Chromeを高速化する拡張機能や設定方法は?flagsでChromeを高速化しよう【2018年最新版】

Chromeが公開されて2018年で10年が経ちます。機能が充実するほど、パソコンが重い・遅いと感じる人も多いのでは?Chromeを高速化させ仕事の効率を上げましょう。パソコンを軽く、Chromeを高速化させたい人は必読!2018年最新版です。

目次

  1. 1Chromeを高速化する方法2018~遅いと感じた時に確認するべき原因~
  2. 不要なタブを閉じる
  3. メモリー使用状況を確認する
  4. 2Chromeを高速化する方法2018~少し重いと感じた時の設定方法~
  5. プライバシーとセキュリティ項目を変更する
  6. 3Chromeを高速化する方法2018~拡張機能を使った軽くする方法~
  7. Chromeの拡張機能「Fastr」を導入しよう
  8. 4Chromeを高速化する方法2018~flags設定を利用する方法~
  9. Chromeの隠し機能「flags」で速度アップを計る

Chromeを高速化する方法2018~遅いと感じた時に確認するべき原因~

Google CromeはWindows標準のInternet Explorerと方を並べるどころか、Webブラウザにおいてトップシェアになりました。Google Cromeは、当初から軽くて軽快に動作するというふれこみで人気に火がつきました。そんなGoogle Cromeも2018年で誕生10周年を迎えます。

Google社は2018年9月4日、「Google Chrome 69」を正式公開しました。この2018年版から端末独自のディスプレイ形状にWebページを最適化させることができるようになりました。2018年版で重要な改良はオムニボックスというChrome画面上部のURLや検索語句を入力する窓で検索できるものが増えたことです。

ユーザーが開いているタブやbookmark、Googleドライブ内のGoogleスプレッドシートやGoogleドキュメントなどのファイルも検索対象になりました。また、2018年版Chromeではタブごとにページの背景の色を変えたり、ショートカットを作成することもできるようになりました。

2018年版がリリースされ、Google Cromeはますます豊富なアプリや拡張機能がそなわり、その利便性で人気が増すと思われます。でも軽くてサクサク動くはずのGoogle Chromeも、便利な拡張機能をどんどん加えて長期間使用していると、”軽くてサクサク”というよりは”遅い”とか”重い”と感じるようになっている人もいるかと思います。

ここでは、Google Chromeの動作が”遅く”・”重く”なってしまう原因と、その対策について具体的な方法を紹介していきます。「Chromeを高速化する方法2018」と題して、大きく分けて4つの方法を紹介します。

まず、Google Chromeが"遅い"とか"重い"と感じたら、Google Chromeの設定を変更する方法で速度が上がらないか確認してみましょう。パソコンのスペックや回線速度を気にすることも必要ですが、Google Chromeの設定を高速化する方法で速度を上げることができます。

ぜひ、Google Chromeの設定を高速化することで、軽くてサクサクと動作するGoogle Chromeにしてください。Google Chromeが"遅い"とか"重い"と感じたら、下記の原因が考えられます。

・オペレーションシステムが64ビットなのにGoogle Chromeの32ビット版を使っている。
・タブを開きすぎていて、かつ機能拡張を入れすぎの状態で使用している。
・キャッシュや履歴のデータがハードディスクに溜まっていて、Google Chromeの読み込みに時間がかかっている。

まずオペレーションシステム(OS)が64ビットなのにGoogle Chromeの32ビット版を使っていないか確認してみましょう。こんな簡単な理由で動作速度が上がるかもしれないので必ず確認してください。

根本的な問題なので、もし間違って使っていれば、Google Chromeを簡単に軽くできる方法です。はじめに、コンピューターのプロパティからWindowsのシステムの種類を確認します。ここでは、まだまだ普及率の高いWindows7での操作方法を説明します。

スタートメニュー → コンピューター → プロパティの順にクリックすると、上図のようにシステムの種類が表示されます。最近販売されているパソコンの多くは、64ビットのオペレーションシステムを搭載していますが、上図のパソコンは少し古いので32ビットの表示になっています。

次に、Google Cromeのビット数の確認です。Google Cromeのブラウザ画面の右上の3点メニューアイコンをクリックし、表示されたメニューの中の「設定」をクリックしてください。(下図の通り)

Chromeの設定画面が表示されますので、画面左上の「設定」の左にある3本線メニューアイコン(下図)をクリックしてください。

下図のようなメニューが表示されるので、「Cromeについて」をクリックしてください。

下図のような、Chromeのバージョン情報表示されます。Chromeのバージョンの右にビット数の記載があります。この場合、WindouesのOSもGoogle Chromeも32ビットだったので、問題ありませんでした。

不要なタブを閉じる

次に、Chromeのタブを開きすぎていて、かつ機能拡張を入れすぎの状態で使用しているかどうかです。あまり容量の大きなメモリー(RAM)を搭載していない場合は、Chromeのタブを開きすぎないようにしましょう。

メモリー(RAM)を搭載容量は先ほどのWindowsのシステムの種類を確認した場所のすぐ上に記載されています。下図の「搭載メモリ(RAM)」の欄です。

ここには4GBと記載されていますが、メモリー(RAM)の搭載量が8GB以上と多ければさほど気にするほどではないと思います。

でも、2GB程度しか積んでいない場合は、Chromeが”重い”・”遅い”と思うことが多くなりますので、不要なChromeの機能拡張は削除するか、「無効」にしておくことをお奨めします。

拡張機能の確認は、先ほどの設定画面と同じです。

Google Cromeのブラウザ画面の右上の3点メニューアイコン →「設定」→ 設定画面左上にある3本線メニューアイコン の順にクリックすると、下図のメニューが表示されるので、「拡張機能」をクリックすれば拡張機能が表示されます。

メモリー使用状況を確認する

次に、キャッシュや履歴のデータがハードディスクに溜まっていて、Google Chromeの読み込みに時間がかかっている場合です。特に、メモリー(RAM)の搭載量が少ないと、適度に、キャッシュや履歴データをちょこちょこ削除しないとGoogle Chromeの動作が”遅い”・”重い”という状態になってしまいます。

まずは、実際にメモリー(RAM)の使用状況を確認してみましょう。
画面下のタスクバーを右クリックすると、上図のメニューが表示されますので、「タスクマネージャーの起動」をクリックします。すると下図のように「Windowsタスクマネージャー」が表示されます。

上図の例では10個のタブでサイトを開いている状態です。上図の画面上部の「メモリ」と表記されている部分をクリックすると、メモリーの使用量が多い順に並べかえられます。

この時のメモリーの使用状況を見てみると、Google Chromeだけで多くのメモリーを使用していることがわかります。上図の右下に「物理メモリ:75%」とあり、これがメモリ(RAM)の使用率です。パフォーマンスのタブを開くと2.55GBものメモリが使われていることがわかりました。

この状態から、Google Chromeのタブを5個閉じました。すると、「物理メモリ:65%」になり、メモリ(RAM)の使用量も2.18GBに減りました。さらにGoogle Chromeのタブを全て閉じたら、「物理メモリ:31%」、メモリ(RAM)の使用量も1.06GBになりました。
 

タブ数 メモリ使用量 メモリ利用率
 10      2.55GB         75%
  5      2.18GB         65%
    1      1.48GB         41%
    0      1.06GB         31%

上図より、タブを開くことでかなり大容量のメモリを専有していることがわかります。必要のないタブはその都度閉じることをお奨めします。

もっと詳しくみるには、Google Chromeの画面右上の「3点メニューアイコン」→「その他のツール」→「タスクマネージャ」の順にクリックすると、「タスクマネージャ」開きます(下図の通り)。

このタスクマネージャは先ほどのタスクマネージャーと異なり、Google Chrome限定での使用状況の詳細です。画面上部の「メモリ」と表記されている部分をクリックすると、メモリーの使用量が多い順に並べかえられます。

「ブラウザ」という表記は、Google Chrome本体にかかるメモリで、それ以外では、Gmail、OneDrive、Googleドライブ、などのWebアプリやWebページがメモリ使用量の上位になっていました。

関連するまとめ

関連するキーワード

この記事のライター
まった

人気の記事

新着まとめ