スマホ用のゲームアプリをPCでも楽しみたいが、使い方が分からないと思ったことはありませんか?そんな方におすすめするAndroidエミュレータが「Bluestacks4」です。本記事では、Bluestacks4の特徴や使い方、Noxとの比較について解説致します。
初めに、Bluestacks4とはどのようなものなのかについて説明させていただきます。
Bluestacks4は、アメリカの会社「Bluestack Systems, Inc.」が開発提供しているAndroidエミュレータで、コンセプトは「より軽く、より速く」です。Bluestacks4の読み方は、「ブルースタックスフォー」です。
下の動画の再生ボタンをクリックすると、Bluestacksの紹介動画をご覧いただけます。
動画自体はBluestacks3の時のものですが、大きく変更された点はなく、Bluestacks4は、Bluestacks3を最適化・高速化したものになります。
Bluestacks4は、Androidスマホ用のゲームアプリをPCの大画面でプレイすることができるAndroidエミュレータで、ゲームアプリ以外も対応しています。
エミュレータとは、機械の仕組みを真似た機械・ソフトのことで、エミュと略されることもあります。エミュレータの語源の「エミュレート(emulate)」は、英語で「真似る」という意味です。
すなわちAndroidエミュレータとは、Androidスマホの仕組みを、PCで模倣・再現させたもののことです。
通常のアプリのようにBluestacks4にアプリをインストールするだけですぐに使うことができ、PCとスマホを繋いだりする必要もないため、Androidスマホの使い方を知っている人であれば、簡単に扱うことができます。
Bluestacks4の特徴について説明させていただきます。Bluestacks4の主な特徴は、以下で紹介させていただく4つです。
Bluestacks4の特徴1つ目は、キーマッピング機能が充実しているという点です。
キーマッピング機能とは、ゲームの操作を行う際、キーボードやマウスのボタンをゲーム画面上の特定のポイントに割り当てることにより、実際に画面をタッチしたような操作が可能になる機能のことで、主にアクションゲームなどに用いられます。
Bluestacks4では、ほぼPCゲームと同じようなキーマッピング機能が利用できるという特徴があります。特に、FPS(ファーストパーソン・シューティング)系のゲームでは、ゲーム内の状況に応じた個別の操作を詳細に設定することができます。
さらに、自分で設定したキーマッピングを一覧で確認することも可能です。尚、Bluestacks4でゲームをプレイすると、同じようにエミュレータを使っているユーザー同士の対戦となります。
Bluestacks4の特徴2つ目は、UIのカスタマイズが可能であるという点です。UIとは、ユーザーインターフェイス(User Interface)の略で、表示画面や操作方法のことです。
Bluestacks4の前バージョンであるBluestacks3Nでは、アプリセンターと画面がトップページとして起動時に表示されていましたが、Bluestacks4では、アプリセンターはタブとして独立し、よりシンプルなUIとなりました。
アプリセンターはランキングや人気のゲームを探すのには便利でしたが、利用されない方もいらっしゃったと思います。利用されない場合は、閉じておくことができるため、より使いやすくなりました。
さらに、余計なタブを閉じることは使用リソースの削減につながるため、より快適にプレイすることができます。尚、これまでのマイアプリはホームのタブに統合されました。
Bluestacks4の特徴3つ目は、低スペックPCでも快適に使えるという点です。
Bluestacks4の必要スペック条件はBluestacks3と変わらず、必要動作環境がWindows7以上で、RAMが2GB以上、推奨動作環境がWindows10以上で、RAMが6GB以上となっています。
必要スペック条件は基本的に変わっていませんが、BlueStacks4では、グラフィックス表現の再現性の向上・高速化により、低スペックPCでもより快適に利用できるようになったという特徴があります。
グラフィックスとは、3D画像などの複雑なデータ処理をCPUに代わり処理して、ディスプレイに表示するための回路のことです。
さらに、Bluestacks4の前バージョンであるBluestacks3Nでは動作しないアプリもありましたが、Bluestacks4では問題なく動作するアプリが増えたため、より快適に利用することができます。
Bluestacks4の特徴4つ目は、最新スマートフォンを最大8倍上回るパフォーマンスを実現しているという点です。
Bluestacks4では、オンデマンドシステムを採用し、必要最低限のリソースのみを活用することにより、無駄がなくなり、ユーザーひとりひとりのプレイ環境に合った最大のパフォーマンスを発揮できるよう設計されているという特徴があります。
オンデマンドシステムとは、「オンラインリアルタイムシステム」とも呼ばれ、端末装置と中央のホストコンピューターがオンラインで接続され、リアルタイム処理されるシステムのことです。
このオンデマンドシステムを採用したことにより、最新スマートフォンを最大8倍上回るパフォーマンスを実現させたのです。
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