を録音しておきたい!ということ、ありますよね。この記事では、QuickTimeとSoundflowerを使って、Macで音声録音する方法をご説明します。
「会議の音声をMacで録音したい!」「Macで再生中の動画の音声を録音しておきたい!」など、Macでの録音はなにかと便利ですよね。しかし、意外と録音用のアプリやシステムを使いこなせていない、という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、Macを使って音声を録音する方法を、2種類に分けてご説明します。Macをお使いのかたならきっと役立つ機能なはず!
一概に「Macで鳴ってる音声を録音する方法」といっても、大きく2つに分けられます。「Macの外部で鳴っている音声の録音」と、「Macの内部で鳴っている音声の録音」の2つです。音源がこのどちらなのかによって、Macでの録音の方法は変わってきます。
Macの外部で鳴っている音声を録音する場合でも、内部で鳴っている音声を録音する場合でも、Macのアプリやシステムで簡単に録音することができるんです。この記事では、録音する場所ごとに分けて、その方法をご説明します。
アプリによっては、元々システムに備わっている機能で録音ができる場合もあります。例えばSkype音声の録音については、こちらの記事も参考にしてみてください。この記事はWindows向けですが、Macでもやり方はほぼ同じです。
それではいよいよ、Macで音声を録音する方法をご説明していきたいと思います。
先ほど述べた2種類のパターンのうち、Macの外部で鳴っている音声を録音する場合には内蔵マイクを、Macの内部で鳴っている音声を録音する場合にはSoundflower、LadioCast、そしてQuickTime Playerという3種類のアプリを使います。
まずはMacの外部で鳴っている音声を録音する場合について、Macの内蔵マイクで音声を録音する方法をご紹介したいと思います。
MacのOSがMojave以上の方は、アプリケーションにある「ボイスメモ」を起動すれば、録音ボタンから簡単に録音ができるはずです。
MacのOSがMojaveになっていない方の場合、「ボイスメモ」のアプリがMac上にありませんので、この方法は使えません。その場合でも、後ほどご説明するQuickTime Playerというアプリを使うことで、録音をすることができます。
Macから内部出力されている音声を録音するには、Soundflower、LadioCast、そしてQuickTime Playerという3種類のアプリを使う必要があります。そのため、録音の準備までには少し手間がかかります。
しかし、アプリのMacへのインストールさえできてしまえば、その後の録音・保存・再生は非常に簡単ですので、この機会にぜひチャレンジしてみてください!録音だけではなく、Mac上で音声の書き起こしをするときなどにも役立ちますよ。
Soundflowerはこちらのリンクからインストールすることが可能です。リンク先で「Soundflower-2.0b2.dmg」を選択してzipファイルをダウンロード・解凍し、インストールしてください。
インストールが完了したら「Soundflower.pkg」をダブルクリックして開きます。
なお、このファイルはMac用ですのでWindowsでは使えません。また、Mac OSは新しい方が望ましいですが、多少古いOSでも使用可能です。
Macでの録音において、Soundflowerのアプリ自体を開いて使用することはなく、あくまでもバックグラウンドシステムとして活用します。ただし、セキュリティの関係でインストールが完了しないことがあるので、その対処策を簡単にご説明します。
「“Soundflower.pkg”は、開発元が未確認のため開けません。」というエラーメッセージが表示された場合には、そのままではインストールを続けられません。一度OKを押してインストールを中断しましょう。
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