WEBページを画像として保存できるスクリーンショット。
Firefoxのスクリーンショットのテクニックと注意点をお伝えします。Firefox標準装備だからアドオン不要。フルスクリーンショットも出来る優れもの。Firefoxの便利機能、活用してみませんか?
友達と飲みに出かけることになりました。みんなでどこのお店に行こうかと、色々なお店を比較検討したい!それぞれのお店の場所、メニュー、営業時間などの情報を調べると、詳しいWEBページはいろいろあります。
でも情報の場所はバラバラで、必要なのはホンの一部なのに、WEBページのリンクをたくさん貼っても、スマホで見るにはどうもめんどくさい。開いては戻りしているうちにみんな目がショボショボ(笑)してしまって、話が進まなくなることがあります。
そんな時スクリーンショットを使えば、それぞれのWEBページの情報をキャプチャーして一枚の「画像」にすることで、スマホやパソコンから簡単にメールやSNSで送ることができ、視覚的に共有できるので、情報誌を囲んで相談するときのように盛り上がります。
せっかくの飲み会、準備段階から楽しみたい。今回はそんなときに役立つテクニックのお話です。
一般的にスクリーンショットといえば、パソコンのショートカットキーの機能です。基本操作はこんな感じ。
でもこの操作、ご存知のように、ディスプレイの全体のキャプチャーを撮る操作なので一部だけを選択することができません。
ですから、撮れた画像を使おうと思ったらデスクトップ上のごちゃごちゃが一緒にキャプチャーされてしまっていたり、大事な情報が画面に収まらず途切れてしまったり。
不要な部分をトリミングしたりつなげたりと、工夫しているうちに時間が経ってしまって、気がついたら余分な手間がかかっているなんてこともしばしば。
でも、Firefox 搭載のスクリーンショット機能を使えば、WEBページだけをキャプチャーでき、そのまま画像として保存されます。なんとアドオン不要で充分便利なスクリーンショットが搭載されているのです。
Firefoxでは、使いたいシーンに合わせて、4種類の方法でスクリーンショットを撮ることができます。何度も言いますが、アドオンのダウンロードは必要ありません。これさえ覚えておけば、ちょっとした連絡に、いつでも使い放題です。
では実際にみてみましょう。
レストランの地図や、定休日・営業時間の情報など、WEBページの中のほんの一部だけ、友達に伝えたい。
そんな時、この「ページの一部だけキャプチャーする」方法が使えます。
この方法でキャプチャーすることで、現在表示中のWebページの中で、見えている中の一部分だけをスクリーンショットできるのです。
あとでキャプチャーの方法の説明の中で画像を載せますが、スクリーンショットの画面ではマウスをぐるぐる動かすと、ポインター近くの要素が点線でハイライト表示されます。
スクリーンショットしたい情報が全部入った点線がある場合、これをクリックすると、その部分だけきちんと明るく表示され、キャプチャーすることが出来ます。
点線で囲われた中に、スクリーンショットしたい情報が全て入っておらず、二つ以上に分かれてしまう場合、マウスで必要な情報を囲むようにドラッグし、ハイライトさせることでスクリーンショットする範囲を選ぶことが出来ます。
「ここおいしそうだよね。」と伝えたいとき、WEBページから店名や地図だけでなくメニューの画像も入るようにスクリーンショットすると、共感を得やすくなります。そんなときにはページの範囲を設定してキャプチャーするこの方法がおすすめです。
オフラインで情報を見ながら作業したいときなど、Webページの情報全てをスクリーンショットしたいときもありますよね。
firefoxでは、「ページ全体をスクリーンショット」のボタンを選ぶことで、Webページのスクロールできる範囲すべてを一枚のpng画像として保存することが出来ます。
PC本体の機能であるスクリーンショットでは絶対カバーできない、このフルスクリーンショット機能。
あとから読みたい、一度読んだけど何度も読み返したいあの文章も、誰かに教えたい面白いサイトも、玄人はだしのブロガーさんの参考にしたい作業工程ブログも、もう、何ページにも渡って印刷したり、何枚もスクリーンショットを撮ったりしなくていいんです。
ネットサーフィンあるある、「一生懸命読んでいる最中に指が触ってしまい、広告に飛んでしまう」なんてこともありません。
範囲選択するためのドラッグも不要、ボタンひとつでポンとフルスクリーンショットが撮れ、画面いっぱいに拡大しても許容範囲の解像度で保存してくれるこの機能は、初めて使う方には目からウロコ間違いなし。Firefoxすごいです。
これまで必要な情報をキャプチャーするためのスクリーンショットの種類を色々説明しましたが、急いでいるときなど、表示されているところにとりあえず情報があるからさくっとスクリーンショットを撮りたい、というときも多いと思います。
また、ディスプレイの大きさに合わせて、ぴったり表示されるようにと工夫して作られているサイトも多くあります。そういったときには表示されている部分をキャプチャーする方法がおすすめです。
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