英字を大文字で入力するCapsLock機能ですが、気がついたらオンになっていて、邪魔に思うことも多いかもしれません。CapsLock機能の有効/無効を切り替える方法や、CapsLock機能を無効にしつつ別の用途に割り当てる方法を解説します。
Capsとはアルファベットの大文字の意味があり、Lockは固定という意味があります。すなわち、CapsLockとは、文字通りキーボード入力を「大文字固定」にする機能を表しています。
通常英字のキーボード入力を行うと、基本は小文字で入力され、Shiftキーと組み合わせた場合のみ、大文字が入力されます。CapsLockキーを押してCapsLock機能をONにすると、英字のキーボード入力の基本が大文字入力になります。
通常だと英字の大文字を連続して入力しようとすると、Shiftキーを押しっぱなしにしながらキータイプを行う必要があります。CapsLock機能をONにすると、Shiftキーを押さなくても大文字になりますから、キータイプ時の手間を省略することができます。
英字の入力には便利なCapsLock機能ですが、日本語入力ではあまり意味がありません。日本語入力では、入力された英字が大文字か小文字かに関わらず、日本語変換が行われるからです。
WindowsでCapsLock機能を無効にしたい場合は、「Microsoft IME」のIME設定を変更します。タスクバーのIMEアイコンを右クリックしてプロパティを開き、詳細設定→全般の編集操作のキー設定変更から、CapsLockキーの割当を削除してください。
CapsLock機能の良くない所を多く紹介してきましたが、プログラミングやデザインなどで、英字の大文字を多くキータイプする場面では良い効果を発揮します。
ご自分がどのくらい英字の大文字を続けて打つ機会があるかを考え、あまり機会がなさそうであれば、CapsLock機能の無効を行うようにすると良いでしょう。
MacでCapsLock機能の有効/無効を切り替える方法を解説します。
システム環境設定を開き、「キーボード」をクリックします。
「キーボード」タブの下にある「修飾キー」をクリックします。
CapsLockキーの設定で「アクションなし」を選択し、「OK」をクリックします。これで、CapsLockを無効にすることができました。
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