OSのISOイメージファイルよりブータブルUSBメモリを作成できるRufusをご存知でしょうか?今記事では、Rufusのダウンロード方法から各種設定、起動方法やOSのISOイメージファイルでブータブルUSBを作成するRufusの使い方までご紹介していきます。
皆さんはパソコンがうまく起動しなくなった時、ブータブルUSBメモリなどのOS起動用の記憶媒体を使ったことはありますか?このブータブルUSBはパソコンを使って、各OSごとのISOイメージファイルから作成することが可能となっています。
万が一のことも考えて、OSのISOイメージファイルからブータブルUSBを作成しておくのも悪くはありません。今記事ではそういったOSのISOイメージファイルからブータブルUSBを作成するソフトRufusをご紹介していきます。
Rufusのダウンロード方法、起動方法やブータブルUSBを作成する前の各種設定方法、ブータブルUSBの作成方法まで説明していきます。
Rufusは各種OSWindows、Mac、LinuxなどのISOイメージファイルからブータブルUSBを作成するソフトです。WindowsXP以降のWindowsで使用することができます。
OSのISOイメージファイルにはWindows7からWindows10といった最新版のOSのイメージファイルに全て対応していますが、サポートが終了したWindows Xp/Vistaなどには対応していないので注意してください。
Rufusは、BIOSとUEFIに対応しており、比較的ブータブルUSBの作成する時間が大幅に短い点や、本体が約900KBと非常に小さい点、他にVHDファイルが使える点など、多くの優れた点を持ってます。
またRufusはフリーソフトなので、無料でブータブルUSBを作成することができます。Rufusには有料版はないため、厄介な機能制限はありません。広告も表示されないのでシンプルに操作することができます。
ただし有料版の代わりにRufusに寄付をすることができます。公式サイトの"寄付"といった項目内からいつでも寄付することができます。
今記事ではRufusの各種項目の設定を説明しますが、例外を除きほとんどの場合、全く設定を弄らずに、ブータブルUSBを簡単に作成することが可能となっています。Rufusの開発は海外ですが、項目の設定欄はほとんど日本語化されているので安心してください。
早速WindowsにRufusをダウンロードしていきましょう。Rufusはインストール作業が不要なアプリケーションなので、ダウンロードすればすぐに起動することができます。
以下の外部リンクからRufusの公式ダウンロードページに移動することができます。該当ページに移動できたら、"ダウンロード"にある"Rufus(バージョン名)"を左クリックして、Rufusのダウンロードを開始してください。
他に"Rufus(バージョン名) Portable"からRufusのポータブルバージョン、"他のバージョン"から過去のOSに対応しているRufusの過去バージョンもダウンロードすることができます。
RufusではOSのISOイメージファイルからブータブルUSBを作成する際に、Rufusの必要な各項目の設定を行うことができます。ここで紹介する各項目の設定に困った場合、基本的にデフォルトのままでも問題ありません。
Rufusのパーティション構成では"MBR"と"GPT"を選択することができます。基本的には"MBR"のままで大丈夫です。
Rufusのパーティション構成を決めると、隣にある"ターゲットシステム"の項目も変更されます。パーティション構成で"MBR"を選択した場合、パソコンによりますが"BIOS"と"UEFI"が選択できるようになります。
"UEFI"に対応しているパソコンでOSをUEFIでインストールする場合は、"パーティション構成"を"GPT"にして、"ターゲットシステム"を"UEFI"にしておきます。
RufusでUEFIブートする場合"ファイルシステム"の項目を"FAT32"を選択したほうがいいですが、基本的に"ファイルシステム"もデフォルトのままでも問題はありません。
1 / 3
続きを読む